ルチオ・フルチのザ・サイキック<2Kリマスター版> [Blu-ray]
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商品の説明
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登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988003876043
- 監督 : ルチオ・フルチ
- 発売日 : 2022/8/10
- 出演 : ジェニファー・オニール, マルク・ポレル, ジャンニ・ガルコ
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B09X1P1YCX
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64,750位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,284位外国のホラー映画
- - 5,886位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品的には総評ほどはありません。 犯人にたどり着く伏線がよくわからない。 以後何回か観るとは思いますが。 とにかくジェニファーオニールが美しい。
2022年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は、1977年制作の古いイタリア映画。映画マニアならば周知のことではあるのだが、当時のイタリアにはいわゆるジャッロ(ジャーロ)映画と呼ばれる、執拗で残酷な殺害シーン(被害者は美しい美女)をゴシック調のBGMで演出することを売りとするホラー系サスペンス映画が全盛期で、代表的なものとしては、サスペリアで一世を風靡したダリオ・アルジェントなどが作品を発表していた。
そのすべてがそうではないのだが、殺人の謎解きはそれなりにスリルがあるものの、ミステリー性よりも殺人シーンの方に力が入っているというような作品も多く、殺害シーンの残酷性が苦手という方も多いのではないかという印象を個人的には持ってもいる。
本作は、そのジャッロ映画の名手の一人に数えられるルチオ・フルチの作品。フルチ監督といえば、有名なゾンビを取り入れたホラー映画サンゲリアなどでの残酷な殺戮シーンが有名なので、この映画もジャッロということもあるし、さぞかし殺害シーンは血なまぐさいのかと思いがちだが、その描写は極めて控えめ、ハリウッド女優「ジェニファー・オニール」演じる美貌の若妻が幻視した女性の殺害シーンの謎解きにウエイトを置いた幻想系のサスペンス要素の強い作品。
彼女が幻視した殺害現場は、半年前に結婚した富豪の夫の所有物で、彼女が幻視した通り、その一室で女性の白骨死体が壁に埋められていたことが判明する。夫の無実を信じる彼女は、幻視した場面の断片を手掛かりに、友人の「マルク・ポレル」演じる精神科医の協力の下、事件の真相を探っていくが…という形で展開する物語は、(失礼ながら)ストーリー性が低く見られがちなジャッロ映画では異色のち密な構成。良くサスペンス映画では伏線回収ということが作品の良否を分けるといわれるが、この作品では伏線回収どころか彼女が見た幻視の全ての場面の一つ一つが、事件の謎解きの推移と共にパズルのピースのように、全てはまっていく過程が見られるわけでフルチ監督には失礼な言い方だが、現代のサスペンスでもここまでのものはそうそうないのでとても頑張っている労作だといえる。ミス・リードもうまく機能し、完成度は高い。
とはいえ、ジャッロ映画としては殺害シーンの残酷さ、いささか変態的だがエロスにも通じる女性の殺害シーンの派手演出がほぼ皆無なのは賛否が分かれるところかなという印象もなくはない。98分という上映時間にしては、やや展開が冗長なのはマイナスだがまずまず面白い作品だといえると思う。
俳優陣としては、「ジェニファー・オニール」の評価が高かった時で、薄幸感のあるヒロインをその美貌で見事に演じ、作品を引き立てている。また、友人役の「マイク・ポレル」は個人的には「バニシング1976」の破天荒な刑事役が印象的なイケメン俳優で、残念ながら夭折されてしまったけれど、安定のイケメンぶりを発揮していていい印象。俳優陣もいいので残酷なジャッロにこだわりがないのであれば見てもまずまず満足できる作品だと思う。(もちろん、画質も含め時代的な限界もあるにはあるのでその点が気になる方もいると思う。)興味がある方はチェックしてみてください。
