ジョン・ウェイン&ディーン・マーティン主演による西部劇巨編、Technicolor&Panavision(EastmanColor&CinemaScope)122分 「リオ・ブラボー」のクライマックスで殺人犯ジョー(クロード・エイキンス)と保安官補デュード(マーティン)の人質交換を巡ってでスタンピー爺さん(ウォルター・ブレナン)がチャンス(ウェイン)言う‘ダメだ例えデュードが実の弟でも奴らの思う壺だ’に応えたのが本作、文字通り長男と次男を演じている実年齢10歳差の双子座コンビ(笑)
「ベンガルの槍騎兵」や「ナイアガラ」等ヒット作を量産している割に評価の低いヘンリー・ハザウェイ監督作品。ホークスの名作「リオ・ブラボー」で保安官と助手だったジョン・ウェインとディーン・マーティンが長男と次男を演じる、当然三男(アール・ホリマン)四男(マイケル・アンダーソンJr.)の印象は希薄。むしろ残酷で不気味な殺し屋(ジョージ・ケネディ)と顔役の息子(デニス・ホッパー)の臆病さが印象的。
エルマー・バーンスタインの「コマンチェロ」調の勇ましい音楽で始まり兄弟喧嘩シーンのユーモラスな曲も良い。
撮影のルシアン・バラードは後のハザウェイ復讐西部劇を全て担当。
前半はユーモア調であるが、マーティンが“ガキの頃2+2=4が理解出来なかった”と言うのは4人兄弟に災難が降りかかる伏線のようだ。
顔役の陰謀で投獄された時、脱獄を企てようとするマーティンの手のナイフをウェインが蹴り落すシーンは本当に痛そう。ウェインの左肺切除後カムバック第1作は成功だったと思う。 前半はホームドラマの如き展開で要所要所に格闘や一触即発とコメディセンスが含まれているが後半からは一転し激しい銃撃戦とダイナマイト爆発とサービス精神満点であるから嬉しい。
ムービーミステイク!
3人の脚本家が(黒澤明監督作の様に話し合わず)別々に得意な場面を書いているせいか辻褄が合わない気がします。母の葬儀で帰郷し再開する4兄弟だがその前に父が死去した際にお節介焼きの娘マーサ・ハイヤーは知らせなかったのだろうが忍耐強い母が知らせるのを禁じたにしてもシックリ来ない。
ディーン・マーティンの髭
街で母の人望や父の死因について情報収集の際にマーティンは髭面だが生家にいったら綺麗に髭を剃った顔で 街に戻ったらまた髭面に戻った!
殺し屋ジョージ・ケネディが酒場でマーティンの義眼トリックに因縁をつけるが、彼の口元、明らかに笑いをこらえている
ウェインは「マクリントック」撮影中に何度も咳き込んでいました。奥さんや周囲の説得で(タフガイのプライドを捨て)渋々ながら受診 患者よ、癌と戦うな などと馬鹿げた、いや癌患者さんとその親族を挑発した出版物が
ミレニアム前後にあり、当時癌に蝕まれていた芦田伸介さんを激怒させたその著者(医師)が存命中か地獄へ旅立ったのかはどうでもよいが
ウェインは「マクリントック」撮影中に何度も咳き込んでいました。奥さんや周囲の説得で(タフガイのプライドを捨て)渋々ながら受診した結果は左肺にボルフボールサイズの腫瘍が写っていた。新聞TVへはUCLAフットボール選手時代に痛めた膝を危険なスタント芸を繰り返し更に悪化させたが、今回の入院で徹底的に根治するでした。手術成功後、初めて実は左肺を切除した事を公式発表した。
1,964年~1,965年は今ほど抗癌剤と手術の成功率が高くなかった、いや、延命すら稀だったから 世界中のメディアは
‘癌にも勝った無敵のヒーロー!’と報じたそうです。
一方、ハサウェイ監督も第二次世界大戦終焉1,945年頃に胃癌で三ヶ月入院生活を余儀なくされたが、永眠は1,985年(満86歳)
映画を通してもアメリカが癌治療で世界最先端だったのが分かります。
更にマーティンも1,993年には左右の肺に癌が発見されています。新聞発表では死因=心臓発作(※)ですが、発癌と西部劇のロケ地(ユタ州で核実験)関連も指摘されましたが、今では其の調査は打ち切られています。
最近明らかになったのは肺癌に伴う肺気腫で何とクレージーキャッツの花形=植木等さんと同じなのです。
ディーンがラットパック(シナトラ一家)の花形だったのも奇妙な縁
The Sons of Katie Elder [Blu-ray]
ジャンル | Westerns |
フォーマット | 字幕付き |
コントリビュータ | James Gregory, Rodolfo Acosta, John Litel, Dennis Hopper, Paul Nathan, Boyd "Red" Morgan, Percy Helton, Hal B. Wallis, John Wayne, Karl Swenson, Jack Williams, Ralph Volkie, Chuck Roberson, John Doucette, Rodopho (Rudy) Acosta, Earl Holliman, Sheldon Allman, Henry Wills, Martha Hyer, Paul Fix, Michael Anderson Jr., James Westerfield, Strother Martin, Michael Anderson, Jr., Jeremy Slate, Rhys Williams, Red Morgan, Loren Janes, Dean Martin, George Kennedy, Joe Yrigoyen, John Qualen, Henry Hathaway, Harvey Grant, Jerry Gatlin 表示を増やす |
