【Amazon.co.jp限定】イエスタデイをうたって Blu-ray BOX[完全生産限定] (原作 冬目景 描き下ろしイラストB3タペストリー※Blu-ray&DVD BOX描き下ろしデザイン使用 付)
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商品の説明
Amazon.co.jp限定:原作 冬目景 描き下ろしイラストB3タペストリー ※Blu-ray&DVD BOX描き下ろしデザイン使用 付き!
「愛とはなんぞや?」49%うしろ向き、51%まえ向きに生きる、日常のものがたり。
原作は1998年から2015年まで連載されていた人気コミックで、冬目景が18年にわたり描いた不朽の青春群像劇が、
完結から5年の年月を経てアニメ化!
■原作は1998年よりビジネスジャンプ~グランドジャンプで連載、2015年に完結した、冬目景の漫画作品。コミックスはシリーズ累計140万部を突破。現在もたくさんのファンに愛されている。
■メインキャストとなる魚住陸生(リクオ)役に小林親弘、野中晴(ハル)役に宮本侑芽、森ノ目榀子役に花澤香菜、早川浪役に花江夏樹、さらにリクオを取り巻くキャラクターに鈴木達央・坂本真綾・寺島拓篤・喜多村英梨ら豪華キャストが集結。
■主題歌はアニメ初タイアップとなる4人組ロックバンド『ユアネス』、そして第2弾主題歌を『さユり』が担当。
■Blu-ray&DVD BOXは完全生産限定の豪華仕様!
・冬目景描き下ろし三方背ケースの特殊パッケージ仕様
・キャラクターデザイン谷口淳一郎描き下ろしジャケット
・リクオ役 小林親弘×藤原佳幸監督による“最終話"オーディオコメンタリーを収録
・ブックレット(アニメ設定資料集)と、豪華プレゼントが当たる応募ハガキを封入
ストーリー
大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている"リクオ"。
特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女―“ハル"が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子"が東京に戻ってきたことを知る。
キャスト
魚住陸生:小林親弘
野中晴:宮本侑芽
森ノ目榀子:花澤香菜
早川浪:花江夏樹
木ノ下:鈴木達央
狭山杏子:坂本真綾
福田タカノリ:寺島拓篤
福田梢:洲崎綾
杜田:名塚佳織
滝下克美:堀江瞬
湊:小野友樹
柚原チカ:喜多村英梨
カンスケ:前川涼子
(以下50音順)天海由梨奈、遠藤大智、大塚明夫、小形満、川島得愛、小林千晃、田中宏樹、
西山宏太朗、藤原夏海、本田貴子、村井美里、諸星すみれ、 ほか
スタッフ
原作:冬目 景(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ 刊)
監督・シリーズ構成・脚本:藤原 佳幸
副監督:伊藤 良太
脚本:田中 仁
キャラクターデザイン・総作画監督:谷口 淳一郎
総作画監督:吉川真帆
音響監督:土屋 雅紀
音響効果:白石唯果
美術監督:宇佐美 哲也
色彩設計:石黒 けい
撮影監督:桒野 貴文
編集:平木 大輔
背景:スタジオイースター
アニメーション制作:動画工房
アニメーションプロデューサー:鎌田肇
制作:DMM.futureworks
音楽制作: agehasprings
主題歌:ユアネス(HIP LAND MUSIC)「籠の中に鳥」
さユり(ソニー・ミュージックレーベルズ)「葵橋」
agehasprings feat. あにー(TaNaBaTa) RCサクセション「イエスタディをうたって」カバーソング
海外配信版 EDイラスト:イリヤ・クブシノブ
特典
■映像特典
・配信版エピソード(全6話)
・ノンクレジットエンディング(全10種)
・リクオ役小林親弘×藤原佳幸監督による"最終話"オーディオコメンタリー
■封入特典
・特製ブックレット(アニメ設定資料集)
・キャスト直筆サイン入りグッズプレゼント応募ハガキ
■特典仕様
・冬目景描き下ろし三方背ケース
・キャラクターデザイン・谷口淳一郎描き下ろしジャケット
(C)冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会
登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 600 g
- 監督 : 藤原佳幸
- 時間 : 4 時間 38 分