そのすべてがそうではないのだが、殺人の謎解きはそれなりにスリルがあるものの、ミステリー性よりも殺人シーンの方に力が入っているというような作品も多く、殺害シーンの残酷性が苦手という方も多いのではないかという印象を個人的には持ってもいる。
本作は、そのジャッロ映画の名手の一人に数えられるルチオ・フルチの作品。フルチ監督といえば、有名なゾンビを取り入れたホラー映画サンゲリアなどでの残酷な殺戮シーンが有名なので、この映画もジャッロということもあるし、さぞかし殺害シーンは血なまぐさいのかと思いがちだが、その描写は極めて控えめ、ハリウッド女優「ジェニファー・オニール」演じる美貌の若妻が幻視した女性の殺害シーンの謎解きにウエイトを置いた幻想系のサスペンス要素の強い作品。
彼女が幻視した殺害現場は、半年前に結婚した富豪の夫の所有物で、彼女が幻視した通り、その一室で女性の白骨死体が壁に埋められていたことが判明する。夫の無実を信じる彼女は、幻視した場面の断片を手掛かりに、友人の「マルク・ポレル」演じる精神科医の協力の下、事件の真相を探っていくが…という形で展開する物語は、(失礼ながら)ストーリー性が低く見られがちなジャッロ映画では異色のち密な構成。良くサスペンス映画では伏線回収ということが作品の良否を分けるといわれるが、この作品では伏線回収どころか彼女が見た幻視の全ての場面の一つ一つが、事件の謎解きの推移と共にパズルのピースのように、全てはまっていく過程が見られるわけでフルチ監督には失礼な言い方だが、現代のサスペンスでもここまでのものはそうそうないのでとても頑張っている労作だといえる。ミス・リードもうまく機能し、完成度は高い。
とはいえ、ジャッロ映画としては殺害シーンの残酷さ、いささか変態的だがエロスにも通じる女性の殺害シーンの派手演出がほぼ皆無なのは賛否が分かれるところかなという印象もなくはない。98分という上映時間にしては、やや展開が冗長なのはマイナスだがまずまず面白い作品だといえると思う。
俳優陣としては、「ジェニファー・オニール」の評価が高かった時で、薄幸感のあるヒロインをその美貌で見事に演じ、作品を引き立てている。また、友人役の「マイク・ポレル」は個人的には「バニシング1976」の破天荒な刑事役が印象的なイケメン俳優で、残念ながら夭折されてしまったけれど、安定のイケメンぶりを発揮していていい印象。俳優陣もいいので残酷なジャッロにこだわりがないのであれば見てもまずまず満足できる作品だと思う。(もちろん、画質も含め時代的な限界もあるにはあるのでその点が気になる方もいると思う。)興味がある方はチェックしてみてください。
2021年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在、アマゾンでのこちらの商品タイトルには
<4Kリマスター版>表記されていますがそれは誤りで
2Kリマスター版です(パッケージにも明記されています)。
映像クオリティに拘る方には残念かもしれませんが、
4K対応したTVや再生機器を用意しなくても鑑賞できるので、
幾分手を出しやすいのではないかなと思いました。
単品パッケージは、お値段はそこそこなものの
とても味気無い作りで、ケースの中にはディスク1枚だけ。
ペラ紙の一枚も入っていません
(おそらく、今作品を収録したフルチ作品お纏めBOX側に、
詳しく内容紹介した冊子が入っているかと思われますが)。
作品内容は既にレビュアー様方が素晴らしい投稿をされておりますので、
数年前に他社から発売されたDVD版と比べてみて気付いた点を少々。
旧DVD(ニューライン)版も映像は充分綺麗でしたが、
新(今ブルーレイ)版は、単純に解像度が上がったという以上に、
旧版で僅かに映っていた、埃や白い砂粒のような物が
殆ど無くなっていました。
保存状態がいいのか、丁寧な修復がなされたのか解りませんが
作品冒頭のイギリス ドーバー/イタリア フィレンツェ字幕の位置が
それぞれ違っていたので、使用された素材は別物かと思われます。
翻訳者さんの違いによる表現の差はどちらも素晴らしいと思います。
たとえば、(多分)That's fantastic! と言っているのに対して、
それぞれ 旧「すごいわ」 新「お手柄だわ」…と若干の差が。
イタリア映画なのに英語? となるかもしれませんが、
(聞きかじった程度の知識ですが)撮影自体は英語で撮って
後にイタリア語吹替えする映画も多かったんだとか。
今作では、唇の動きからして、吹替えではなく
役者さん本人の声で収録されていると思われます。
英語音声とは言っても、作中、運転中に目眩を起こした主人公に
心配した地元の警察官が「シニョーラ」と語りかけていたり、
事件の舞台となる古い別荘を訪れた主人公と管理人の会話が
