TOVE/トーベ 豪華版[Blu-ray]
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メーカーによる説明
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価格 | — | — | — | ¥4,318¥4,318 | ¥3,309¥3,309 |
仕様 | Blu-ray | DVD | Blu-ray | DVD | DVD |
数量限定メーカー特典:プレスシート | 〇 | 〇 | × | × | × |
商品の説明
内容紹介
世界中で愛される“ムーミン"を生み出したアーティスト、トーベ・ヤンソン。
彼女は、いかに自由を愛し生きたのか。
トーベ・ヤンソンの半生と、知られざるムーミン誕生の舞台裏を描く情熱の物語。
■ムーミンのキャラクターたちは、いかにして生まれたのか?ムーミン誕生の物語を描く。
日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミックス、舞台芸術、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして生み出されていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。
■スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録!
公開から約二カ月にわたり週間観客動員数ランキングで連続1位を維持するなどロングラン大ヒット。更に第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。
【アカデミー賞 国際長編映画賞 フィンランド代表選出】
【トロント国際映画祭 オフィシャルセレクション選出】
【ヨーテボリ国際映画祭 撮影賞受賞(北欧映画賞ノミネート)】
【ユッシ賞(フィンランド・アカデミー賞)10部門ノミネート】
【サテライト賞 外国語映画賞ノミネート】
【スカノラマ ヨーロッパ映画祭出品】
●ストーリー
第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。
やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。
そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった。
●キャスト
■アルマ・ボウスティ
■クリスタ・コソネン
■シャンティ・ローニー
■ヨアンナ・ハールッティ
■ロベルト・エンケル
■カイサ・エルンスト
●スタッフ
■監督:ザイダ・バリルート
●映像特典(約30分)
■メイキング映像
■予告編集
・本予告
・30秒予告
・特報
・海外版予告
●封入特典
■ブックレット 20P
■ポストカード 5枚組
●特典仕様
■三方背ケース
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C) 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「ムーミン」を生んだトーベ・ヤンソンの半生とムーミン誕生の舞台裏を描くドラマ。第2次大戦下のヘルシンキで、画家のトーベは「ムーミントロール」の物語を描き始める。戦後、彼女は舞台演出家のヴィヴィカと恋に落ちるが…。ブックレットを封入。
内容(「Oricon」データベースより)
第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。画家トーベ・ヤンソンは不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。戦後、廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくが、父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い恋に落ちる。ムーミンの物語、トーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : スウェーデン語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 160 g
- EAN : 4907953295681
- 監督 : ザイダ・バリルート
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 43 分
- 発売日 : 2022/4/27
- 出演 : アルマ・ボウスティ, クリスタ・コソネン, シャンティ・ローニー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : スウェーデン語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B09QH5SCQ1
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,977位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,765位ブルーレイ 外国映画
- - 7,420位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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そして、本作を観ていて、トーベ・ヤンソン氏もまた、該当の世代の人物であったことを思い出しました。作品の最初のあたりで、彼女の挿絵が、芸術か、単なる諷刺画か、ということが問われます。芸術家であった父上との確執も表現されています。ここからの戦後の開始であったわけです。
そういう時代、そういう世代があったことを、知っておりまして、あまり深くは追究する時間を持ちませんでした。わたしには、ロゴスによる思想のやりとりの歴史の方が面白かったのです。でも、自分でも気が付かないうちに、「面倒」を避けていたのかも知れません。このドラマにヤンソンさんの苦悶が感じ取られて、それはおそらく映画製作者の意図にも一致しているのでしょうが、とくに、その点が増幅されていたように思います。表現の困難の背後には、生活の、また日常の困難があります。
