ウルトラプライス版 ライジング・スターの伝説 blu-ray《数量限定版》
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商品の説明
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ヴィンセント・ドーン監督が手掛けたマカロニウエスタン。山賊に襲われた身重の白人女性が、先住民のアパッチ族に助けられ、集落で出産した。生まれた男の子は「シャイニング・スカイ」と名付けられ、首長の子として育てられるのだが…。
内容(「Oricon」データベースより)
山賊に襲われた身重の白人女性が、先住民のアパッチ族に助けられるものの、出産後に死んでしまう。生まれた男の子はシャイニング・スカイと名付けられ、首長の子として育てられた。青年となった彼は、首長の実子である仲の良い兄を、部族の娘ライジング・スターを巡るトラブルで死なせてしまう。部族民らに“白人の血”を毛嫌いされたシャイニングは、集落を離れ、白人社会に戻るも、先住民迫害の実態を目の当たりにし…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 梱包サイズ : 17.1 x 13.6 x 1.5 cm; 80 g
- EAN : 4589825442388
- 監督 : ヴィンセント・ドーン
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2020/10/30
- 出演 : セバスチャン・ハリソン, ローラ・フォルネル, アルベルト・ファーレイ, チャーリー・ブラヴォー, シンツテア・デ・ポンティ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 映像文化社
- ASIN : B08GFVL8KP
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 198,668位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 11,846位ブルーレイ 外国映画
- - 15,269位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見事ハメられました。収録時間はVHS版と同じと思われる。
2018年7月23日に日本でレビュー済み
「マカロニ・ウェスタン」というと、我々マニアにとっては’60年代から’70年代にかけて制作された映画群のイメージが強いが、『荒野の復讐(Comin’ at Ya!)』(‘81)のように、’80年代に入ってから作られているものもポチポチとある。
朝日新聞出版 ⇒ 映像文化社のマカロニ乱れ撃ちリリース、今回はそんな’80sマカロニの一本『ライジング・スターの伝説』(‘86)だ。
‘80年代は「ビデオバブル」と呼ばれた時代でもあり、日本未公開のB級C級Z級の映画がわんさかソフト化された。本作もかつて東芝ソフトからVHSで発売されていた。バイオレンス度は、いかにも’80年代チックでナカナカなテイストですぞ。
山賊に皆殺しにされたキャラバンからインディアンに救われた白人の赤ん坊が、「シャイニング・スカイ」と名をつけられてインディアンに育てられる。青年に成長したシャイニング・スカイ(セバスチャン・ハリソン)は白人社会に戻るも、インディアン迫害の実態を目の当たりにし・・・怒りに燃え白人たちに立ち向かって行く、というお話。
あれ?ライジング・スターって誰よ?と皆さん思うでしょう。実はこれ、ヒロインの名前なんですよねぇ(笑)。で、主人公を出し抜いて活躍するって訳でもなく、どっからどう見ても『シャイニング・スカイの伝説』でしょう、っていう突っ込みどころ満点のタイトルなんですわ。’80年代のビデオソフト業界って、やたらとお色気を売りにしていたところがあるので、女インディアンが主人公のお話、という風に見せかけようとしたんだろうね~。確かに、ライジング・スターを演じているローラ・フォルネルさんはキュートですが(笑)。
で、本作は『ソルジャー・ブルー』('70)の影響を多大に受けていて、マカロニ・マニアの方々からは「陰惨な内容で、繰り返し観たいとは思わない」と評価されているようだ。確かに、冒頭のキャラバン襲撃のシーンからやたらと人が死ぬ。しかも女子供見境なくぶっ殺されていくところは『ソルジャー・ブルー』に似た肌ざわりを感じる。
