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寄宿舎~悲しみの天使~ HDリマスター版 ブルーレイ [Blu-ray]
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フォーマット | ワイドスクリーン, モノ, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ジャン・ドラノワ, ディディエ・オードパン |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 41 分 |
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商品の説明
1920年代、厳格なカトリックの寄宿学校の生徒たちが互いに想い合う特別な友情
をモノクロの美しい映像と荘厳な音楽で綴る。後の少女マンガに多大な影響を与
えた幻の傑作、待望のリリース!
初回封入特典/ 分析採録(20pブックレット)
※今回のディスクには、ラストシーンの2分間にジョルジュがアレクサンドルに宛てて書
いた最後の手紙の中に3箇所、ジョルジュの心情の独白の中に1箇所のナレーション
が付け足されています。4つの増えた箇所は、権利元から供給されたフランス語の
原語台本にもないもので、「まぼろしのセリフ」とも言えます。よって、ブックレット
には【完全版】と表記させて頂きました。
キャスト
アレクサンドル:ディディエ・オードパン『雨のしのび逢い』
/ジョルジュ:フランシス・ラコンブラード/トレンヌ神父:ミシェル・ブーケ
『暗黒街のふたり』/ローゾン神父:リュシアン・ナット/学院長:ルイス・セニエ
/ルシアン:フランソワ・ルシア
スタッフ
製作:クリスティーヌ・グーズレノール/監督:ジャン・ドラノワ
『ノートルダムのせむし男』/原作:ロジェ・ペルフィット
/脚本:ジャン・オーランシュ『禁じられた遊び』、ピエール・ボスト
『ノートルダムのせむし男』/音楽:ジャン・プロドロミデス
/撮影:クリスチャン・マトラ『大いなる幻影』
ANRM-22274B/モノクロ/本編101分/音声 フランス語/日本語字幕
/リニアPCM(モノラル)/16: 9(ビスタ・サイズ)/片面・1層
/1080p Hi-Def/MPEG-4 AVC/無許可レンタル禁止/リージョンA
/複製不能/フランス作品
<解説>
元外交官の小説家ロジェ・ぺルフィットの自伝的小説の映像化。
厳しい戒律の寄宿学校の生徒たちが互いに通わせる密やかな思いは無垢にして純潔。
モノクロームの冷たい映像が閉ざされた灰色の寄宿舎の哀しくも切ない物語を際立
たせ、美しい音楽は少年たちのひと時の喜びと悲しみを鮮やかに彩る。
1965年度ベネチア国際映画祭のフランス代表作品。2021年1月3日NHK
「100分de名著」で取り上げられ一躍話題になった。
<ストーリー>
15歳のジョルジュが編入した寄宿学校で出会った美少年アレクサンドル。
誰にも知られず美しい友情をはぐくむ二人。温室や納屋での密会を重ねる二人だっ
たが、ついに神父に知られてしまう事となる。ジョルジュに突き付けられる厳しい
選択に…。
(1964年製作 フランス)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 40 x 15 x 30 cm; 110 g
- EAN : 4560292380205
- 監督 : ジャン・ドラノワ
- メディア形式 : ワイドスクリーン, モノ, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 41 分
- 発売日 : 2021/6/21
- 出演 : ディディエ・オードパン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : フランス語 (Mono)
- 販売元 : 株式会社アネック
- ASIN : B092ZGXHBG
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,745位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,340位外国のドラマ映画
- - 4,677位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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色々想いを巡らせ楽しませて頂きました。
ただ、いま世間で騒がれているタレント事務所の話題がオーバーラップしてしまい、複雑な心境です。
こういう社会は昔から存在したのだと。
主人公2人の少年は美しく、デジタルリマスター版なのもよかったです。
なんとエロティック!
と云う言葉がふさわしい、
あまりに美しい映画です!!
純真なアレクサンドルとジョルジュが出会い
互いに心通わせ合い
美しく純潔な関係を育むも
上級生と下級生の
特別な結び付きに気づいた神父は
二人の付き合いを禁じるも…
美しくお互いを想い合った二人の少年が
辿る物語の結末に胸が締め付けられ、
彼等を追い詰めてしまう事になった神父と同じ様な思いをどこか抱いていた自分に対して後悔をし、後戻りが出来無かった年下のあどけない無垢な少年の、天使の様に美しかった姿と残された年上のジョルジュと神父の失った存在に対する深い哀しみを思わずにはいられない。


萩尾先生が「トーマの心臓」を描くきっかけになった「寄宿舎」、私もずっと前から気になっていたのですが、既にDVDは生産中止、どこのレンタルショップにもなく鑑賞を半ば諦めていました。
それでもNHKの番組を機に、どうしても観たくてたまらなくなり、定価の10倍近い値段のDVDをこちらで注文。期待外れだったらどうしようと、緊張と不安も抱きつつ鑑賞したのですが……。
「少女漫画の神様」萩尾望都先生に霊感を与えたに相応しい、素晴らしい作品でした。萩尾先生のファンなら必見の傑作。
日本市場では「幻の映画」化して久しく、需要があるのになぜ再販されないのか考えてみました(恐らくこの映画の熱心なファンは殆どが女性であり、また、再販等の権限を有する企業の上層部が男性であること、更には市場規模の小さいフランス映画だということを除いて)
「寄宿舎」公開から半世紀以上が経ち、性別を超えた愛情を描く映画はどんどん増え、偏見や差別も昔に比べれば随分薄れているでしょう。と同時に別の禁忌でもある、大人から子ども(の年齢の少年少女)への性的興味・恋愛感情は罪であり、許されざるものだとの認識も広まっています。
「寄宿舎」は少年同士の恋愛を描いていますが、年長の少年として描かれるジョルジュが15歳設定であるにも関わらず、既に青年に見えてしまうところが、最大のネックなのかもしれません(ジョルジュを演じたフランシス・ラコンブラードも大変な美青年で、その顔立ちはギリシャ彫刻のよう)。
相手役のアレクサンドルは13歳の設定で、天使の如き天真爛漫な美少年を演じたディディエ・オードパンも13歳でしたが、映画では2人の年齢差はもっとあるように見えてしまうのです(日本人の感覚では18歳と12歳くらいに見えます)。直接的な描写は殆どなく、あくまで暗示されている程度ですが背徳の香りは漂います。
もし2人の年齢差・体格差がなく、同じ学年の少年同士の物語なら、日本で「幻の映画」にはなっていないのかもしれないと思いました(的外れな感想かもしれませんが)。ただし、そうなると暗示と比喩に留められていたものがあからさまになり、この作品の持つ聖性は失われてしまうでしょう。
それにしても、他の方も書かれているとおり、詩的で格調高く、奇跡的なほど美しい名画です。いつか再販され、多くの人に鑑賞されることを願いたいです。
少々高値でしたがこのDVDを買いました。
久しぶりに観てみて、あの当時感じなかった別の思いが湧いてきて新たな感動をまたあじわう事が
できました。
結末はやるせない切なさが残りますが、監督をはじめ脚本、撮影それとベストマッチの出演者の
方々と全てにおいて超一流のメンバーで製作された逸品の映画だと思いました。
DVDの生産をもうされていないと云う事で、お値段は高かったですが、私はこれを購入して
よかったと思っています。一生の宝物です。
テーマが少年愛ということで敬遠される方もいると思いますが、特に女性の方はディディエ・オードパン
の愛くるしい演技の虜になってしまうと思います。