(初回限定生産)時計じかけのオレンジ (4K ULTRA HD & ブルーレイセット)(2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]
フォーマット | ワイドスクリーン, 4K, 色, ドルビー |
コントリビュータ | マルコム・マクダウェル, スタンリー・キューブリック, パトリック・マギー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 4 時間 34 分 |
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商品の説明
素晴らしい。並外れた映像、音楽、台詞そして情感の力作。(ビンセント・キャンビー/ニューヨーク・タイムズ)
巨匠のレンズを覗くと見えてくるもの:それは素晴らしく貴重で、感動に満ちた素晴らしい世界。
・『2001年宇宙の旅』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』に並ぶ、キューブリックの名作が、製作50周年を記念して、初4K UHDリリース!
・ 公開当初、世界中に衝撃を与えたのみならず、第37回ニューヨーク映画批評家協会賞の最優秀作品賞と監督賞を受賞し、
第44回アカデミー賞(R)では作品賞、監督賞を含む4部門にノミネートされた。
現在に至っても『時計じかけのオレンジ』の持つ圧倒的な求心力は、観る者を魅了し続けている。
・【初回限定生産】特典として、三方背アウターケースの他、全36ページのブックレット、
封筒入りアートカード6枚組、ミニポスター2枚組、当時の新聞記事のレプリカ1枚を含む豪華5大特典仕様!
・ 本商品の2DブルーレイDISCは、既発売の『時計じかけのオレンジ』と同じです。
【ストーリー】
喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。
山高帽の反逆児アレックス(マルコム・マクダウェル)は、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。
モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。
多様な意味での恐怖を込めたアンソニー・バージェスの小説を、キューブリックが近未来に舞台を移し映画化。
公開当初、世界中に衝撃を与えたのみならず、栄誉あるNY批評家協会賞の作品賞および監督賞を受賞、さらに作品賞を含む4部門でオスカー(R)にもノミネートされた。
現在に至っても『時計じかけのオレンジ』の持つ圧倒的な求心力は、観る者を魅了し続けている。
【キャスト】
アレックス:マルコム・マクダウェル、アレクサンダー:パトリック・マギー
【スタッフ】
製作:スタンリー・キューブリック、監督:スタンリー・キューブリック、脚本:スタンリー・キューブリック
【映像特典】
[2Dブルーレイ]
ドキュメンタリー(43分)
メイキング(28分)
O Lucky Malcolm!(86分)
オリジナル劇場予告編
【音声特典】
[4K ULTRA HD] [2D ブルーレイ] 共通
マルコム・マクダウェル、ニック・レッドマンによる音声解説
【初回限定生産特典】
・三方背アウターケース
・ブックレット(36ページ)
・アートカード6枚組(封筒入り)
・ミニポスター2枚組
・新聞記事レプリカ(1枚)
■製作:1971 イギリス
(C) 1971/Renewed (C) 1999 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
“Academy Award(R)" is the registered trademark and service mark of the Academy of Motion Picture Arts and Sciences.
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
【Ultra HD ブルーレイ】
●ご視聴にはUltra HD ブルーレイ再生対応機器が必要となります。
●[4K ULTRA HDを高品質でお楽しみいただくために]
4K ULTRA HDは4K解像度・HDR(ハイダイナミックレンジ)・広色域での再生に対応しています。
ご視聴には、Ultra HD ブルーレイ再生対応機器に加え、4K/HDR対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 270 g
- EAN : 4548967453690
- 商品モデル番号 : FALUBS
- 監督 : スタンリー・キューブリック
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 4K, 色, ドルビー
- 時間 : 4 時間 34 分
- 発売日 : 2021/10/20
- 出演 : マルコム・マクダウェル, パトリック・マギー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Mono), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- ASIN : B09C7JDGVJ
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,891位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 947位外国のドラマ映画
- - 1,326位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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普段なら満たされない欲望が全て注ぎ込まれたかのような作品。
最高だ!