映画としてのタッチも、’60、’70年代の雰囲気ではなく、’80年代独特の、見世物主義コテコテの作りで、マカロニ・ホラーに近い味わいがある。ただ、暴力的な内容ではあるけどグロ・ゴア描写はそれほど過激ではないので、グロが苦手の方でも抵抗なく観れるのでは、と思う。
本作、観ていて一番気になったのは音楽で、前半と後半では明らかにタッチが違う。前半は’50年代のアメリカのコメディ西部劇かと思うようなすごくダサい音楽がかかりまくって相当イラっとさせる。この音楽のせいでかなり損をしていると思う。後半に入ると、いかにも’80年代っぽい雰囲気の音楽になる。たぶん前半はライブラリー音源だね(笑)。
作品的には、演出も脚本も演技もコテコテのB級クラスで、これといった深みはない。
監督はヴィンセント・ドーンで、『ナチ(秘)女体飼育館・ゲシュタポ慰安部隊』 (’77)とか『新・カリギュラ』(‘82)とか『チチョリーナ・マイ・ラブ/エーゲ海に捧ぐバラード』(‘83)とか『食人族2』(‘03)とかを撮ってる人。『サンゲリア2』(‘88) で途中降板したルチオ・フルチの後を継いで、マニアから非難轟々の演出をした監督としても悪名高い(笑)。続編ものが多い事からも、イタリア人監督に顕著の、ヒット作に便乗していっちょう頂き系の職人監督だというのが判る。
「何度も観たいと思わない」と感じさせるのは、暴力描写が過剰だからというよりは、この映画の制作者は何が描きたかったのか? といったものがサッパリ見えないからなのだと思う。はっきり言って暴力描写では『ソルジャー・ブルー』の方が遥かに陰惨だが、あれが傑作として評価されているのは、白人によるインディアン虐殺を告発する強烈なメッセージ性と、愚かな争いを繰り返す人間に対する深い悲しみを湛えているからだ。インディアンに育てられた青年が、インディアンと白人の社会を行ったり来たりする物語としては、アーサー・ペン監督/ダスティン・ホフマン主演の『小さな巨人』(’70)の足元にも及ばないのは、予算や作品のスケールの問題ではなく、そうした設定を盛り込む事で何を描きたいか、伝えたいか、といった目線が欠落している・・・ぶっちゃけて言えば、テーマとかメッセージとかそんなものはどうでもいいと作り手が考えているからなのだろう(笑)。
まあ、B級映画にそんなにムキになって怒ってもしょうがないのだが(笑)、何でこんな事を書くのかというと、演出の見せ方も「基本的にカットバックでいいでしょう」みたいな、全くこだわりが感じられない作りになっていて、もうほんのちょっとだけ、ストーリーや演出に工夫があればもっと良い映画になったはずなのに、と感じずにはいられないからだ。マカロニ黄金期の監督たちは、もっとこだわりをもって作っていたと思うのだが・・・。
と、なんだか悪口を言ってしまったが、細かい事にこだわらなければ、ケレン味たっぷりの見世物映画で、最後まで飽きずに観れますよ(笑)。
で、以下は朝日新聞出版から発売されていたDVDのスペックです。同じマスターを使っていると思われるので、参考までに記します。
画質は、まあまあ。DVD初期の頃の画質ぐらい。原版が完全な状態ではないらしく、何ヶ所かビデオのポヤポヤ映像に切り替わるところがある。ただ、それは風景や動物などのインサートショットで、人物に関わるシーンではないので、それほどストレスは感じない。
ハイビジョンTVでもフルサイズで視聴できる。
音声は英語と、なぜかフランス語。たぶんこのソフトのマスターがフランス製なんでしょうね。
日本語吹き替えは無し。
【予告編】https://www.nicovideo.jp/watch/sm33993557
朝日新聞出版 ⇒ 映像文化社のマカロニ乱れ撃ちリリース、今回はそんな’80sマカロニの一本『ライジング・スターの伝説』(‘86)だ。
‘80年代は「ビデオバブル」と呼ばれた時代でもあり、日本未公開のB級C級Z級の映画がわんさかソフト化された。本作もかつて東芝ソフトからVHSで発売されていた。バイオレンス度は、いかにも’80年代チックでナカナカなテイストですぞ。
山賊に皆殺しにされたキャラバンからインディアンに救われた白人の赤ん坊が、「シャイニング・スカイ」と名をつけられてインディアンに育てられる。青年に成長したシャイニング・スカイ(セバスチャン・ハリソン)は白人社会に戻るも、インディアン迫害の実態を目の当たりにし・・・怒りに燃え白人たちに立ち向かって行く、というお話。