たどたどしい英語でのやりとりになっているので、
「嫁いでイタリアに住むことになった英語圏の人」の物語として
違和感無く見れる音声じゃないかなと思います。
チャプター数は旧版の27箇所(場面タイトル付)に対して、
新版では8箇所…と3分の1以下に減少。
エンドクレジットは、新版ではすぐに再生終了するのに対して
旧版ではクレジット終了後画面が暗転してそのままテーマ曲が
40秒ほど流れ続けます(余韻に浸れそう)。
特典は、新版では1分程の劇場予告映像のみ。
旧版は充実していて、主要キャスト・スタッフ情報、
劇場予告(映像自体は同じものですが、こちらは日本語字幕付き)、
30分弱のメイキング・ドキュメンタリー映像、等々。
本編映像は流石にブルーレイのが綺麗だなとは思いますが、
旧DVD版は内容が充実してるかな~と、どちらも良いものでした。
<4Kリマスター版>表記されていますがそれは誤りで
2Kリマスター版です(パッケージにも明記されています)。
映像クオリティに拘る方には残念かもしれませんが、
4K対応したTVや再生機器を用意しなくても鑑賞できるので、
幾分手を出しやすいのではないかなと思いました。
単品パッケージは、お値段はそこそこなものの
とても味気無い作りで、ケースの中にはディスク1枚だけ。
ペラ紙の一枚も入っていません
(おそらく、今作品を収録したフルチ作品お纏めBOX側に、
詳しく内容紹介した冊子が入っているかと思われますが)。
作品内容は既にレビュアー様方が素晴らしい投稿をされておりますので、
数年前に他社から発売されたDVD版と比べてみて気付いた点を少々。
旧DVD(ニューライン)版も映像は充分綺麗でしたが、
新(今ブルーレイ)版は、単純に解像度が上がったという以上に、
旧版で僅かに映っていた、埃や白い砂粒のような物が
殆ど無くなっていました。
保存状態がいいのか、丁寧な修復がなされたのか解りませんが
作品冒頭のイギリス ドーバー/イタリア フィレンツェ字幕の位置が
それぞれ違っていたので、使用された素材は別物かと思われます。
翻訳者さんの違いによる表現の差はどちらも素晴らしいと思います。
たとえば、(多分)That's fantastic! と言っているのに対して、
それぞれ 旧「すごいわ」 新「お手柄だわ」…と若干の差が。
イタリア映画なのに英語? となるかもしれませんが、
(聞きかじった程度の知識ですが)撮影自体は英語で撮って
後にイタリア語吹替えする映画も多かったんだとか。
今作では、唇の動きからして、吹替えではなく
役者さん本人の声で収録されていると思われます。
英語音声とは言っても、作中、運転中に目眩を起こした主人公に
心配した地元の警察官が「シニョーラ」と語りかけていたり、
事件の舞台となる古い別荘を訪れた主人公と管理人の会話が
たどたどしい英語でのやりとりになっているので、
「嫁いでイタリアに住むことになった英語圏の人」の物語として
違和感無く見れる音声じゃないかなと思います。
チャプター数は旧版の27箇所(場面タイトル付)に対して、
新版では8箇所…と3分の1以下に減少。
エンドクレジットは、新版ではすぐに再生終了するのに対して
旧版ではクレジット終了後画面が暗転してそのままテーマ曲が
40秒ほど流れ続けます(余韻に浸れそう)。
特典は、新版では1分程の劇場予告映像のみ。
旧版は充実していて、主要キャスト・スタッフ情報、
劇場予告(映像自体は同じものですが、こちらは日本語字幕付き)、
30分弱のメイキング・ドキュメンタリー映像、等々。
本編映像は流石にブルーレイのが綺麗だなとは思いますが、
旧DVD版は内容が充実してるかな~と、どちらも良いものでした。
2011年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回は品質の部分での評価です。
ホラーマニアックスシリーズは第1段から買っていますが、一様にケースの質が悪いです。ペコペコ状態な上にジャケットを入れるビニールの部分はシワでヨレヨレになっています。
この作品のようにレアなものを発売してくれることには感謝していますが、是非ともケースの品質管理をちゃんとして欲しいです。
ホラーマニアックスシリーズは第1段から買っていますが、一様にケースの質が悪いです。ペコペコ状態な上にジャケットを入れるビニールの部分はシワでヨレヨレになっています。
この作品のようにレアなものを発売してくれることには感謝していますが、是非ともケースの品質管理をちゃんとして欲しいです。
2022年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予知夢に関する最後のオチが最高!
