グッバイ、リチャード! [Blu-ray]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ダニー・ヒューストン, オデッサ・ヤング, ロン・リビングストン, ローズマリー・デウィット, ウェイン・ロバーツ, ゾーイ・ドゥイッチ, ジョニー・デップ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 31 分 |
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商品の説明
人生はくそったれで、愛おしい。
ジョニー・デップ×アカデミー賞受賞プロデューサーが贈る
余命180日の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つける爽やかなライフ・ファインディングドラマ!
■突然余命を告げられた大学教授・リチャードを演じるのは、ゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝くハリウッドを代表する名俳優であり、ファッション・アイコンとしても世界中で支持を受けるカリスマ、ジョニー・デップ。ミニシアター作品から『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような超大作まで、作品の大小に関わらず、その個性的な演技力で今もなお、世界中のファンを魅了し続けている。今年、初主演映画『クライ・ベイビー』(90)の公開から、30年というメモリアルイヤーを迎え、再び本作でインデペンデント作品への回帰を果たした。そんな唯一無二のキャリアを歩む、彼自身を投影したかのようなリチャードの生き様は、観るもの全てに“自分の人生を歩む"ことの勇気と大切さを教えてくれる。
■第82回アカデミー賞6部門を受賞した『ハート・ロッカー』のプロデューサー、グレッグ・シャピロのもと共演には、次世代の若手女優ゾーイ・ドゥイッチ(『ゾンビランド:ダブルタップ』)、ダニー・ヒューストン(『ワンダーウーマン』『21グラム』)らが名を連ね、シリアスになりがちな"人生の終わり"というテーマを新鋭・ウェイン・ロバーツ監督がユーモラスに描き出している。
ストーリー
「余命180日です」。大学教授・リチャード (ジョニー・デップ) に告げられた突然のがん宣告。追い討ちを掛けるかのように妻に不倫を告白された彼の日々は予期せぬ展開を迎える。死を前に怖いものなしになった彼は残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむ。ルールや立場に縛られない新しい生き方は彼にこれまでにない喜びを与え、人の目を気にも留めない彼の破天荒な言動は次第に周囲にも影響を与えてゆく。しかし、リチャードの“終わりの日"は着実に近づいていて…。
キャスト
■ジョニー・デップ
■ローズマリー・デウィット
■ダニー・ヒューストン
■ゾーイ・ドゥイッチ
■ロン・リビングストン
■オデッサ・ヤング
スタッフ
■監督・脚本:ウェイン・ロバーツ
特典
■映像特典
・インタビュー映像:ウェイン・ロバーツ監督 (6分50秒)
・劇場予告編 (2分11秒)
(C)2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4907953284289
- 監督 : ウェイン・ロバーツ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 31 分
- 発売日 : 2021/3/3
- 出演 : ジョニー・デップ, ローズマリー・デウィット, ダニー・ヒューストン, ゾーイ・ドゥイッチ, ロン・リビングストン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B08Q4N51XD
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,171位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,517位ブルーレイ 外国映画
- - 6,998位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
若い人からすれば「ふ〜ん」だろうし、老境に差し掛かった者には共感しかない。
下ネタ云々の感想もあるようだが、自分にはそうした場面もあるので救われた。生真面目一直線では辛くて見ていられない。
それにしても何と格好良いことか。綺麗事すぎるような気もするが、最後を自覚したら、格好良い思い出だけを残して去りたいではないか。
心に迫るセリフなど無いというレビューもあるが、「不条理だ。だが、完璧だ」とか、妻や娘に残す言葉は胸に刺さる。
自分の辞世感に大きな影響を与えてくれたと思う。正直、思いの外良い作品だった。
全体的に、馬鹿笑いするところはありませんでしたが、ニヤリとするところはありました。
ちょっとずつ病的な顔つき(いつものジョニーさんっぽい顔)になってくるところが良かったです。
親友のピーターと、ボロい犬(しあわせ団地の徳次郎みたいな犬)も良かったです。
授業が楽しそうでした。
自分で選択できるっていいですね。
Life is very short, and there's no time for fussing and fighting, my friend. ですね。
☆気に入らなかったこと
あまり会わないとはいえ、流石に気が付きませんかね。
サンチエゴもちょっと謎でした。
☆どうやって使ったか
PCとモニタをHDMIでつないでみました。
〓グッバイ、リチャード!(字幕版)〓
この映画、20年前ならジャック・ニコルソンがやってかもなぁって
面白かったです。途中何度も声出して笑っちゃいました。
こういう皮肉のきいたセリフ回しの映画は強く字幕推奨です!おススメします!
しかしやる気のある生徒を紐付きズボンだからダメってなに?そういう文化の違いがあるのでしょうか?