言語 | 英語 |
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商品の説明
Reuniting for their mother's funeral, Elder brothers John (John Wayne), Tom (Dean Martin), Matt (Earl Holliman), and Bud (Michael Anderson, Jr.) learn that their father was killed after losing the family ranch in a card game. Setting out to find the murderer, the boys tangle with a local sheriff who ends up dead, leading them into a violent conflict with a rival clan. Rowdy and exciting western actioner also stars Martha Hyer, George Kennedy, Jeremy Slate, Dennis Hopper. 122 min. Widescreen; Soundtracks: English Dolby Digital mono, French Dolby Digital mono; Subtitles: English, French.
登録情報
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 1.78 x 19.05 x 13.72 cm; 60.1 g
- EAN : 0032429346728
- 製造元リファレンス : BR59213218
- 監督 : Henry Hathaway
- メディア形式 : 字幕付き
- 発売日 : 2020/9/15
- 出演 : Michael Anderson, Jr., John Wayne, Dean Martin, Martha Hyer, Michael Anderson Jr.
- 吹き替え: : フランス語
- 販売元 : Paramount
- 生産者 : Paul Nathan, Hal B. Wallis
- ASIN : B08CPDBHDH
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 308,726位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月8日に日本でレビュー済み
2022年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出演∶ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、アール・ホリマン、マイケル・アンダーソン Jr. 、マーサ·ハイヤー、ジョージ·ケネディ、ジェームズ·グレゴリー、デニス·ホッパー、ポール·フィックス、ストローザー・マーティン 、ロドルフォ·アコスタ
監督∶ヘンリー・ハサウェイ
原題は『The Sons of Katie Elder(ケイティ・エルダーの息子たち)』である。
テキサスに住むケイティ・エルダーという女性が死に、その葬儀のために、家を飛び出して久しい4人の息子たちが帰ってくるところから話は始まる。
息子たちが久々に帰ってみると、母だけでなく、父もしばらく前に何者かに背中から撃たれて死んでいた。両親のものだったはずの牧場の土地は、町を牛耳るヘイスティングズという大牧場主兼武器製造業者のものになっていた。
……と、この設定だと誰もが、ヘイスティングズの悪事による土地の略奪と、それに対するエルダー兄弟の痛快復讐譚を期待するに違いないし、実際そういう展開になる。
話が始まった時点では、まだ父の死の真相は判明していないのだが、主人公たち兄弟はヘイスティングズの陰謀と決めつけている。一方、ヘイスティングズの方も、兄弟に復讐されるものと決め込んでいて、それに備えて殺し屋ガンマンを雇ったりしている。
さらに、犯罪に過敏な性分の保安官助手が、過去に問題の多い兄弟や殺し屋ガンマンが何か騒ぎを起こすに違いないと踏んで、手ぐすね引いて事件が起きるのを待っている。
つまり何も起きないうちから、当事者双方と治安維持担当者が復讐劇の機運を盛り上げて、火のないところに放火するような"マッチポンプ"的展開になっていく。悪く言えば、主要人物たちが皆、「よせばいいのに」という方向に邁進して事件を大きくしてしまっているような……。
