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悪魔のような女 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督 《スペシャルプライス》 Blu-ray

5つ星のうち4.3 33

仕様
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新品 中古品
Blu-ray 通常版
¥2,000 ¥1,980
フォーマット 字幕付き, ブラック&ホワイト, モノ
コントリビュータ ポール・ムーリス, シャルル・ヴァネル, アンリ=ジョルジュ・クルーゾー, シモーヌ・シニョレ, ヴェラ・クルーゾー, ジャン・ブロシャール
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 57 分

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商品の説明


結末まで持続するスリル。
世界三大映画祭を制したアンリ = ジョルジュ・クルーゾーが送る、極上サスペンス。
4Kリマスター版で蘇る。
スペシャルプライスで再発売!

【物語】
パリ近郊の寄宿学校。
校長のミシェルは妻クリスティーナの莫大な財産に支えられ、その地位を築いていた。
そして、女教師ニコルと公然の愛人関係にあった。
クリスティーナは横暴な彼に心を病んでいく。
同情したニコルは、ある日、ミシェル殺害をクリスティーナに持ちかける。
薬品の入った酒を飲んだミシェルは朦朧とし、二人に浴槽に沈められる…。

原作:ピエール・ボワロー、トーマス・ナルスジャック
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ
撮影:アルマン・ティラール、ロベール・ジュイヤール
音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス
出演:シモーヌ・シニョレ、ヴェラ・クルーゾー、ポール・ムーリス、シャルル・ヴァネル、ジャン・ブロシャール

1955年 フランス

※本商品に封入特典はございません

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 80 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672255187
  • 監督 ‏ : ‎ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
  • メディア形式 ‏ : ‎ 字幕付き, ブラック&ホワイト, モノ
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 57 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/3/25
  • 出演 ‏ : ‎ シモーヌ・シニョレ, ヴェラ・クルーゾー, ポール・ムーリス, シャルル・ヴァネル, ジャン・ブロシャール
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ IVC
  • ASIN ‏ : ‎ B09QGX1KBZ
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 33

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ジメジメ湿度と寒々しさが支配するフランス発の名作スリラーであり、そして・・。
5 星
ジメジメ湿度と寒々しさが支配するフランス発の名作スリラーであり、そして・・。
Diabolique. 仏語で「悪魔のような」あるいは「悪魔的な」。フランスの片田舎、横暴な寄宿学校の校長、その妻(ヴェラ・クルーゾー)と校長の愛人(シモーヌ・シニョレ)が織りなすモノクロ犯罪劇。一方でとてもジメジメ、ヌメヌメした何とも言い難い湿度が作品を支配した作品です。寒々しくもありますが、濃密でねっとりした生々しい人間の内面。そして映画のあちこちで登場する水、水、水・・。冒頭の雨、犯行現場のバスタブ、淀んで枯葉の浮いたプール、籐のおかもちから垂れた汁、そして再度のバスタブ・・。くわしくは書けませんが本作には心理的恐怖・焦燥・罪悪感があり、ヒッチ的なドキドキハラハラなサスペンスがあり、ミステリー要素もあり、スリラー、かつショッカーでもあります。女性のしたたかさ・冷酷さ。さまざまな要素をつぎ込んだ娯楽作品としても芳醇な仕上がりです。初見時は、筋や展開を追うだけでも十分に面白さを堪能できます。ビックリさせられるでしょう。他方で映画全体に、寄宿学校のどこかゴシック・ホラー的雰囲気が漂っています。そして少しオカルト的な出来事(亡くなったはずの校長を見たという少年やいわゆる心霊写真等)も織りまぜられ、クルーゾー監督の明確なビジョンのもと、陰鬱なカビくささ・淀んだ空気が感じられます。泥道を歩いているような居心地の悪さ。黒い布を頭から被せられたような閉塞感。湿った布でゆっくり締め上げられていくような息苦しさ。2人の女のざわつく内面ともども、観ているこちらも落ち着かない心持で最後まで引っ張っていかれます。計画に無理がある、偶然に頼っている、老探偵の位置付け等物語上のあらを指摘する方もおられるようですが、2度見ると、上記のような映画全体の肌触りや映画の空気、影を生かし寒々としたモノクロ撮影(アルマン・ティラール。同監督の「恐怖の報酬」もこの方)といった感覚的な表現が勝っていると感じられました。物語を離れても、その豊かな作品世界創出に唸らされます。ジョルジュ・ヴァン・パリスの音楽も(たしか冒頭クレジットのみですが)後年の「オーメン」を少し思わせるボーイズ・クワイアを使用し、悪魔的、Diaboliqueな感じで、これから始まる冷酷な所業を予感させて秀逸です。以下、★まで核心に触れています。有名な(?)オチの後に、映画をひっくり返すかのような少年の一言。一気に本作は西洋「怪談」となったように思われました。校長のように、実は・・と深読みも可能ですが、ここは怪談として締めくくったと見ました。★クルーゾー監督には後に「恐怖の報酬」という傑作があり、以前にも「情婦マノン」「犯罪河岸」という名作もあります。本作は「恐怖の報酬」と人気を二分する名作と言われています。先行レビュアーさまも指摘されているように、当時、監督夫人であった、妻役ヴェラ・クルーゾーのかぼそさ・弱さと愛人役のシモーヌ・シニョレのふてぶてしさ・強さの対比が見事です。シャルル・ヴァネルも、後のあの名刑事の原型のようで印象的なキャラでした。ヒッチコックにも勝るとも劣らない、フランスから生まれた名作スリラーをご堪能ください。Les Diaboliques 1955 FR
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
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2024年2月5日に日本でレビュー済み
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2022年11月16日に日本でレビュー済み
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2011年9月12日に日本でレビュー済み
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2014年12月15日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 ジメジメ湿度と寒々しさが支配するフランス発の名作スリラーであり、そして・・。
2014年12月15日に日本でレビュー済み
Diabolique. 仏語で「悪魔のような」あるいは「悪魔的な」。フランスの片田舎、横暴な寄宿学校の校長、その妻(ヴェラ・クルーゾー)と校長の愛人(シモーヌ・シニョレ)が織りなすモノクロ犯罪劇。