あと、ラストが尻切れトンボで良くない。視聴者におまかせラストにしても終わるのが早すぎる。
例えば、主人公の死に寄り添う愛すべき隣人、あるいは死を迎えるに相応しい成熟した人間である。
登場人物がどんどん殺されていく映画はあるが、こんなに緩慢な死を迎える映画であれば、もう少し気の利いた死に方というものが普通はあるはずだ。
「らくだ」と言う噺がある。
この噺の中では、裏長屋でふぐに当たって頓死する男をして、近所の連中は皆「めでたい」と喜ぶ。なぜなら、生前この男は、とんでもない人でなしだったからだ。「人間、その時が来れば、なんなりと死に道があるものだ」と感心する者すら出てくる。
この映画の主人公が死を迎えるその時、傍に寄り添う人間はいない。小さな愛犬が傍に侍っているけれども、このあと飼い主と共に死を迎えようとは夢にも思ってはいないだろう。
レビューを書いた幾人かも触れていたように、アニマルウェルフェアのこの時代の気分の中で描かれる「成熟した人間」であったら、まだ、これからも続く命ある者(愛犬)を死の道連れにするだろうか...。
しかし、この映画は古典落語のように笑えない現実を、そのまま描写している。
この映画の主人公は、とても凡庸な男だと思う。その凡庸な男が、なんの準備もなく、ある日、唐突に死に直面する。
その動揺を露わに、体力と時間が許す限り、ありのまま思いつきの幾つかの凡庸な行動実験ののちに彼は死んでいく。この、あまりの唐突さは、映画が予定調和のうちに終わることを許さない。
そこに私はとても惹かれたし、これまでに観たことのない味わいを感じた。
この役は、この俳優でないとだめだったと私は思う。
家族に告白しようとしますが、逆に娘からはレズビアンであることを、妻からは主人公が勤務する大学の学長と不倫をしていることを告げられます。
主人公は自暴自棄になり、受け持っていた講義でほとんどの学生を追い出し、残った学生と好き勝手な講義を行います。
フェミズムや人工授精に露骨な嫌悪感を示す。ひたすら酒を飲む。学生たちと一緒に行ったバーでウェイトレスを秒で口説く。男子学生からマリファナをもらい、フェラしてもらう。友人に連れてきてもらった癌患者の集まりで放言をする。やりたい放題、いいたい放題です。
その中で、親友である教授はずっと主人公を心配し、よりそいます。
主人公は死を直前にして自由気ままに行動することで、生きることの意味を知ります。
妻にいままでの感謝を伝え、恋人と別れた娘をそっと抱き寄せます。
主人公はひとりで死を迎えるために、旅に出ます。
しばらく進むとT字路に出ます。その前で少し考えますが、道路を無視して直進して映画は終わります。
この映画ですが、評論家の評価は芳しくありません。
映画批評家集積サイトでは支持率10%、平均点4.85点です。
基本的には和解の話です。
夫婦は離婚はせずに、ただお互いに干渉することなく、好きに生きることを決めます。
そんなバラバラだった家族が最後にはまとまるという展開ですが、冒頭で妻が夫を口汚くののしる割に関係性は悪くなく、ベッドも一緒ですし、映画の中盤で一緒にマリファナを楽しんで大騒ぎしています。
食卓ではいつも夫が妻にワインを注ぎ、レディーファーストを演じます。
冒頭で妻と娘が喧嘩するシーンがありますが、父と娘の関係は悪くありません。
テーマはラスト手前のパーティーのシーンで、主人公が長々と演説をするという超直接的手法で視聴者に訴えかけます。
が、ちょっと長いかなあ。こういうのは、ひとことふたことに抑えて、むしろひとことふたことで伝わるようにストーリーを作るのが映画なんじゃないかなと。
ただ、ジョニーデップが好き放題するシーンはなかなか面白いです。
ジョニーは少し変なキャラが似合います。
ちなみに妻と不倫相手を演じた俳優ですが、実生活では夫婦だったりします。
教授を演じるジョニーを見たい人のために!
ジョニー・デップにはそもそも迫真の演技的なものをまったく期待してないからこんなものだろうという感じはあるが、自身の私生活もゴタゴタしていることだし、心機一転「病気もの」でアカデミー賞も狙える作品に仕上がったのかと思いきや、さにあらず。(大作にでている大物俳優はアカデミー賞を取り辛く難病ものにチャレンジすると賞を取れるというアノマリーがある)。
終始、皮肉であったり、性をスパイスにした脚本で逆にゲンナリ(性をスパイスにすると脚本が引き締まるという効果はあるが、こういった死をテーマにした作品では逆効果。大体、ガンの最終ステージに来ていて背中に終始激痛が走っている人が立ちバックできますかっていう話。この時点で脚本が適当なだと思った。
途中、見るのやめようかと思うくらい、適当な映画であった。ジョニー・デップの色気で最後までもったような映画である。それにしても、なぜジョニー・デップのような大物がこのような脚本で映画に出たのかなあ?と思わせる映画のレベルでした。
お勧めはできません。死を目前にした男の話は、やはり「生きる」を見たほうがいいでしょう。
「この後どう生き抜いて死ぬか」と言う帰路に立たされる。
崖のギリギリにつま先立ちで立って、いつでも病が自分を落とせる状態にある。
主人公のリチャードは
「治療をしたら一年、治療しなければもって半年」と医者に言われる。
クソ、クソ、クソ喰らえ。
リチャードは叫ぶ。そして残り限られた時間をしっかり生きるより、有意義に時間を使おうとする。
もし自分が余命半年なら、リチャードと同じように酒をあおり煙草や薬をやり、その辺の人と行きずりの情事を楽しむか?答えはNo.だ。
大半の人は家族や友達と過ごしていくだろう。
私なら家族と過ごしたい。しかしリチャードの家庭は崩壊寸前。妻は学長とヤってる。唯一可愛い娘がいるが、こんな自分の事を話したくない。出来れば話さないで人生を終わらせたい。
しかしリチャードは最終的には自分が今ここに存在していることや病のことを叫びたくなる。
「みんな、自分は癌なんだ!人生は素晴らしいものなんだ。今生きて楽しんでる人はもっと楽しめ!」
と。
人は嘘をつけない生き物だ。
それは、どうしても自分という存在を人々に記憶として焼き付けたくなるものなのかもしれない。
ラストは、視聴者がこのラストをどう観てどう感じるのか委ねるような作りになっている。
個人的には酷く怯えた。病気は怖いものだ。
日頃から気を付けていたとしても、病気はやってくる。そこにリチャードのような強さを自分が持ち合わせているか解らない。
1つ言えるのは、“親友は最高だ。そして家族は最高だと思える最後が最高なのだろう”と感じた。