- 発売日 : 2020/8/5
- 出演 : 小林親弘, 宮本侑芽, 花澤香菜, 花江夏樹, 鈴木達央
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B086R3BRSB
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,830位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
製作陣の強い意志が伺えます。
再現するとは、できるだけ改変をしないという意味ではなく、
原作の空気感、受け手の印象をできる限り同じにするという意味です。
キャストの演技、作画、背景、音楽、脚本、演出などの全てで原作の空気を再現しています。
時間の制約上、数多くのキャラクターやエピソードが省かれ、
また調整のためにアニメオリジナルの展開が挟まれていますが、
アニメ12話の中で話が破綻せず、原作通りの緩やかな時間が流れています。
特にユズハラがでてくる6話は完璧だと思います。
たださすがに時間が足りなかったのか、
ラストの展開は少し唐突に見えるかもしれません。
ハルのシーンも結構削られてますし、
原作だと2人が付き合ったものの、違和感があることが結構強調されますが、
アニメだとその辺が割とサラっと流されていて、そこそこ上手くいってるように見えてしまっているからです。
原作通りヘタレからのアレが拒否される展開などでギクシャクしてる所をしっかり見せた後で
ハルと浪がとどめを刺しに来た方が、流れとして自然になったとは思います。
あとラストシーンの改変はセーフなのかが気になります。
原作ではずっとハルを邪険にして、さらに深く傷つけてしまったことへの贖罪や、
妖怪キープ女とは1回もアレ出来なかったこととの対比、
口下手なヘタレなりのちゃんと好きであることの意思表示、
など様々な意味がある印象的なラストシーンだったのですが……。
(コメンタリーの監督曰くハルの気持ちを優先したそうですが)
あ、最終話のオーディオコメンタリーは超面白かったです。
できれば全話、色んなキャストやスタッフの話も聞いてみたかったです。

製作陣の強い意志が伺えます。
再現するとは、できるだけ改変をしないという意味ではなく、
原作の空気感、受け手の印象をできる限り同じにするという意味です。
キャストの演技、作画、背景、音楽、脚本、演出などの全てで原作の空気を再現しています。
時間の制約上、数多くのキャラクターやエピソードが省かれ、
また調整のためにアニメオリジナルの展開が挟まれていますが、
アニメ12話の中で話が破綻せず、原作通りの緩やかな時間が流れています。
特にユズハラがでてくる6話は完璧だと思います。
たださすがに時間が足りなかったのか、
ラストの展開は少し唐突に見えるかもしれません。
ハルのシーンも結構削られてますし、
原作だと2人が付き合ったものの、違和感があることが結構強調されますが、
アニメだとその辺が割とサラっと流されていて、そこそこ上手くいってるように見えてしまっているからです。
原作通りヘタレからのアレが拒否される展開などでギクシャクしてる所をしっかり見せた後で
ハルと浪がとどめを刺しに来た方が、流れとして自然になったとは思います。
あとラストシーンの改変はセーフなのかが気になります。
原作ではずっとハルを邪険にして、さらに深く傷つけてしまったことへの贖罪や、
妖怪キープ女とは1回もアレ出来なかったこととの対比、
口下手なヘタレなりのちゃんと好きであることの意思表示、
など様々な意味がある印象的なラストシーンだったのですが……。
(コメンタリーの監督曰くハルの気持ちを優先したそうですが)
あ、最終話のオーディオコメンタリーは超面白かったです。
できれば全話、色んなキャストやスタッフの話も聞いてみたかったです。






内容的には物足りないと感じる方もいると思いますが個人的には満足しています。
この作品に関しては、かなり主観が入らざるを得ないので、
もしファンの方が居たら先に謝っておきます。ごめんなさい。これ以降は読まないようにしてください。
この時代はとにかく、この手の作品が流行りました。
大学生の群像劇であるハチミツとクローバーであったり、この作品であったり、
秒速5センチメートル辺りにも、少し似たような気配を感じますかね。
いや今でもこういう雰囲気の作品はあるのだと思いますが、
当時はハタチそこそこで世代的に近いこともあってか、よく目立って見えました。