一方でとてもジメジメ、ヌメヌメした何とも言い難い湿度が作品を支配した作品です。寒々しくもありますが、濃密でねっとりした生々しい人間の内面。そして映画のあちこちで登場する水、水、水・・。冒頭の雨、犯行現場のバスタブ、淀んで枯葉の浮いたプール、籐のおかもちから垂れた汁、そして再度のバスタブ・・。

くわしくは書けませんが本作には心理的恐怖・焦燥・罪悪感があり、ヒッチ的なドキドキハラハラなサスペンスがあり、ミステリー要素もあり、スリラー、かつショッカーでもあります。女性のしたたかさ・冷酷さ。さまざまな要素をつぎ込んだ娯楽作品としても芳醇な仕上がりです。初見時は、筋や展開を追うだけでも十分に面白さを堪能できます。ビックリさせられるでしょう。

他方で映画全体に、寄宿学校のどこかゴシック・ホラー的雰囲気が漂っています。そして少しオカルト的な出来事(亡くなったはずの校長を見たという少年やいわゆる心霊写真等)も織りまぜられ、クルーゾー監督の明確なビジョンのもと、陰鬱なカビくささ・淀んだ空気が感じられます。泥道を歩いているような居心地の悪さ。黒い布を頭から被せられたような閉塞感。湿った布でゆっくり締め上げられていくような息苦しさ。2人の女のざわつく内面ともども、観ているこちらも落ち着かない心持で最後まで引っ張っていかれます。

計画に無理がある、偶然に頼っている、老探偵の位置付け等物語上のあらを指摘する方もおられるようですが、2度見ると、上記のような映画全体の肌触りや映画の空気、影を生かし寒々としたモノクロ撮影(アルマン・ティラール。同監督の「恐怖の報酬」もこの方)といった感覚的な表現が勝っていると感じられました。物語を離れても、その豊かな作品世界創出に唸らされます。

ジョルジュ・ヴァン・パリスの音楽も(たしか冒頭クレジットのみですが)後年の「オーメン」を少し思わせるボーイズ・クワイアを使用し、悪魔的、Diaboliqueな感じで、これから始まる冷酷な所業を予感させて秀逸です。

以下、★まで核心に触れています。
有名な(?)オチの後に、映画をひっくり返すかのような少年の一言。一気に本作は西洋「怪談」となったように思われました。校長のように、実は・・と深読みも可能ですが、ここは怪談として締めくくったと見ました。★

クルーゾー監督には後に「恐怖の報酬」という傑作があり、以前にも「情婦マノン」「犯罪河岸」という名作もあります。本作は「恐怖の報酬」と人気を二分する名作と言われています。先行レビュアーさまも指摘されているように、当時、監督夫人であった、妻役ヴェラ・クルーゾーのかぼそさ・弱さと愛人役のシモーヌ・シニョレのふてぶてしさ・強さの対比が見事です。シャルル・ヴァネルも、後のあの名刑事の原型のようで印象的なキャラでした。ヒッチコックにも勝るとも劣らない、フランスから生まれた名作スリラーをご堪能ください。

Les Diaboliques 1955 FR
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2013年1月30日に日本でレビュー済み
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