まず、これまでの作品よりもより一層、臨場感に溢れています。映像的には、光と影の使い方がとても素敵です。おへその辺りに木洩れ日が当たっていたり、湯ぶねに夕日が反射してキラキラ光って、夏来さんを包んでいる絵とか、とてもシュールです。
【追伸】皆さんの評価が思いの外低いので、良かった所を説明しておきます。夏来さんとバナナのシーンです。最初は、おどおどしながら、少し慣れてきた辺りから、だんだんと大胆に激しくなってきます。終盤では、口からあふれ出る液体をぬぐおうともせず、続きます。夏来さんが動く場面とバナナが動く場面があるのですが、これも良く練られたシーンだと思います。この監督のファンになりました。