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天井棧敷の人々 4K修復版 Blu-ray
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | ブラック&ホワイト, モノ |
コントリビュータ | ジャン=ルイ・バロー, エチエンヌ・ドゥクルー, ピエール・ブラッスール, ルイ・サルー, マルセル・エラン, ピエール・ルノワール, マリア・カザレス, マルセル・カルネ, アルレッティ |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 3 時間 10 分 |
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商品の説明
台詞、美術、衣裳、音楽…そのどれもが美しい、悲しい愛の物語。
映画史に輝く、「詩的リアリズム」の傑作!
4K修復で蘇る―。
★1946年ヴェネチア国際映画祭特別賞
★1979年セザール賞特別賞
★1980年キネマ旬報戦後復刊800号記念 外国映画史上ベストテン 第1位
『霧の波止場』(38)や、『陽は昇る』(39)、『悪魔が夜来る』(42)等を生み出した名コンビ、
監督マルセル・カルネと脚本家ジャック・プレヴェール。
第二次世界大戦中ナチス占領下となったフランスで完成させた本作は、
1945年の解放後まもないフランスで公開され大ヒット。
ヴェネチア国際映画祭特別賞やセザール賞特別賞を受賞。
1952年に初公開された日本でも大きな反響を呼んだ。
【物語】
第一部[犯罪大通り]
1840年代、劇場が立ち並ぶパリの《犯罪大通り》。パントマイム師のバチストは、
女芸人ガランスを偶然助けたことから、彼女に恋心を抱く。
若き俳優ルメートルや、犯罪詩人ラスネールも彼女に惹かれていたが、ガランスは誰のものにもならない。
そこに、ガランスに魅せられたもう一人の男・富豪のモントレー伯爵が現れ…。
第二部[白い男]
数年後――。座長の娘ナタリーとの間に一児をもうけたバチストは、
フュナンビュル座の看板俳優として舞台に立つ日々を送っていた。
そんなバチストを毎夜お忍びで観に来る一人の女性が。
それは、伯爵と一緒になったガランスだった。
ガランスが訪れていることを聞いたバチストは、たまらず舞台を抜け出すが…。
監督:マルセル・カルネ
脚本・台詞:ジャック・プレヴェール
製作総指揮:レイモン・ボルトリー
制作主任:フレッド・オラン
撮影:ロジェ・ユベール、マルク・フォサール
美術:アレクサンドル・トローネル、レオン・バルザック、レイモン・ギャビュッティ
音楽:ジョゼフ・コスマ、モーリス・ティリエ
パントマイム音楽:ジョルジュ・ムーケ
演奏:コンセルヴァトワール管弦楽団
編集:アンリ・リュスト、マドレーヌ・ボナン
録音:ロベール・テセール
静音:ジャック・カレール
衣装:アントワーヌ・マイヨ
出演:アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ブラッスール、マルセル・エラン、ルイ・サルー、マリア・カザレス、ピエール・ルノワール、エチエンヌ・ドゥクルー ほか
◆封入特典
ブックレット(20頁)
寄稿:野崎歓(フランス文学者)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 110 g
- EAN : 4933672254616
- 監督 : マルセル・カルネ
- メディア形式 : ブラック&ホワイト, モノ
- 時間 : 3 時間 10 分
- 発売日 : 2021/4/30
- 出演 : アルレッティ, ジャン=ルイ・バロー, ピエール・ブラッスール, マルセル・エラン, ルイ・サルー
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC
- ASIN : B08WK8J5ML
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,151位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,234位外国のドラマ映画
- - 1,649位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本作の成り立ちについては多く方の優れた言及があるので
改めて論評する必要は無いと思う。
敢えて一言言わせて貰えば、本作は時代を19世紀と時代劇にしたことが
独軍占領下でも製作が許され、21世紀まで語り継がれて理由だろう。
製作の成り立ちは全然違うが、アメリカの名作「風と共に去りぬ」の様に。
さて、今回の4K修復ブルーレイについて評価してみる。
4Kによる画質・音声は丁寧に修復され、画面の傷・汚れ・揺れは無く
階調はなだらか、音声は雑音もなく明瞭で聞き易い。
ただ、画面は完全な白黒ではなく、僅かに黄色みがかっているが
原盤に起因するかどうか分からない。
またフィルムグレインが目立つ所あるが、無理に修復しなかったのは
製作年度を考えればむしろ好感が持てる。
約言すれば、この黄色みとフィルムグレインは気にする必要は無いと思う。
以上の修復はフランスの技術者達の努力によるものである。
小生はフランス語が分からないので日本語字幕について論評する立場にないが
仏語の達人で映画評論家でもある山田宏一氏の字幕は内容に相応しく
雰囲気を良く表している様だ。
特典として仏文学者 野崎 歓氏による解説とスタッフ・キャストの略歴が
15ページの小冊子として付属しており、内容が豊富なのでとても貴重である。
時々商品に不満が出ることがあるIVCのブルーレイとしては、最上に近いパッケージだ。
購入価格は5,000円近くとかなり高価だが、内容がよいので納得できた。
なお、本作から17年後に製作されたアメリカの戦争映画超大作「史上最大の作戦」(1962)に
ジャン・ルイ・バローとアルレッティが、それぞれ52歳と64歳で出演しているのは興味深い。
(上記の小冊子にも両者の作品リストに「史上最大の作戦」が載っている)
但しアルレッティは老女の役なので、とても老けて見えるのは歳月の流れを痛感させられる。
興味のある方は2人が何処に出ているか探してみて下さい。
出る場面は映画前半で、当然 2人ともフランス人役です。
主要人物の誰もが、自分を自分らしく生きており、そうでなければ自分らしく生きられないという生きかたを鮮烈に生きている。派手な戦闘シーンも息を吞むような激しいラブシーンもありませんが、この長尺を何度観ても、時間を忘れて一気に観てしまいます。
何年もかけて何度も何度も、10回以上、観ても観ても色あせない映画は、数は限られるがいくつかあるが、そういう意味ではこの映画がピカイチかもしれない。
Blu-ray化で画面が鮮明になり、群衆の一人ひとりまで詳細に見えることになり、さらに映画のパワーがアップしたと思います。
芝居小屋のパントマイム役者の男性と、運命に漂う女性との恋を軸に
人生や生活が描かれています。
主人公の女性ゲランスは、
寂しさを内在する掴みどころの無い恋愛を繰り返しますが
終始美しく整った顔つきの彼女の微妙な表情を追って行くと
複雑な心理状態と、積み上がって行くそれぞれの人生の重みが読めるようです。
彼女が役者と出会う前に
代筆屋の男性の事務所へ通っていた頃
二人で過ごした時間が幸せな時間だったのだと思えてくると
全編を通して何度も鑑賞したくなります。
まあ予約して買いますけど!