主人公であるアレックスの回想という形式で進みます。
主人公たちはふ4人で不良仲間を作り、ドラック入りの飲料を飲み、夜になると暴力とセックスに明け暮れます。
仲間割れをしますが、アレックスは暴力で仲間を従えますが、結局は裏切られてアレックスだけ警察につかまります。
そこでアレックスは、特殊な治療を受けることを条件に、刑期が短縮されます。
それは「暴力」と「セックス」を連想すると吐き気を催すというものです。その”治療”のBGMに「第九」が使われたことから、アレックスが好きだった「第九」を聞くと吐き気を催すようになります。
こうして出所しますが、家には新しい家族がいて部屋はなく、街をうろつくとかつて暴力をふるった貧しい老人たちに囲まれて袋叩きに会い、警察が助けてくれたと思ったらその警察は元不良仲間でこれも以前の恨みから暴力を受けます。
ボロボロになって逃げこんだ家は、これもかつて侵入して作家である主人には暴力をふるい、妻は輪姦したことがありました。
作家は政府の”治療”に反対しており、その道具としてアレックスを使おうとします。
アレックスは三階に閉じ込められた上に「第九」を大音量で聞かされます。アレックスは耐えきれなくなって飛び降り自殺をします。
しかし辛うじて助かります。
政府の非難の声が高まる中、政府はアレックスを再びもとに戻すことで世論を味方にしようとします。
最後にアレックスは邪悪な顔を取り戻します。
これは勧善懲悪が二重になった構成になっています。前半で暴力とセックスにあけくれたアレックスは、後半で報いを受けます。
政府の治療は「人間性」を人工的にゆがめるもので、これも後半で報いを受けます。
テーマとしては、人間の判断を人工的に奪うことの可否です。
自由奔放だったアレックスが自由を奪われることでまともになり、再び自由を取りもどすことで元に戻るのは非常な皮肉です。
何が正しいのか、それを突き付ける作品だと思います。
製作費220万ドルに対して、アメリカだけで2600万ドルも稼いだ大ヒット作というだけでなく、ヒューゴー賞などを受賞し、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にも多数ノミネートされています。
2020年アメリカ国立フィルム登録簿に保存された歴史的作品を鑑賞したいひとのために!
ゾワゾワする
トルチョックより見てられない
医者とヤってた看護婦はエッチだった
ストーリーの流れをアレックス視点から見ると、どうしようもない悪人のアレックスが警察に捕まり、刑務所に投獄されます。模範囚として刑に服すアレックスでしたが、その精神性は捕まる以前と一切変わっておらず、模範囚の態度は演技でした。そんなアレックスは一つの噂を聞きます。とある療法を受ければ一か月未満で刑務所から出られると。お偉いさんの目に留まるような行動をし、アレックスはその療法を受けることになります。その療法とは、ルドヴィコ療法。手足は厳重に拘束され、両目をクリップで固定され、瞬きを一切できないまま暴力的な映画を見させられます。これは暴力・性衝動などに対する反射として、アレックスに嫌悪を引き出す療法でした。つまり、どうしようもない悪人であったとしても、暴力衝動に対し嫌悪を植え付ければ逆説的に善人になる、善人にならざるを得ない、という療法でした。人格を丸ごと変える治療には激しい苦しみが伴い、治療を追える頃にはアレックスは想定通りの人間になっていました。心に悪人はあれど、体は悪人を否定するというちぐはぐな人間ですね。そして晴れて自由の身となったアレックスでしたが、実家に自分の居場所はありませんでした。また、自分が以前徒党を組んでいた悪友が警察になっていたり、以前痛めつけた老人と出会ったりと、過去の自分とは決別したはずのアレックスですが、過去は手放してくれなかったのです。アレックスは大好きなルトヴィヒの曲を聴けなくなり、暴力・性衝動の一切を封じられた世界に嫌気が差し自殺に選択肢を取ります。しかし死ぬことはできず、重体となって入院することになりました。このアレックスを放っておかなかったのが、ルドヴィコ療法を推進させた政治家でした。アレックスが自殺の選択を取ったことで、この療法が間違っていたと糾弾されたのです。政治家はアレックスとの仲の良さをアピールすることで、次の選挙の結果・世論を操作しようと考えた訳ですね。一度は善人へと治そうと強制的な治療を受けたアレックスでしたが、次は悪人への治そうと強制的な治療を受け、最後には元通りのアレックスへと完治して、映画は終わります。
