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新しき世界 [Blu-ray]
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ジャンル | 犯罪, アジア映画 |
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray |
コントリビュータ | パク・フンジョン, チェ・ミンシク, イ・ジョンジェ, ファン・ジョンミン, パク・ソンウン |
販売開始日 | 2023-04-05T00:00:00.000Z |
言語 | 韓国語 |
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商品の説明
“父"への忠誠か、“兄"との絆か。
潜入捜査は終わるはずだった…。孤独な男が夢見た新しき世界とは―。
数々の映画賞を受賞、動員468万人の大ヒットとなった韓国ノワール屈指の傑作!
『V.I.P. 修羅の獣たち』(2017)、『The Witch 魔女』(2018)のパク・フンジョン監督が2013年に発表した監督第2作で、動員468万人の大ヒットとなった韓国ノワール屈指の傑作。
ファン・ジョンミンが第34回青龍映画賞主演男優賞を受賞したのをはじめ、第50回大鐘賞の音楽賞、 第5回ボーヌ国際スリラー映画祭では審査員賞、
第46回シュッチェス・カタロニア国際映画祭ではフォーカス・アジア部門の最優秀作品賞など数多くの賞を受賞。
「イカゲーム」(2021)のイ・ジョンジェも最高の演技を見せる。
【ストーリー】
韓国最大の犯罪組織ゴールドムーンのイ・ジャソンは、組織の実質ナンバー2の幹部チョン・チョンの弟分として、組織の中で力をつけていた。
だが、ジャソンは組織犯罪壊滅作戦を進める警察の極秘部署に所属する潜入捜査官だった。彼は上司カン課長の指令を受けて8年にもわたり捜査を行っていたが、
兄貴分のチョン・チョンの信頼を得てその右腕となった今、組織を裏切っていることに複雑な思いが湧き上がっていた。
そんなある日、ゴールドムーンの会長が交通事故で急死し、跡目争いが勃発。組織壊滅を目論むカン課長は、「新世界」作戦を始動させる。
それは、ジャソンを組織のトップに据えるというものだった…。
【キャスト】
イ・ジャソン……………イ・ジョンジェ
チョン・チョン…………ファン・ジョンミン
カン・ヒョンチョル……チェ・ミンシク
イ・ジュング……………パク・ソンウン
シヌ………………………ソン・ジヒョ
コ局長……………………チュ・ジンモ
【スタッフ】
監督・脚本:パク・フンジョン『The Witch/魔女 ―増殖―』『The Witch/魔女』『V.I.P. 修羅の獣たち』『悪魔を見た』
撮影:チョン・ジョンフン『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『ラストナイト・イン・ソーホー』『お嬢さん』『オールド・ボーイ 』
音楽:チョ・ヨンウク『別れる決心』『工作 黒金星と呼ばれた男』『タクシー運転手 約束は海を越えて』
【言語】
1.オリジナル(韓国語)/5.1ch DTS-HD Master Audio
2.日本語吹替/2.0chリニアPCMステレオ
【字幕】
1.日本語字幕
2.吹替用日本語字幕
【映像特典】
●アクションシーンメイキング ●キャストインタビュー ●未公開シーン ●フォトメイキング ●オリジナル予告編2種 ●日本版予告編
2014年全国劇場公開作品
New World(原題:신세계)
2013年/韓国/134分
© 2012 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved.
発売・販売:ツイン
※発売日、ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 16:9
- 言語 : 韓国語
- 梱包サイズ : 17.1 x 13.5 x 1.2 cm; 70 g
- EAN : 4995155252946
- 監督 : パク・フンジョン
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray
- 時間 : 2 時間 14 分
- 発売日 : 2023/4/4
- 出演 : イ・ジョンジェ, ファン・ジョンミン, チェ・ミンシク, パク・ソンウン
- 吹き替え: : 日本語
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (DTS-HD Master Audio 2.0), 韓国語 (DTS-HD Master Audio 5.1)
- 販売元 : Twin(ツイン)
- ASIN : B0BS15NTX4
- 原産国 : 日本
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,503位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 86位外国の犯罪・ギャング映画
- - 2,187位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ストーリーを追うごとに分かってくる人間関係が大変面白かったです。
近作の「THE WITCH」より前の作品では、女性は復讐をしない存在で有り、男性に対し視覚的に刺激を与えサド的な感覚を意識させたり、或いは倫理的な後ろめたさを感じさせる為の装置として認識されたのではと感じます。つまり観客に関して男性の視線が前提となっていると言う事なのでは。
