プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
プレイタイム 4Kレストア版 ジャック・タチ Blu-ray
詳細はこちら
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ジャック・タチ |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 2 時間 4 分 |
よく一緒に購入されている商品

この商品を見た後に買っているのは?
商品の説明
世界中で絶大な人気を誇るジャック・タチによる映画史上屈指のコメディ大作!
4Kレストア版でブルーレイ化。
『ぼくの伯父さん』で知られるフランスの映画監督であり喜劇俳優のジャック・タチが
莫大な製作資金をかけて徹底的にこだわりを追求し、
自らの世界を具現化してみせた野心作にして集大成的大作。
モダンな建築が並ぶ「タチヴィル」と呼ばれる巨大セットを建造し、70ミリフィルムで撮影された。
興行的には失敗したが、溢れ出るユーモアとシニカルな笑い、
そして何より多幸感に満ちためくるめく映像世界は今なお世界中の映画ファンたちの心を掴んで離さない。
世界映画史に残る唯一無二のコメディ映画の傑作。
高層ビルが立ち並ぶ大都会パリにやってきたユロさん。
面接のためにあるビルを訪れるが、その巨大な内部に右往左往、なかなか担当者に出会えない。
いつしかユロさんは、パリにやってきたアメリカ人観光客のバーバラとともに
都会の夜の狂騒に迷い込んでゆく。
☆特典☆
短編『ぼくの伯父さんの授業』(67) 28分
作品分析「我が家のように」19分
コメンタリー ジェローム・デシャン(演出家)13分
コメンタリー ステファヌ・ギデ(評論家)13分
解説リーフレット封入
■STAFF
監督:ジャック・タチ
脚本:ジャック・タチ、ジャック・ラグランジュ、アート・バックウォルド
撮影:ジャン・バダル、アンフォレア・ウィンディング
音楽:フランシス・ルマルク
■CAST
ジャック・タチ
バーバラ・デネック
ジャクリーヌ・ル・コンテ
1967年|フランス作品|本編125分(予定)+特典計73分(予定)|カラー|フランス語|二層 | 16:9ビスタ|1080P リージョンA
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4933672254340
- 監督 : ジャック・タチ
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 4 分
- 発売日 : 2020/10/9
- 出演 : ジャック・タチ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC
- ASIN : B08CRTGV7P
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,249位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 34位外国のコメディ映画
- - 426位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
タチが自身の監督作の『ぼくの伯父さんの休暇』(1953年)と『ぼくの伯父さん』(1958年)に登場したキャラクターであるユロ氏を演じている。
機能主義的な近代建築に象徴されるモダニズムの戯画のような未来のパリが舞台の不条理コメディー。夢のように奇妙な映画だが、一期一会の出会いに関する心温まるエピソードを含んでいる。
アメリカ人観光客の集団がオルリー空港に到着し、パリ見物に出かけて行く。
ユロ氏は就職の面接のためにパリにやって来るが、面接の担当者とすれ違いになり、迷路のようなガラス張りの超近代的なビル群の中に迷い込んでしまう。
街を彷徨うユロ氏は、若いアメリカ人観光客のバーバラと顔見知りになる。
ユロ氏は、開店したばかりのレストラン「ロワイヤル・ガーデン」でバーバラと再会し、そこで夜通し続く大混乱に巻き込まれる。
ロングショットとミディアムショットの多用、中心を欠いた画面構成(画面のあちこちで誰かが何かをしていて、観客はどこに注目すればいいのか分からなくなる)、幾何学的に計算された構図、美しい色彩が特徴。
当初の尺は153分だったが、長い間、119分の短縮版が上映されていた。2002年のカンヌ映画祭で124分のレストア版が公開された。
国内BOXが呆れるプレミア価格になってるので続けて他タイトルも出してほしい。
それで4Kレストア版ということで多大に期待して買いましたが、パッケージを見るとただのFHD。つまり4Kよりも低い画質で記録されているのです。
がっかりです。
パッケージにはそれなりに作品への愛を感じられるだけに、余計に悲しい。