まぁ、事件が大きくならないと映画は成り立ちませんけどね。ちょっと回りくどいような気もするが、ひたすら単純な展開の勧善懲悪復讐劇が多い西部劇を作り飽きて、「少しひねりを加えてみました」ってところでしょうか……。
「ひねり」と言えば、この映画、物語にはまったく登場しない母ケイティ・エルダーの存在が影の主役になっているのが新機軸と言えるのではないだろうか。そのへんの異色の構成をもう少し工夫した方が新味が強調されたような気がするのですが……まぁ、この程度にとどめておいて正解だったのかもしれないが……。
しかし、ジョン・ウェインが映画の中心にいるだけで、安心して見ていられるのが不思議だ。もちろん彼の主演作の中にも駄作はあるのだが、良くも悪くも「西部劇は、かくあるべし」みたいな信念が強く打ち出されていて、それが安心感を生むんでしょうね。ジョン・ウェインとディーン・マーティンの『リオ・ブラボー』コンビが主演なのも安心感の要因のひとつかな。
脇役も、『ガンヒルの決斗』『折れた槍』のアール·ホリマン、『ダンディー少佐』『栄光の野郎ども』のマイケル·アンダーソンJr.、『赤い河』『エル·ドラド』のポール·フィックス、『リバティ·バランスを射った男』『ワイルドバンチ』のストローザー・マーティン、『誇り高き男』『許されざる者('60)』のロドルフォ·アコスタ、『OK牧場の決斗』のデニス·ホッパーなど、有名西部劇でお馴染みの顔ぶれが揃っていて、安心感を醸し出しているのかも……。
監督∶ヘンリー・ハサウェイ
原題は『The Sons of Katie Elder(ケイティ・エルダーの息子たち)』である。
テキサスに住むケイティ・エルダーという女性が死に、その葬儀のために、家を飛び出して久しい4人の息子たちが帰ってくるところから話は始まる。
息子たちが久々に帰ってみると、母だけでなく、父もしばらく前に何者かに背中から撃たれて死んでいた。両親のものだったはずの牧場の土地は、町を牛耳るヘイスティングズという大牧場主兼武器製造業者のものになっていた。
……と、この設定だと誰もが、ヘイスティングズの悪事による土地の略奪と、それに対するエルダー兄弟の痛快復讐譚を期待するに違いないし、実際そういう展開になる。
話が始まった時点では、まだ父の死の真相は判明していないのだが、主人公たち兄弟はヘイスティングズの陰謀と決めつけている。一方、ヘイスティングズの方も、兄弟に復讐されるものと決め込んでいて、それに備えて殺し屋ガンマンを雇ったりしている。
さらに、犯罪に過敏な性分の保安官助手が、過去に問題の多い兄弟や殺し屋ガンマンが何か騒ぎを起こすに違いないと踏んで、手ぐすね引いて事件が起きるのを待っている。
つまり何も起きないうちから、当事者双方と治安維持担当者が復讐劇の機運を盛り上げて、火のないところに放火するような"マッチポンプ"的展開になっていく。悪く言えば、主要人物たちが皆、「よせばいいのに」という方向に邁進して事件を大きくしてしまっているような……。
まぁ、事件が大きくならないと映画は成り立ちませんけどね。ちょっと回りくどいような気もするが、ひたすら単純な展開の勧善懲悪復讐劇が多い西部劇を作り飽きて、「少しひねりを加えてみました」ってところでしょうか……。
「ひねり」と言えば、この映画、物語にはまったく登場しない母ケイティ・エルダーの存在が影の主役になっているのが新機軸と言えるのではないだろうか。そのへんの異色の構成をもう少し工夫した方が新味が強調されたような気がするのですが……まぁ、この程度にとどめておいて正解だったのかもしれないが……。
しかし、ジョン・ウェインが映画の中心にいるだけで、安心して見ていられるのが不思議だ。もちろん彼の主演作の中にも駄作はあるのだが、良くも悪くも「西部劇は、かくあるべし」みたいな信念が強く打ち出されていて、それが安心感を生むんでしょうね。ジョン・ウェインとディーン・マーティンの『リオ・ブラボー』コンビが主演なのも安心感の要因のひとつかな。
脇役も、『ガンヒルの決斗』『折れた槍』のアール·ホリマン、『ダンディー少佐』『栄光の野郎ども』のマイケル·アンダーソンJr.、『赤い河』『エル·ドラド』のポール·フィックス、『リバティ·バランスを射った男』『ワイルドバンチ』のストローザー・マーティン、『誇り高き男』『許されざる者('60)』のロドルフォ·アコスタ、『OK牧場の決斗』のデニス·ホッパーなど、有名西部劇でお馴染みの顔ぶれが揃っていて、安心感を醸し出しているのかも……。
2012年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
と言う事で興行的には大ヒットを記録したそうだが、内容的にはごく普通の真っ当な西部劇である。
物語の核はジョン(ジョン・ウェイン)、トム(ディーン・マーティン)、マット(アール・ホリマン)、バド(マイケル・アンダーソン・ジュニア)の4兄弟の事だが
映画には全く出演していない兄弟達の母親ケイティ・エルダーが何かにつけて台詞の中で出演?してくる。