2022年5月24日に日本でレビュー済み
”サンゲリア”で鬼のような残酷描写による独自の美学が開花する直前のL・フルチ監督作品だが、その片鱗が垣間見えるサスペンス映画だ。奇妙な光景を幻視する特異体質の女性が殺人事件に巻き込まれる内容だが、冒頭の主人公の子供時代の幻視の描写に親の投身自殺が描かれ、その落下中の表現のゴア描写が執拗であり、フルチ監督のフェティズムを見た感じがした。
徐々に幻視と殺害のキーポイントが交わる描写を丹念に描き、ラストは2重にどんでん返しが待っており、どぎつい特殊メイクを売り物にするジャーロ映画とは一線を画しているのは意外であった。
大人しく感じる推理ものであるが、主演のJ・オニールに華があり、彼女の美しさで作品を持たせているともいえよう。
ストーリーが破綻したオカルト映画の粗製乱造のイメージがもたれるフルチ監督しか知らないファンは、一度は見ておくべき作品であろう。
徐々に幻視と殺害のキーポイントが交わる描写を丹念に描き、ラストは2重にどんでん返しが待っており、どぎつい特殊メイクを売り物にするジャーロ映画とは一線を画しているのは意外であった。
大人しく感じる推理ものであるが、主演のJ・オニールに華があり、彼女の美しさで作品を持たせているともいえよう。
ストーリーが破綻したオカルト映画の粗製乱造のイメージがもたれるフルチ監督しか知らないファンは、一度は見ておくべき作品であろう。
2021年12月12日に日本でレビュー済み
(少し内容に触れています)
子供の頃、遠くフランスに居ながら故郷イギリスで母親が自殺する様子を感知したヴァージニア(ジェニファー・オニール)。
愛する夫、フランチェスコの見送りの後、久しぶりに断片的ながら鮮明な“ヴィジョン”を観る。
割れた鏡と大きな壁の穴が有る部屋、足を引きずった男、そして血塗れの老婆…。
元恋人の精神科医ルカ(マルク・ポレル)に相談に行くが雲を掴むような話に結論は出ず、或る日、夫が放置していた別荘に行くとヴィジョンと同じ部屋を見つけ、穴が有った筈の壁を掘ると、そこには白骨死体が…。
警察が乗り出すがヴァージニアの超能力を信じない警察は夫のフランチェスコを疑い、収監してしまう。
夫の無実を晴らす為にルカと奔走するヴァージニアに事件の手がかりを知ると言う女性の言葉が留守録に。
授かった超能力がヒロインを幸福にするどころか避けられない破滅に誘ってしまうと悲劇を描いたジャッロ。
この頃は美貌が研ぎ澄まされて、神経質で薄幸のヒロインが良く似合った美女、ジェニファー・オニール(「思い出の夏」「リ・インカーネーション」「スキャナーズ」「イノセント」)の主演作。
犯人をミスリードさせる如何にもジャッロらしい脚本をイタリアの伝統的な街並みを背景にフルチとスタッフが上手く裁いています。
頭が余り良さそうに見えなかった助手のブルーナ(ジェニー・タンブリ)が探偵としてやたら優秀な事、等ユーモラスな部分も有りますが、オニールの美貌同様、緊張感が強い作風です。
フランスの美青年ポレル(「イノセント」「マッキラ―」)、マカロニウェスタンの”サルタナ”役で有名なガルコ、イタリアの名優、ガブリエーレ・フェルゼッティ(「情事」「女王陛下の007」「ウェスタン」)等の国際俳優も持ち味を出しています。
個人的には「女の秘めごと」や「マッキラ―」にはほんの少し及ばない物の、ジャッロの中では傑作の部類に入ると思いました。
映像は一部表記に有る4kでは無く、2Kリマスターですが、ジャッロ系映画の中ではかなり美しくなっていました。
映像特典は劇場予告編とチャプター・メニューによる画面選択のみ。
言語は英語のみ。
字幕は日本語をON/OFF可能でした。
紙媒体の特典は御座いませんでした。
作品は良いですが、特典面の貧弱さは残念です。
子供の頃、遠くフランスに居ながら故郷イギリスで母親が自殺する様子を感知したヴァージニア(ジェニファー・オニール)。
愛する夫、フランチェスコの見送りの後、久しぶりに断片的ながら鮮明な“ヴィジョン”を観る。
割れた鏡と大きな壁の穴が有る部屋、足を引きずった男、そして血塗れの老婆…。
