現在 双極性障害を患っています。
この作品に興味を持った段階で罹っていた可能性もあります。
この作品に出てくる 死 はすべてが美しいです。
月曜日の計算し、予定通りに向かえる死。
火曜日の抑えきれない激情、からの子供達の和やかな声を聞きながらの死。
水曜日の深い悲しみ、挫折感からの救いの死。
金曜日の孤独に苛まれながら生きる老婆と、愛する人と迎える死の対比。
土曜日の 生 に意味を見出すための 死
日曜日の あの 鬱特有のあの精神状態
そこから一線を超えてしまった 死
木曜日のみ、自殺した人の名前職業年齢が淡々と表示されるだけだったので、最後に一人 終えられる人がいればなあ と感じつつ 美しい風になびく草木には心打たれ。
そして時折挿入される朽ちていく 人 だったもの。
監督は鬱なのかと言わざるを得ない。
本当あんな感じなんですよ。死にたくなる時って。
なんか見えるし聞こえる。
生きていれば必ず救われ、幸せになれるなんてーのは理想論でしかなく
その理想論を振りかざす奴らにはわからねぇだろうが
死こそが救いになることもあるんよ
どう生きるか決めれるなら、どう死ぬかくらい決めさせてくれる世の中になってほしいものだ
この映画は意外と鬱にやさしい
死にたくなったらこれを見よう
とりあえず明日は迎えられそうだ。