ヴィレッジヴァンガードに行ったら目立つ位置にデカデカと店員の小粋な文章で紹介されているようなやつです。
で、内容の方はと言うと
『就職に失敗した主人公がズルズルとフリーターをやっているところに、大学時代に好きだった仲のいい女子と、
それとは別に肩にカラスを乗っけたミステリアスな美少女がやってきてイロイロある。』
というお話で、まーその年代特有の繊細な話であるとか、そこに恋愛模様が絡まったりであるとかする。
………というお話なんですが、翻って自分を見てみると、まーーこれがものの見事に”無い”。
ミステリアスな美少女も、なんか自分を好きっぽい美女も、まーーーーこれが見事に”現れない”。
そりゃそうですグズグズやってるフリーターのところに、
誰もがすれ違ったら振り返るような美人と美少女が同時に現れて、
しかもなんならちょっと好意がありそうだったりする。
冷静に考えればそんな当たり前にあり得ない光景が、
しかしこの作品の中ではある程度のリアリティでもって描かれている。
現実はこれよりもかなりドライです。
ただただ受け身で何も持たない主人公のところにやってくる美女なんか居るわけがない。
しかし、この作品はそれを肯定してしまう。それが当時からとても恐ろしかった。
これを食らって道を踏み外した人間は、おそらく結構な数居るはずです。
なにせ自分の周りにも居たくらいですから。詳細は避けますが。
秒速5センチメートル辺りなんかは、こういう自己陶酔しまくりの主人公(読者の投影)に対して
「それ、どうしようもなくダサいぞ。」ということを突きつけてくるので、
心を痛めつつもスカッとする部分があるのですが、イエスタデイをうたってにはそれも無い。
自堕落にズルズルと結論を先延ばしにしていたとしても、ついてきてくれる美人が居てくれたり、
ほぼ無条件でこっちを向いてくれる美少女が居たりする。
そういう夢に終始酔い続けたまま、泥酔し続けたまま、ありもしない世界に溺れる。
そして時間だけが過ぎていく。
そのことがとても多くの被害者を生んでいるような気がして、ずっとこういう”ファンタジー”が苦手で居ます。
いや冷静に考えれば、肩にカラスを乗っけて街中を歩き回ってる女子がヒロインとして出てきた段階で、
普通の人はファンタジーだと気づくのかもしれませんが。
あれから随分と時間が経って、自分も少しはこの手の作品を楽しめるようになったかと思って見てみましたが、
やっぱりダメなものはダメでした。しかしこれはあくまでも個人の妄想も含むただの感想であって、
キュウリはどんなにおいしいキュウリであったとしても食べられない人がいるように、
自分の中では冬目景作品はそういう位置にあるものなんだと思います。
じゃあなぜ星1じゃないのかと言うと、
作画や演出、キャストなどは原作の雰囲気をほぼ完璧に再現できていると思うからです。
今の時代に合わせてタバコやカセットテープなどをあまり改変しなかったのもいい判断だと思います。
あの頃の感想がこうしてリアルに思い出されるくらいには、このアニメ化はクオリティが高い。
あともう一点付け加えるとするなら、これを一番流行っていた当時に見たかったということ。
そうすれば、もっと新鮮な文句が言えたかもしれません。
この作品を全力で楽しむには、自分は中途半端に歳をとってしまいました。それが残念といえば残念です。
ただ好意であれ悪意であれ、これだけの感情を生み出させるこの作品にはそれだけのパワーがあるということで、
それは純粋にすごいことだと思います。
間違いなくこの作品はあの時代、我々の心を掴んでいました。そのことを強く思い出しましたね。
SF系、空想科学もの、おとぎ話的なもの、奇をてらった着想によるものなどをアニメの世界と思い込んでいましたが
本作品は月9のドラマにでもなりそうな、しかし、アニメだからこその映像表現でしか伝えられない、そんな作品だと思い購入しました。
後半は駆け足すぎて。
ダイアル式の黒電話、テレフォンカード式緑の公衆電話、スクーター、喫茶店の雰囲気。1980年代の後半と思われますが、インターネットや携帯電話がない以外はなんとなく現代に近いので「もしも、ネットや携帯電話がなかったら」を描いたSFのような感じもします。
登場人物たちは一人暮らしで専用の電話があるので、恋愛環境としてはまだ恵まれています。1980年代だとすると、家に1台電話があればいいほうで、コードレスの子機があっても親が出て根掘り葉掘り関係を聞かれるのが落ちでしたから。1991年まで東京の主な局番は3桁で回線数が少なく、アパートに電話回線を新しく引くのは難しかったですし。