全編スタイリッシュでクールな色彩。巨大セットの中に、クロース・アップを使わず、街と小さな人たちを写します(ユロ氏を探せ!)。
OPの空港ビルとあと2つ。ユロ氏がジファール氏と出合う「予定」のオフィス・ビルとその向かいのビル(ここでは「国際見本市」が大盛況)。
「パリも駐車場が満員ね。」と、アメリカからのツァーのご婦人(← 中に素敵なバーバラ嬢もいる)のいうように、ここでもやっぱり厄介なのはトラフィック・ジャム。
こんな風に(ちょっと近未来的に描かれる)巨大ビルディングと観光客で埋まったパリ。
一見便利そうだけど、「英語の説明」ばかりで使いづらいハイテク機器。
機械(物質)文明、効率第一主義などへの、(そういうものに馴染めないユロ氏や彼の周りの人を通した)タチ監督の視線はあって・・・メガネにおじぎの日本人、映画の後半「山場」に登場のアメリカ人実業家への、少々シニカル視線もあります・・・けど、だから何かを裁こうという風には見えないところが好きなのです、この映画。
(映画の山場・・・)見切り発車的新装開店「ロワイヤル・ガーデン(ナイトクラブ)」へ、上流パリっこだけじゃなく(バーバラ嬢や実業家氏ふくむ)アメリカ人もやってきて、やがてユロ氏も「合流」。というので、ユロ氏のここへ来るまでの行動について。。。
(はじめのオフィスビルにて)ジファール氏とのすれちがい、近くにいるのに気づかない・・・など、いくつか楽しいシーンがある。とくに・・・(時流に乗って裕福らしい)「戦友」氏の住む高級ハイテク集合住宅を、全面大きなガラス張りの「人間水族館」状態で見せる美しい夜のシーン! 素晴らしい光景のそこで、壁一枚へだてたお隣さんがジファール氏!という楽しい「仕組み」が嬉しいシーンをを経ての「合流」。。
「あ、あのときのあの人がこんどはここに・・・」と、いくつかのことが絡み合ってまとまり、だんだん「全体」ができあがってくるのもこの映画(タチの映画や、タチ的な映画)の楽しさ、魅力です。
さて、佳境の「ロワイヤル・ガーデン」。
(まったく悪気はないのに)秩序を乱しがちなユロ氏がらみでドアが割れ、誰でも入場okに。(はじめは、綺麗な緑色のドレスにシンプルなレインコートの、アメリカ人バーバラさん(ら)は、ちょっと「白い目」だったけど・・・)このころ増えたヒッピースタイルの女の子たちもすんなり入ってしまえて。
ハイテク空調こわれて温度も上昇、汗だくの給仕さんに、あちこちグニャリ、ものはこわれ、服は破れ・・・くだんの実業家氏は「ここを買い取る!」と仕切りはじめ・・・ぐちゃぐちゃこちゃごちゃと楽しそうなことです。。
(『ぼくの伯父さん』では風来坊のようだったけど、ここでは「建築家」と呼ばれている)ユロ氏はバーバラ嬢とダンスもできて、「みんな」一緒にボロボロの「ロワイヤル・ガーデン」からまあ何と美しい!とため息の出るしっとりとしたパリの夜明けの街へと繰り出します。
街角ショッピング・モールの一角の小さな「バー」にはシックなドレスにタキシードの人、ユロ氏にバーバラ嬢、アメリカ人ツァーの人(あの実業家夫妻も)、あと、いろんな職業の街の人たち。
はじめの空港ビルにいた聖職者らしき人や、街角の花屋さんシーンで通りかかったコロンと小さいインド人などなどなど・・・「人間見本市」のような朝食風景。
アコーデオンのパリの下町的な曲がやがて、バーバラ嬢出発時間が近づくと「テーマ・メロディー」へと変る。
邪魔が入り上手くいかなかった花屋の写真も首尾よく撮れて・・・ユロ氏からのプレゼントも何とかバーバラ嬢の手に・・・「だれかが私にって・・・」と仲間にお話。
混雑道路もきれいな円を描き車のパレード、赤や青の風船。
窓を拭く人、動く窓ガラスに映り込む青い空と白い雲。
そしてバスの中のバーバラ嬢。テーマメロディーにのってユロ氏のプレゼントの中から出てきた「すずらんの花」と、(映画のはじめにも出てきた)街路灯の「相似形」も素敵に・・・
やがて日は沈み、黒い夜に白いライト、青や赤の光が点々といろんなことを包み込み、テーマ・メロディーはテンポ・アップ。。
意味はさっぱり分かりませんでしたが、これが全部セットだということ(あまりにも均整が取れすぎていて、こんな場所あるはずない)、出てくる人たちの洋服の色までそろっていること(遠くにいる人でも)、最初に出てた人だっ!というのが何度もあること、自由に演じている箇所は一つもないのでは?
小道具の位置まで意味があるのが、気持ちいいです。そして未来を先取りしたかのような建物や小道具も見ていて楽しいです。
全体的にちょっと切なく、でもやっぱり温かい気持ちにもなり、ホロリと涙がでました。
ムッシュ・ユロは、本当に素敵な人です。現代社会ではテンポがのんびりすぎて厄介払いされてしまうのですが・・。
コントの基本教本の様な、切れ味あるボケは天才的。
想像だが 当時の「八時だよ!全員集合」等、ドリフコントはここからのパクリがほとんどだったんだ、と観ていると思わず唸らされる。