ミア・ワシコウスカ主演
海がくれた人生の奇跡とは―――
まばゆいターコイズブルーに彩られた映像美とともに描き出す母と娘の絆の物語
【INTRODUCTION/STORY】
世界最大の珊瑚礁地帯グレートバリアリーフを始めとする数多くの自然遺産があり、比類なきほどの雄大な風景、独自の生態系が広がるオーストラリア。
政治、経済、文化など、さまざまな面で日本との交流が盛んなこの南半球の国から、まばゆい輝きに満ちたヒューマン・ドラマが届けられた。
ターコイズブルーの海に育まれた母と娘の絆の物語を、環境保護のメッセージをこめて紡ぎ上げた感動作である。
監督を務めたのは、2022年に日本でも公開されたクライム・サスペンス『渇きと偽り』が好評を博したロバート・コノリー。
1997年に出版されたティム・ウィントンの原作小説に魅了され、長らく映画化を熱望してきたコノリーにとって、本作はその夢を叶えたプロジェクトとなった。
国際的に活躍するオーストラリアの実力派キャストによるアンサンブルも見逃せない。アビーを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』で脚光を浴びたのち、
ジム・ジャームッシュ、パク・チャヌク、デヴィッド・クローネンバーグ、ギレルモ・デル・トロといった名だたる巨匠、鬼才の作品に出演してきたミア・ワシコウスカ。
母との絆、自然との結びつきを心の支えに、よりよき未来をたぐり寄せようとするアビーの心模様を繊細に表現した。そして『サイレントヒル』のラダ・ミッチェルがバイタリティ溢れる母ドラを演じ、
コノリー監督の前作『渇きと偽り』で主演・プロデューサーを務めたエリック・バナが、母子と心を通わせる漁師マッカ役で登場する。さらに8歳と15歳のアビーをそれぞれ演じたふたりの新星、
アリエル・ドノヒューとイルサ・フォグが、映画にみずみずしい躍動感を吹き込んでいる。
若き海洋生物学者のアビー・ジャクソンは、母親ドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、故郷である西オーストラリアの海辺の町ロングボート・ベイに帰ってくる。
幸いにも症状は軽く退院したドラは、美しい海を一望できる高台の自宅に戻るが、言葉をまったく発しなくなっていた。そんなドラを世話するため、しばらく実家にとどまることにしたアビーの脳裏には、
いつも母と一緒だった少女時代の記憶が蘇る…。
【CAST】
ミア・ワシコウスカ
ラダ・ミッチェル
イルサ・フォグ
アリエル・ドノヒュー
リズ・アレクサンダー
エリック・バナ
【STAFF】
監督・脚本:ロバート・コノリー
脚本協力・原作:ティム・ウィントン
製作総指揮:アンドリュー・マイヤー、ロバート・パターソン、エリック・バナ、ジョエル・パールマン
撮影監督:アンドリュー・コミス
水中撮影監督:リック・リフィシー
編集:ニック・マイヤーズ
音楽:ナイジェル・ウェストレイク
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