主人公と思われるリクオはいわゆるフリーターでコンビニバイトですが、大卒ですから、80年代の終わりから90年代の初頭が舞台であれば、実家は裕福であると当時の進学率から推測され、当時としては高学歴で、優しい性格で、相手はいくらでも寄ってくるだろうという設定なのに、好きな人にはほぼ相手にされないのが切ないですね。カラスを飼っている少女(この娘はハルちゃん)に惚れられているのが救いというかこの作品の重要な要素で、主人公の将来に大きな影響を及ぼすのは想像ができます。
実在の地名はでてきませんが、昔の世田谷区のうちの近所の風景のようでなつかしいです。環七の立体交差に似た風景、橋から見える高速道路、商店街近くのお稲荷さん、川にまだ蓋をしてなかった頃の風景に似ていました。(現在、世田谷区内の川はほぼ蓋がされ、暗渠化されています。実在する世田谷線や小田急線や井の頭線沿線の風景らしいですが、うまく組み合わせて古い街並みを再現できています。川は、目黒区の目黒川か杉並区の神田川でしょうか。)
以下、1話ごとの感想。ネタバレ注意。
原作未読、4話目まで視聴。ロウ少年の言動がなにか怖い。
5話目まで視聴。ミナト君、ハルちゃんが彼氏持ちの可能性が高いのに店までやってくるとか、店が終わるのを待って送るとか、現代なら「うざ」「きも」と通報もの。携帯もメールもないからこその直接会う世界がふんわりしていていいかも。
6話目まで視聴。思い出したくない黒歴史を思い出した。
7話目まで視聴。うわっ、ロウ少年きも。リクオ(陸生)は、ハル(晴)ちゃんと食事しながら仕事場がかわったことを報告して、いい感じになってきた。シナコ(榀子)先生が陸生にすこし接近してきた。三角関係、四角関係、の予感。おもしろくなってきた。
8話目まで視聴。シナコ先生、肩すかしだった。リクオのアパート前で待っていたハルちゃんの「リクオんちで(食べる)」を断って家まで送るリクオ。階段をのぼってドアを開けるだけなのに。ハルちゃんの行動は、携帯電話もメールもないとこうするしかない。古風というか、昭和世代というか、面白い人たちだ。
9話目まで視聴。1話目がリクオが卒業した半年後の秋で、間に夏の回があって、この回は12月ということで、1年以上経過しているらしいが、なんの進展もなし。ハルちゃんは、リクオのアパートに行ってみるも、すれ違い。ゆったり、ゆっくり、時間が流れてゆく。やっぱり、昭和だ。
10話目まで視聴。リクオ、もてもての回。相変わらず、リクオは”できない”男。そこが”もてる”理由なのだろう。「前世紀の遺物」と言っているけど、〇ガ・サターンは20世紀末のテレビゲーム。ここは、「新しいゲーム機」と言ってほしかった。20世紀末には携帯電話もPHSもインターネットもあり、21世紀初頭にはかなり普及するのですけど。時代設定がケイオスになってきた。やはり、異世界SF作品?
11話目まで視聴。泥棒に侵入されたハルちゃんの家にいるリクオ、物騒だからと一緒に住むようになるのかと思ったら、やはり、そうならない。シナコせんせとリクオは、お互いの部屋で食事をするようになっている。シナコせんせの部屋はワンルームなのか、ベッドもある。しかし、2人の関係は食事をする以外に何もない。リクオたち2人がリクオのアパートから出てくるところを目撃したハルちゃんの涙を流す描写に泣けます。ロウ少年も登場して、次回へ。
12話目まで視聴。ハルちゃんは現れたリクオを幻想だと思うぐらいにリクオのことばかり考えていたのがかわいかったですね。シナコせんせとの恋人宣言は撤回されたようですが、シナコせんせに「友達でいてくれるよね。」と言われたので、この先もなにかありそうな感じでの最終話でした。アニメ版、きれいにまとまっていました。
具体的な地名が出てきました。アニメの中では「大子堂」。実際は「太子堂(たいしどう)」ですね。太子堂は三軒茶屋駅があるところの地名です。太子堂を知らないという人に「三軒茶屋駅があるところの地名」というとびっくりされることも多いですね。駅名と地名が違う典型です。キャロットタワーや有名な女子大学などもある世田谷区の中心地です。「大(太)子堂中学」は、三軒茶屋駅から茶沢通を徒歩10分(下北沢駅へのバスはなかなか来ないから。)よりアニメのように世田谷線の「若林」で降りて、環七を渡って、バスのほうが速いかな。なお、かなり昔から、バス停の灰皿は撤去されていますし、路上喫煙も禁止です。
最後まで携帯電話もネットも出てこない昭和のような異世界のままでよかったです。
原作と違うそうですが、このアニメの世界観でよかったと思います。