あれ?ライジング・スターって誰よ?と皆さん思うでしょう。実はこれ、ヒロインの名前なんですよねぇ(笑)。で、主人公を出し抜いて活躍するって訳でもなく、どっからどう見ても『シャイニング・スカイの伝説』でしょう、っていう突っ込みどころ満点のタイトルなんですわ。’80年代のビデオソフト業界って、やたらとお色気を売りにしていたところがあるので、女インディアンが主人公のお話、という風に見せかけようとしたんだろうね~。確かに、ライジング・スターを演じているローラ・フォルネルさんはキュートですが(笑)。
で、本作は『ソルジャー・ブルー』('70)の影響を多大に受けていて、マカロニ・マニアの方々からは「陰惨な内容で、繰り返し観たいとは思わない」と評価されているようだ。確かに、冒頭のキャラバン襲撃のシーンからやたらと人が死ぬ。しかも女子供見境なくぶっ殺されていくところは『ソルジャー・ブルー』に似た肌ざわりを感じる。
映画としてのタッチも、’60、’70年代の雰囲気ではなく、’80年代独特の、見世物主義コテコテの作りで、マカロニ・ホラーに近い味わいがある。ただ、暴力的な内容ではあるけどグロ・ゴア描写はそれほど過激ではないので、グロが苦手の方でも抵抗なく観れるのでは、と思う。
本作、観ていて一番気になったのは音楽で、前半と後半では明らかにタッチが違う。前半は’50年代のアメリカのコメディ西部劇かと思うようなすごくダサい音楽がかかりまくって相当イラっとさせる。この音楽のせいでかなり損をしていると思う。後半に入ると、いかにも’80年代っぽい雰囲気の音楽になる。たぶん前半はライブラリー音源だね(笑)。
作品的には、演出も脚本も演技もコテコテのB級クラスで、これといった深みはない。
監督はヴィンセント・ドーンで、『ナチ(秘)女体飼育館・ゲシュタポ慰安部隊』 (’77)とか『新・カリギュラ』(‘82)とか『チチョリーナ・マイ・ラブ/エーゲ海に捧ぐバラード』(‘83)とか『食人族2』(‘03)とかを撮ってる人。『サンゲリア2』(‘88) で途中降板したルチオ・フルチの後を継いで、マニアから非難轟々の演出をした監督としても悪名高い(笑)。続編ものが多い事からも、イタリア人監督に顕著の、ヒット作に便乗していっちょう頂き系の職人監督だというのが判る。
「何度も観たいと思わない」と感じさせるのは、暴力描写が過剰だからというよりは、この映画の制作者は何が描きたかったのか? といったものがサッパリ見えないからなのだと思う。はっきり言って暴力描写では『ソルジャー・ブルー』の方が遥かに陰惨だが、あれが傑作として評価されているのは、白人によるインディアン虐殺を告発する強烈なメッセージ性と、愚かな争いを繰り返す人間に対する深い悲しみを湛えているからだ。インディアンに育てられた青年が、インディアンと白人の社会を行ったり来たりする物語としては、アーサー・ペン監督/ダスティン・ホフマン主演の『小さな巨人』(’70)の足元にも及ばないのは、予算や作品のスケールの問題ではなく、そうした設定を盛り込む事で何を描きたいか、伝えたいか、といった目線が欠落している・・・ぶっちゃけて言えば、テーマとかメッセージとかそんなものはどうでもいいと作り手が考えているからなのだろう(笑)。
まあ、B級映画にそんなにムキになって怒ってもしょうがないのだが(笑)、何でこんな事を書くのかというと、演出の見せ方も「基本的にカットバックでいいでしょう」みたいな、全くこだわりが感じられない作りになっていて、もうほんのちょっとだけ、ストーリーや演出に工夫があればもっと良い映画になったはずなのに、と感じずにはいられないからだ。マカロニ黄金期の監督たちは、もっとこだわりをもって作っていたと思うのだが・・・。
と、なんだか悪口を言ってしまったが、細かい事にこだわらなければ、ケレン味たっぷりの見世物映画で、最後まで飽きずに観れますよ(笑)。
で、以下は朝日新聞出版から発売されていたDVDのスペックです。同じマスターを使っていると思われるので、参考までに記します。
画質は、まあまあ。DVD初期の頃の画質ぐらい。原版が完全な状態ではないらしく、何ヶ所かビデオのポヤポヤ映像に切り替わるところがある。ただ、それは風景や動物などのインサートショットで、人物に関わるシーンではないので、それほどストレスは感じない。
ハイビジョンTVでもフルサイズで視聴できる。
音声は英語と、なぜかフランス語。たぶんこのソフトのマスターがフランス製なんでしょうね。
日本語吹き替えは無し。
【予告編】https://www.nicovideo.jp/watch/sm33993557