原題でもお解りいただけるようにこの母親の存在が物語の重要な要素となっているが、中盤以降はアクション主体のストーリー展開となり、母親の件は結構お座なりとなっている。
ちなみに今作の原案だけを拝借して「フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い」がジョン・シングルトン監督、マーク・ウォールバーグ主演で製作されている(私は未見)。
それにしても兄弟の年齢構成がハチャメチャで何とかならなかったのかと思う。
ジョン・ウェインは病み上がりでチョットお疲れ気味だとは言え、どう見たって初老のオヤジ。
対して末弟のバドは10代の若者と言う設定で、40歳は離れていようかと思われる2人を観ているとハッキリ言って興醒め。
最初から最後まで違和感ありありでどうしても引っかかてしまった。なので細かい事とは言え★1個減。
ケイティ・エルダーの葬儀に参列する為4人の息子達が故郷のテキサス州クリアウォーターに久しぶりに戻って来る。
一方町の顔役モーガン・ヘイスティングス(ジェームズ・グレゴリー)はエルダー家の牧場を合法的とは言え奪った事で兄弟達の報復を恐れ
殺し屋カーリー(ジョージ・ケネディ)を雇う。
余談ですがヘイスティングスが試射しているライフルが凄く変わっていてどっかで見た事あるなぁと思っていたら シノーラ (ユニバーサル・セレクション第4弾) 【初回生産限定】 [DVD ]でイーストウッドが使ってました、同じようなライフルを。
保安官のビリー(ポール・フィックス)から牧場がヘイスティングスの手に渡った事を知らされた兄弟達は事の真相を探り始める。
その上、父親が背後から撃たれて死んだ事を葬儀屋から知らされた兄弟達はこの件に関してもヘイスティングスが怪しいと睨んだのだが...
この辺りまでは上述のようにお話は割と静かに進行します。
盛り上がって来るのは兄弟達が保安官を銃撃したと濡れ衣を着せられ別の町へ護送される途中、ヘイスティングス一味に襲われるところからでしょう。
最近、ジョージ・ケネディが出演した西部劇を観る機会が多かったし、しかも何れも重要な役処だったので、今作での彼も注目して観ました。
凄腕の殺し屋役ですから結構な見せ場が用意されているのかと思いきや、中盤であっさりとやられてしまいガックリ。
冒頭の列車から降りてきた曰くあり気な雰囲気は凄く良かったんですが結局はそれだけでしたね。
それとデニス・ホッパーですが、晩年の凄みのあるオヤジからは想像もできない優男で、若かりし頃の彼を知らない人が見たら驚く事でしょう。
今作では優しい心の持ち主と言う点が仇となる気の毒な役処だった事もあり、後に大物になる雰囲気は全く感じられません。
もう1人忘れてはならないのがペキンパー作品の常連、ストローザー・マーティン。
酒場でディーン・マーティンに絡む博打好きのオッサン役でしたが、やはり味のある役者です。5分程の出演シーンでも存在感ありあり。
物語の核はジョン(ジョン・ウェイン)、トム(ディーン・マーティン)、マット(アール・ホリマン)、バド(マイケル・アンダーソン・ジュニア)の4兄弟の事だが
映画には全く出演していない兄弟達の母親ケイティ・エルダーが何かにつけて台詞の中で出演?してくる。
原題でもお解りいただけるようにこの母親の存在が物語の重要な要素となっているが、中盤以降はアクション主体のストーリー展開となり、母親の件は結構お座なりとなっている。
ちなみに今作の原案だけを拝借して「フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い」がジョン・シングルトン監督、マーク・ウォールバーグ主演で製作されている(私は未見)。
それにしても兄弟の年齢構成がハチャメチャで何とかならなかったのかと思う。
ジョン・ウェインは病み上がりでチョットお疲れ気味だとは言え、どう見たって初老のオヤジ。
対して末弟のバドは10代の若者と言う設定で、40歳は離れていようかと思われる2人を観ているとハッキリ言って興醒め。
最初から最後まで違和感ありありでどうしても引っかかてしまった。なので細かい事とは言え★1個減。
ケイティ・エルダーの葬儀に参列する為4人の息子達が故郷のテキサス州クリアウォーターに久しぶりに戻って来る。
一方町の顔役モーガン・ヘイスティングス(ジェームズ・グレゴリー)はエルダー家の牧場を合法的とは言え奪った事で兄弟達の報復を恐れ
殺し屋カーリー(ジョージ・ケネディ)を雇う。
余談ですがヘイスティングスが試射しているライフルが凄く変わっていてどっかで見た事あるなぁと思っていたら シノーラ (ユニバーサル・セレクション第4弾) 【初回生産限定】 [DVD ]でイーストウッドが使ってました、同じようなライフルを。
保安官のビリー(ポール・フィックス)から牧場がヘイスティングスの手に渡った事を知らされた兄弟達は事の真相を探り始める。
その上、父親が背後から撃たれて死んだ事を葬儀屋から知らされた兄弟達はこの件に関してもヘイスティングスが怪しいと睨んだのだが...