そして登場する男性の多くがいきがり、ナルシスティックな態度、暴力を厭わない、価値を置くものと軽視するものの落差が大きいのです。例えばチェ・ミンシクはヤクザを軽視する態度を崩さない。イ・ジョンジェの妻に対しても道具として扱い、女性に対し内面を見せない。パク・ソンウンは自身が権力の座に就くことに疑念を持たないし、死ぬときも弱みを見せない。ファン・ジョンミンは少し複雑ですが、暴力には躊躇が無く、韓国のヤクザ社会に対し内心優位性を感じている。この映画のストーリーはこの三人の対立、自己の優位性を巡る争いにイ・ジョンジェが巻き込まれると言うものなのです。そしてこの三人は罰を受けるのです。逆にこの構造が有るので男性の観客からは〈かっこよく〉見えてしまうと言う気がするのです。
イ・ジョンジェだけが妻帯し、流産すると言う罰を受けるにせよ、社会に対し責任を果たす立場に立つが、三人は独身の様に見え、女性を道具化し、死ぬ事によって社会的責任からは逃れ去る。そこで、ヤクザと警察との違いが、イの選択を明らかにすると考えられます。ヤクザは脱法的な自由さが有り、男性としての優位性を表現しやすい立場ですが、警察は法的拘束性が有る。権力が背景にある事によって個としての優位性が弱まるのです。そこでチェ・ミンシクは潜入捜査や意図的にヤクザ組織内の対立を起こして裏でコントロールする優位性を手放せないのです。イはチェにコントロールされる事、優位性を持たれることを望まなかったのは、それが社会や倫理的な適性を上回るものだったからだと。
エピローグ的に過去の関係性が明らかにされるのですが、チェは命令する立場、〈華僑〉と言う出自を利用する立場で登場します。一方ファン・ジョンミンは同じ〈華僑〉としてイと二人で出入りを行う。ここに労働の共有、ヤクザは苦労や危険な仕事の共有に基ずく共鳴と上下関係が形成されます。ファンがイをブラザーと呼ぶには理由が有ったと言う事なのだと。命令する立場と労働を共有する立場を選ぶならと言う労働者視線が観客には求められるのです。
ファンは華僑出身から差別を意識し、中国の経済的優位性から韓国組織の中で出世するが、完全には同化しない。最初に偽ブランド品をイにプレゼントする。実はスーツを着こなすイの方がまがい物のヤクザであるにも拘らず。それは韓国に同化したイに対する警告だったのかも知れません。この映画は「インファナル・アフェア」との共通性を言及されますが、トニー・レオンに対し、イ・ジョンジェの出世が早すぎる点が不自然なのです。
韓国では〈新世界〉は大きな商業施設であり運営企業なのですが、そうした大きな資本の流れの中に男性の自滅と生存が呑み込まれゆく事、この映画が成人指定である背景には大人の男性がそれを自覚できるかと言う点が量られているとも感じるのです。
日本映画とハリウッド映画のいいところを取りをしてるのが最強なんですよね。
時間は長いのにまったく感じさせない終始ドキドキハラハラの連続
個性派揃いの俳優さんの名演技に圧倒
ダークヒーロー誕生までの軌跡を描いたような超満足の結末にスッキリです。
かっこえええええええええ!
ファンジョンミンはいい役者さんですね。ほんとにいろんな役を上手にこなして、ほんとに素晴らしいの一言。チェンチェンに潜入捜査官が始末された場面は手に汗握りましたがなぜか、主役は殺されなかった。この理由がわかる演出が泣かせますね。
利用するだけ使い倒した警察の最後はなぜかスカッとしてしまった。因果応報、あんまり人をなめてはいけない。抗争のシーンも大迫力ですし、何度見ても楽しめる作品でした。
信号待ちのところで意味ありげに隣につけた黒塗りの車、開けた窓から暗闇の中に浮かぶ誰かの横顔。その車は走り出すこともなく事故の瞬間をじっと見ている・・・。何者かが謀った可能性が高いと思われますが、それが誰なのかについてはいろいろな説があります。ソク会長と裏でつながっていた検察サイドが釈放という決定を下したことに対して、メンツをつぶされ激怒した警察サイドなのか。警察に買収されていたチャン・スギ副会長か。あるいは後釜を狙ったチョンチョン、もしくはジュングか。はたまたソク会長政権を嫌っていた下っ端理事たちか。決定的な根拠が見つからない中、「ジャソン」が黒幕だと自分は見ていました。彼には一日も早く潜入捜査から足を洗いたいという強い動機があったからです。そのために中国延辺出身の朝鮮族のヤカラを味方につけて手荒な方法で組織のトップを闇に葬り去り「これで組織の問題は片が付いたはず、約束通りにもうお役御免にしてください」という流れにしたかったのではないかと。物語の終盤でも朝鮮族をカネで買収してカン課長&コ局長、チャン・スギ副会長を容赦なく殺害、相手の一枚上をいき見事に自分のシナリオを実現しています。しかし序盤の彼の素振りや、この事故の時点では警察としての矜持がまだあったように見えることを考えるとジャソンの謀略という線は消える・・・、可能性は残りますが。
その上で答えを選ぶとするならば、組織の内部対立を煽り漁夫の利を得ようとした警察(カン課長)がプロジェクト「新世界」の手始めとして最初に仕組んだのがこの事故だった、そう見るのが一番つじつまの合うストーリーです。が、、、、何かモヤモヤしたものが残るんですよね。あの信号待ちのシーンで暗闇の中、スーッと降りた車窓ガラスの向こう側に見えたあの男は誰だったんだろうか?と。ジャソンやっぱりお前が、、、
余談になりますが、美人の囲碁先生が朝鮮族に居場所を見つかってしまい、自分の死を悟ったのかカン課長へ電話をしたときのシーンで「禁煙してください」と遺言を残しています。後になり課長が「煙草をやめたんだ」と語るシーンがありますが、あんな若くてキレイな弟子をあんなオッサンが愛人にしていたとはまったくけしからんことです!なぜなんだ!こればかりは理解不能だから星3つにさせていただきます!