長いこと振り返りましたが、この映画のコンセプトって「悪人はどう足搔いても悪人」ですよね。でも、そこに含有される意味って割と深いところがあると思うんですよ。こう、どうしようもない悪人に対して洗脳して善人に変える治療を施した、ってように見えるんですけど、実はそうじゃないんじゃないかって思うんですね。洗脳、これが本当に言葉通りの意味であれば、アレックスは心の部分も善人になっているはずなんです。しかし、これは洗脳ではなく治療なんですよ。アレックスの体の部分は暴力・性衝動に対して嫌悪の対応を取るんですが、心の根っこの部分は何にも変わっていないんですよ。アレックスはドルーグと共に暴力に励んでいた頃も、治療を受けている最中も、隔離された部屋でルトヴィヒの曲を聴いている時も、ラストシーンの時でも、徹頭徹尾、心は悪人だったんですよ。だからこそ、「悪人はどう足搔いても悪人」なんです。この足掻くの部分なんですけど、これはアレックスが足掻いているんじゃないんです。アレックスではない、善人の人たちですね。それは例えば、刑務所にいた神父様。それは例えば、アレックスの両親。彼らはアレックスに対し、ルドヴィコ療法以外の方法で更生させようと努力していました。けれど、アレックスの根っこの部分は一切変わりませんでした。だからこそ、どう足搔いても悪人なんですね。
それで……もう一つ言いたいのが、穢れの部分です。穢れとは、なんというか、嫌な感じがすることですね。真夜中の学校とか、水洗式だけど手で触るのは嫌なトイレとか……刑務所から出てきた元・受刑者とか。
ルドヴィコ療法を進めた政治家は、悪人無き世界の実現のためにアレックスに治療を施しました。実際の本音の部分は、次回の選挙のための支持率アップを狙うためですね。しかし、ルドヴィコ療法は上手くいきませんでした。いや、悪人を逆説的に善人にすることはできたのです。しかし、政治家の真の目的である支持率アップができなかったんですね。なぜ、支持率アップに結び付かなかったのか。それは、治療して更生した悪人は、善人になるのではなく「元・悪人」にしかならないからです。
更生したからと言って、それを100%信じる人はいるでしょうか。普通の人なら、犯罪を犯した人には穢れが付いており、積極的に関わろうとは思わないでしょう。その結果が、居場所の無くなった実家であり、警察になった元ドルーグ達からの暴力であり、過去に痛めつけた老人からの報復だったわけです。
この辺の、支持率アップのために行った政策だけど、その後のアフターケアが一切なされていない点に、妙なリアルさを感じました。結局のところアレックスは治療を受けてからずっと、駒でしか無いんだなぁ、と。どうしようもない悪人ではあるけど、広い視点から見ればただのちっぽけ人間に過ぎないんだなぁ、と。そんな感想を抱きました。
実に面白い映画でした。タイトルは本当にどういう意味なんだろう。この後調べてみますか。
反抗期の少年の妄想の映像化でしょうか、セット、色彩、登場人物の言動、すべてが見ていて気分が悪くなります。
賛否両論になること自体を見越して製作したのでしょうが、否定派はわざわざレビューしないので総合的な評価はかなり低いのでは・・・と思ってしまうほど。
映画は娯楽であり芸術でもあるとの認識ですが、これは極端すぎて自分には無理でした。
2001年宇宙の旅 や シャイニング などのスタンリー・キューブリック監督。
ユダヤ人移民だけど、どうにもアメリカ的な映画と感じた。
しかし芸術性が高いと評価される理由もわかる。
一人称の語りやナッドサット言葉。舞台作品を観ているようだ。
恐らく当時は革新的な作品で、多くの製作者に影響を与えただろうと思う。
わかりにくかったけどwikipediaによると作品のテーマは、
『荒廃した自由放任』と『全体主義社会』とのジレンマらしい。
ラストで拒絶反応が消えたアレックスを、
支持率回復に利用する大臣の姿。
昔から変わらない、普遍的な問題がテーマだから名作なのか。
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