この辺りまでは上述のようにお話は割と静かに進行します。
盛り上がって来るのは兄弟達が保安官を銃撃したと濡れ衣を着せられ別の町へ護送される途中、ヘイスティングス一味に襲われるところからでしょう。
最近、ジョージ・ケネディが出演した西部劇を観る機会が多かったし、しかも何れも重要な役処だったので、今作での彼も注目して観ました。
凄腕の殺し屋役ですから結構な見せ場が用意されているのかと思いきや、中盤であっさりとやられてしまいガックリ。
冒頭の列車から降りてきた曰くあり気な雰囲気は凄く良かったんですが結局はそれだけでしたね。
それとデニス・ホッパーですが、晩年の凄みのあるオヤジからは想像もできない優男で、若かりし頃の彼を知らない人が見たら驚く事でしょう。
今作では優しい心の持ち主と言う点が仇となる気の毒な役処だった事もあり、後に大物になる雰囲気は全く感じられません。
もう1人忘れてはならないのがペキンパー作品の常連、ストローザー・マーティン。
酒場でディーン・マーティンに絡む博打好きのオッサン役でしたが、やはり味のある役者です。5分程の出演シーンでも存在感ありあり。
2010年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ見ていなかった映画であったが、いつもの頼もしいジョンウェインに出会えた。
他の国からのトップレビュー

degos
5つ星のうち5.0
L'état de l'article et avant tout sa qualité.
2022年9月1日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Je suis pleinement satisfait de mon achat auprès de ce vendeur. L'article est d'une excellente qualité sonore. Je n'en suis que dès plus ravi.

M C Smith
5つ星のうち4.0
One of the "fun" John Wayne films of the 60's.
2020年11月7日にオーストラリアでレビュー済みAmazonで購入
As a long-time fan of the Duke, I have been gradually replacing my old copies of his films with new, restored editions on Blu-Ray. "The Sons of Katie Elder" is one of the Duke's films that is always tremendously entertaining, without being an actual classic of the genre. It is also one of the few films he made after 1950 that have not had a restored Blu-Ray release. (When will we get Blu Ray releases of "Island in the Sky", and more importantly "The High and the Mighty", "The Wings of Eagles", "The Alamo" and "Donovan's Reef"?). Having said this, the Blu Ray release has a much improved picture and sound quality, and is as entertaining as ever: perhaps even more so today in the context of the often cgi heavy and almost interchangeable nature of so many of the latest films being released. A fine cast, lots of Wayne regulars in supporting roles, and a wonderful early appearance by the great George Kennedy. Wayne, as usual, plays Wayne: and he does so splendidly, as always.They just don't make them like this anymore. Sadly, Paramount does not include any Special Features whatsoever: not even the usual Theatrical Trailer (which was included on their DVD release, albeit with poor picture quality). Perhaps there aren't any surviving materials suitable for inclusion. In which case, a "Commentary" might have been welcomed in lieu.

mark twain rocks
5つ星のうち5.0
Great value
2024年1月11日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Excellent bluray in great condition

Molet Bruno
5つ星のうち5.0
John Wayne
2022年6月19日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Un très bon western avec un john Wayne dans toute sa classe et en plus ce fil est plein de humour a voir et revoir