JAM Projectのファンになり長いのですが、前半の「the judgement」完全再現シーンは非常にシリアスで静か、かつ歌力とスクリーンの映像、光と影を楽しむという映像美に力を入れられており、個人的にはこういうJAMも観たかったのでとても楽しめました。
特に「Mother」は月の映像とメンバーの対比、ハーモニーが非常に美しく、鳥肌が思わず立ってしまいました。
「the judgement」は死生観的に皮肉にも情勢とマッチしてしまった作品になっておりますが、そもそもJAMの初期作品である「The End of Day~女神クラウディアの選択~」や「Cry for the Earth」、ターニングポイントとなった「No border」と。”人間の愚かさと僅かな希望を望む”本質はほぼ変わっていない事を証明する作品となっていると思います。
(元々この世界観に強く惹かれてファンになったので、個人的見解が入ってしまうことをお許しください)
この完全再現こそが今ツアーの根幹である故、熱血!的な盛り上がりを期待されている方は過去作の視聴をお勧めいたします。