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ヴァインベルガー:喜歌劇《春の嵐》[Blu-ray Disc]
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商品の説明
【満州を舞台に、日露の軍人とロシアの美しき未亡人が繰り広げる愛の駆け引き】 日露戦争真っ只中、スパイとして活動する日本人将校イトウ。彼は中国人の使用人になりすまし満州のロシア軍司令部に潜入、そこでかつて愛を誓いあったサンクトペテルブルク社交界の華、未亡人リディアと再会します。イトウはリディアを通じて、彼女に想いを寄せるロシア軍の司令官カチャーロフから軍事機密の合言葉を聞き出しますが、それは偽情報。イトウは捕えられ、リディアの裏切りをなじりつつも脱走に成功し日本に帰国します。やがて戦争が終わり、イトウは日本の講和団の一員として再び満州を訪れ、カチャーロフとリディアに再会しますが... チェコ生まれ、ドイツ、アメリカで活躍したヤロミール・ヴァインベルガーによるオペレッタ《春の嵐》は、ヒトラー政権掌握の年1933年、ベルリンで初演されたのもつかの間、ナチスによって上演継続を禁止され、そのスコアもほぼ失われました。今回ベルリン・コーミッシェ・オーパーによる上演のためにノーベルト・ビアマンがピアノ譜や残存するパート譜から作品を再構成、編曲。2017年のバイロイト音楽祭でカタリーナ・ワーグナーの招聘により《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を演出し、現在世界中で最も引く手あまたの演出家の一人バリー・コスキーが演出を担当した87年ぶりのこの作品の蘇演の舞台は大きな話題となりました。日本人将校イトウに若々しい声が魅力のタンゼル・アクゼイベック、ヒロインの美しきリディアを妖艶に歌い演ずるヴェラ=ロッテ・ベッカー、ロシアの将軍カチャーロフを演ずる名優シュテファン・クルトら主役から脇役に至るまで粒ぞろいの歌手と役者を揃え、ジョーダン・デ・スーザの明快かつ情感豊かなタクトが、J.シュトラウスやレハールに代表される中欧の喜歌劇の伝統に、20世紀初頭のアメリカのダンス音楽を融合させたヴァインベルガーのジャズ・オペレッタを見事に蘇らせています。
登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4589538760984
- 時間 : 2 時間 34 分
- 発売日 : 2020/11/27
- 出演 : タンゼル・アクゼイベック, ヴェラ=ロッテ・ベッカー, ジョーダン・デ・スーザ, ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団
- 販売元 : NAXOS
- ASIN : B08L1L93QX
- ディスク枚数 : 1
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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ヤロミール・ヴァインベルガーJaromir Weinbergerという作曲家を初めて知りましたが、元々は結構メジャーな人だったようで代表作「バグパイプ吹きのシュワンダ」はルチア・ポップ、ジークフリート・イェルザレム、ヘルマン・プライなど豪華キャストでレコーディングされてたりします。この「春の嵐」Frühlingsstürmeの初演(1933年)ではリディア役に当時の超人気ソプラノ、Jarmila Novotnaが抜擢されてるんですね(そして相手役がやっぱり超人気テノールのRichard Tauber!)。Novotnaが歌う「Sitz man nachts mit einer Frau beim Tee」(夜に一緒に女性とお茶を飲むときに)がYouTubeで聴けるんですが、素晴らしい歌唱で思わず聴き入ってしまいます。名曲だと思います。そのほかにも素晴らしい歌曲が「春の嵐」には散りばめられていてWeinbergerの代表作と言える名作なんじゃないかと思います。
一方、ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)はポーランド生まれのロシアの作曲家。ショスタコーヴィチの弟子筋だが、友人でもあり、交響曲や弦楽四重奏曲の作曲数競争をしていたりする(どちらのジャンルでもヴァインベルクの勝ちw)。
両者ともにユダヤ系で辛い生涯を送っているが作風は真逆。楽天的なヴァインベルガーに対し、ヴァインベルクは厭世的で深刻な作品が多い。もっとも、音で聴ける作品の少ないヴァインベルガーは知っている限りにおいてだが。
美楽友人氏がご覧になったヴァインベルクの「乗客」(Amazonのサイト上では「女旅行者」)は作曲家の死後2010年にようやく舞台初演された作品で、相当重い作品(ナチスに加担した人物の戦後の生き様を扱う)なのにブレゲンツでの初演とグラーツでの再演の2種類が映像商品化されている。なお、ヴァインベルクのオペラ最終作「白痴」(ドストエフスキー原作)もCD化されているが、海外マイナー盤で現在はAmazonでも買えない。これも重いオペラだがもったいない。
「春の嵐」はレハール風の悲恋オペレッタで、他のレビュアーの方がおっしゃるような素晴らしいエンタテインメントでしたが、私はヴァインベルクのほうが好きなので、本作には☆3つ。ごめんなさい。
日露戦争最中の満州を舞台に繰り広げられる美しい舞台は、ほろ苦い恋の結末まで良く出来たオペレッタで美しい歌が随所に散りばめられ、その間に笑わせる演技やまばゆいダンサーの踊りが上手く取り入れられた演出で最後まで飽きさせることはありません。
映像、音楽ともに美しいので、極上のミュージカルでも見る感覚で広くお勧めしたい1枚です。