元恋人の精神科医ルカ(マルク・ポレル)に相談に行くが雲を掴むような話に結論は出ず、或る日、夫が放置していた別荘に行くとヴィジョンと同じ部屋を見つけ、穴が有った筈の壁を掘ると、そこには白骨死体が…。
警察が乗り出すがヴァージニアの超能力を信じない警察は夫のフランチェスコを疑い、収監してしまう。
夫の無実を晴らす為にルカと奔走するヴァージニアに事件の手がかりを知ると言う女性の言葉が留守録に。
授かった超能力がヒロインを幸福にするどころか避けられない破滅に誘ってしまうと悲劇を描いたジャッロ。
この頃は美貌が研ぎ澄まされて、神経質で薄幸のヒロインが良く似合った美女、ジェニファー・オニール(「思い出の夏」「リ・インカーネーション」「スキャナーズ」「イノセント」)の主演作。
犯人をミスリードさせる如何にもジャッロらしい脚本をイタリアの伝統的な街並みを背景にフルチとスタッフが上手く裁いています。
頭が余り良さそうに見えなかった助手のブルーナ(ジェニー・タンブリ)が探偵としてやたら優秀な事、等ユーモラスな部分も有りますが、オニールの美貌同様、緊張感が強い作風です。
フランスの美青年ポレル(「イノセント」「マッキラ―」)、マカロニウェスタンの”サルタナ”役で有名なガルコ、イタリアの名優、ガブリエーレ・フェルゼッティ(「情事」「女王陛下の007」「ウェスタン」)等の国際俳優も持ち味を出しています。
個人的には「女の秘めごと」や「マッキラ―」にはほんの少し及ばない物の、ジャッロの中では傑作の部類に入ると思いました。
映像は一部表記に有る4kでは無く、2Kリマスターですが、ジャッロ系映画の中ではかなり美しくなっていました。
映像特典は劇場予告編とチャプター・メニューによる画面選択のみ。
言語は英語のみ。
字幕は日本語をON/OFF可能でした。
紙媒体の特典は御座いませんでした。
作品は良いですが、特典面の貧弱さは残念です。
2011年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルチオ・フルチ監督が「超能力」を題材に描いた謎解き色のサスペンス・スリラー(1977年製作)。
本作は「サンゲリア」の2年前に撮ったとは、とても思えぬ作風であり、
サスペンス、ミステリー、スリラー映画好きの御方に納得出来る仕上がりだと思う。
「サンゲリア」(79)の世界的な大ヒットにより、以後ゲテモノ趣味満載の残酷怪奇路線に進み、
グロ・ゴア・スプラッター映画街道のホラー作家として知名度を高めたフルチだったが、
以前には本格的なスリラー物やジャッロ映画、他のジャンル映画も確り撮っており、
演出の力量も素晴らしい監督である。ただし、持前の反骨精神が祟って、特に本国イタリアでは、
否定的な評価を受けることが多く、その実力とは裏腹に世界では、今一無名の存在だった、
という不遇の監督なのである。
本作は、正統正攻法なる演出描写による超心理サスペンス・ホラー映画と言いたい。
今までフルチの映画は支離滅裂で内容がない、と思っている人こそ観て欲しい、
丸でイタリアのヒッチコックである。 <「マッキラー」(72)も是非、発売して欲しい。>
本作は「サンゲリア」の2年前に撮ったとは、とても思えぬ作風であり、
サスペンス、ミステリー、スリラー映画好きの御方に納得出来る仕上がりだと思う。
「サンゲリア」(79)の世界的な大ヒットにより、以後ゲテモノ趣味満載の残酷怪奇路線に進み、
グロ・ゴア・スプラッター映画街道のホラー作家として知名度を高めたフルチだったが、
以前には本格的なスリラー物やジャッロ映画、他のジャンル映画も確り撮っており、
演出の力量も素晴らしい監督である。ただし、持前の反骨精神が祟って、特に本国イタリアでは、
否定的な評価を受けることが多く、その実力とは裏腹に世界では、今一無名の存在だった、
という不遇の監督なのである。
本作は、正統正攻法なる演出描写による超心理サスペンス・ホラー映画と言いたい。
今までフルチの映画は支離滅裂で内容がない、と思っている人こそ観て欲しい、
丸でイタリアのヒッチコックである。 <「マッキラー」(72)も是非、発売して欲しい。>