そして、わたしたちムーミンファン、国際アンデルセン賞受賞以降の翻訳に接してきたものたちには、彼女が時代に立ち向かってきた事実も、程度の差こそあれ、みな感じられてきているのです。例えば、ニョロニョロは、ファシズムに影響された軍隊や兵士やファシストの具象であったはずです。つまり、そこには、戦時の日本、日本人も対象として含まれているのです。
だれかは、ボヴァリー夫人はわたしだ、と言いました。それなら、ニョロニョロはわたしだ、という宣言も成立するのでは? うっすらと危険な嫌な感覚を伴いますね。この表現は。
主人公はムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソン。
彼女は芸術家の家系で父親は彫刻家、母親は画家。
父親を疎んで芸術家として一人暮らしを始めるも、
家賃が払えるほどの知名度はどこにもなかった。
それでも酒を飲み、煙草を嗜み、踊り、妻を持つ男と寝た。
男は議員のアトス・ヴィルタネン。
スナフキンのモデルになった人物だ。
妻と離婚した彼だが結局、ふたりは結婚もせず、子供も持たなかった。
彼との交際中に、トーベは別の女性と出会ったからだ。
ヴィヴィカ・バンドラー。ヘルシンキ市長の娘で、
同市に学生劇場を設立した資本主義階級(ブルジョア)。
彼女との(性を含む)交友によって自分たちをモデルにした
トフスランとビフスランが誕生し、上記の劇場で舞台化を果たすと、
トーベは望んでいた芸術方面ではなく、漫画で人気と名声を得る。
小遣い稼ぎであった漫画制作が多忙となれば、
弟のラルスが漫画の脚本執筆を手伝った。
映画だと誰…? あぁ、弟居たんだ…となる。
(弟で写真家の長男、ペル・ウーロフは出てこない。)
映画開始当時の弟たちは徴兵され、対ソ連の継続戦争に出ていた。
話を戻して芸術に後ろ髪を引かれていたトーベはパリに赴き、
浮気癖の強いヴィヴィカ相手に自分の願いは叶わなかったものの、
友人から紹介されてトゥーリッキ・ピエティラと出会う。
生涯のパートナーとなったピエティラは、
トゥーティッキーのモデルである。
毎年夏になると彼女と島で二人暮らしをしていたが、
しかしそんな彼女との生活が映画では描かれはしなかった。
こんな感じで、映画は彼女を知っている前提で話が進む。
このキャラのモデルです。といった懇切丁寧な説明もなければ、
彫刻家であったトーベの父親の死も明確にしていない。
喪服着て、部屋を片付けながら母親から父親の物を貰う。
それは彫刻ではなく娘の活躍をまとめたスクラップだったので、
泣きながらそれを眺めることで死を実感させる演出。
不倫で始まる序盤から全編を通じて健全とはいい難い物語であり、
わかりにくい部分も多いが、理解できないものでもない生き方。
ムーミン誕生秘話といった単純なサクセスストーリーではない。
同性愛に悩み苦しむ話という筋書きでもない。反対者もいない。
これは酒と煙草とレコードをかけ流して自由に踊り狂うための映画だ。
まさに「我が身を焦がしながら空に地に身悶えしつつ生き抜いた」姿が描かれている。
戦争下の状況や母親との関係などもっと描いてほしかった気もしたが、父親および芸術との格闘、同性愛者としての格闘など、まさに闘いのような人生だったわけだ。
映像はリアルであり、役者らも決して若くはない。ムーミンやサムネールのイメージで見るとしっかり裏切られる。
一方で理解ある仲間にも恵まれており、現代社会とは比べようのない豊かな人間性・人間関係がうかがわれた。
トーベ・ヤンソンは道ならぬ恋だろうと人を愛することに正直だったわけで、そうした背景があってムーミンが生まれたと思うと感慨深い。このような芸術家はもう二度と現れないようにも思う。良い映画でした。
性に奔放な方だったのかはわかりませんがそう捉えるような表現が多くてびっくり。
ほとんどを恋愛にスポットを当てててムーミンのことは挿絵程度にしか扱ってない。
ムーミンの闇の部分とトーベの心情がどうクロスオーバーしているのかというところを見たかった。
日本のアニメのムーミンを全否定したところは描かれてなかったし。
島の暮らしのへんも無し。
父親の死もあっさり。
ちょっと拍子抜けの部分が多かった。
性的な描写が多いので子供には見せられない。
丁寧に描こうとしているのはわかるのですが、尺が足りない。
大人向けなのだからあと30分長くても問題なかったと思うが。
同性愛や女性芸術家の立場、ムーミンのヒットでのストレスを表現したかったのだろうか。
最後まで視聴することができたけど、ムーミンマニアの方にしかお勧めできない。
市長の娘で舞台演出家のヴィヴィカとの愛を中心に描かれる。みんなが少しずつ幸せで、みんなが少しずつ不幸せな感じ。Vivicaにとっては、トーベの愛が「まぶしすぎた」そうだ。
『ムーミン谷の彗星』を舞台化するところで、ムーミントロールがやさしいのはなぜ?と聞かれて、不安だから、とトーべは答える。
個人的には、この辺を中心に、ムーミンの各作品と結び付けながら、ムーミンキャラクターがどうやって生まれてきたかにフォーカスすると、登場人物の心情とムーミンキャラとを結びつけやすくて面白いと思ったし、日本のファンにとっても受け入れやすい作品になっただろう(実際ここのレビューを見ても、ムーミン誕生秘話を期待していた人が多いようだ)。でもそれだとドキュメンタリーになっちゃうかな。やはり映画にしやすいのは恋愛なんだろうな。
トゥーリッキは、おしゃまさん(トゥーティッキ)のモデルであり、後半生に重要なパートナーだが、最後のほうで出てくるだけ。
トーべという作家本人に関心はあるけど伝記を読むのはちょっと…という人向け。アニメのムーミンのイメージしかない人にとっては、トーベとその時代の雰囲気が基本的に暗いものであったことを知る良いきっかけになると思う。
一生懸命、彼女は正直に生きた。ただそれだけだけど、なかなかできないものである。
そしてそれをすべて引き受けることもできないであろう。
ムーミンはもともと子供向けだった。でも長い時間をかけて、大人に、君は正直に生きてるかい?と語りかけてくるんだな。そこで震えたり後悔したり悔んだり。
それもまた正直に生きた証なのだろう。
一冊の哲学書を読まさされたような感覚の中で、映画を見終わった。よかった。