血を吸う粘土 [Blu-ray]
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商品の説明
内容紹介
恒例! 夏のホラー秘宝まつり作品一挙3作品同時リリース! ! 2017年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門正式招待作品
呪いの粘土が人を襲う! ! ミスiD主演! 驚愕の特殊造型で贈るホラー・エンタテインメント!
2017年/日本/2017年8月19日公開
●収録時間:本編約81分+映像特典
●仕様:カラー 16:9LB 片面1層
●音声:1日本語(ドルビーデジタル/ステレオ)
●字幕:なし
■映像特典:劇場予告編
【INTRODUCTION】
2017年トロント国際映画祭 ミッドナイト・マッドネス部門 ワールドプレミア上映! 世界が驚いた驚異のビジュアル・ショック! ! 美女4人が次々と悪魔の粘土のえじきに・・・!
『ABC・オブ・デス2』に日本代表監督として参加し、世界中のホラーファンを驚かせた特殊メイク・アーティスト梅沢壮一(映画『妖怪人間ベム』『桐島、部活やめるってよ』)の長編初監督作品。主演は講談社が主催する国内最大規模のオーディション・ミスiD2017グランプリに輝いた武田杏香。同じくミスiD2017を受賞した杉本桃花、藤田恵名、牧原ゆゆの3人が共演する。他に黒沢あすか、津田寛治が脇を固める。地方の美術専門学校で、怨念のこもった粘土の封印を解いてしまったために起こる阿鼻叫喚の地獄絵図を描く。人間を取り込みながら、あらゆるものに変化する"血を吸う粘土"カカメの特殊造型は必見! ! また、『血を吸う粘土』は、昨年42回目を迎えたトロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門にてワールドプレミア上映し、全世界セールスが決まるなど、世界中で旋風を巻き起こしている。
【STORY】
とある地方の美術専門学校。東京から転入してきた日高香織は、建物の倉庫にビニール袋に入れて置いてあった乾燥した水粘土の粉に水をかけ、粘土に戻してしまう。しかし、その粘土は無残な死を迎えた彫刻家の激しい怨念がこもった悪魔の粘土だった。その粘土"カカメ"は専門学校の生徒達を一人また一人と取り込んで怪物と化していく・・・
【STAFF】
監督・脚本・編集:梅沢壮一(『ABC・オブ・デス2』)
撮影:栗山進太郎
主題歌:藤田恵名「私だけがいない世界」(キングレコード)
【CAST】
武田杏香<ミスiD2017グランプリ>
杉本桃花<ミスiD2017>
藤田恵名<ミスiD2017>
牧原ゆゆ<ミスiD2017>
黒沢あすか
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
梅沢壮一監督が、ミスiDの武田杏香主演で描く長編ホラー。地方の美術専門学校に転入して来た日高香織は、倉庫にあった乾燥した水粘土の粉に水をかけ、粘土に戻してしまう。“キングレコード 邦画廉価シリーズ”。
内容(「Oricon」データベースより)
とある地方の美術専門学校に、東京から転入してきた日高香織は、建物の倉庫にビニール袋に入れて置いてあった乾燥した水粘土の粉に水をかけ、粘土に戻してしまう。しかし、その粘土は無残な死を迎えた彫刻家の激しい怨念がこもった悪魔の粘土だった。その粘土“カカメ”は専門学校の生徒達を一人また一人と取り込んで怪物と化していく…。
登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm
- EAN : 4988003861254
- 監督 : 梅沢壮一
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 21 分
- 発売日 : 2020/5/13
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 6.1 EX)
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B084HP7BGQ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 160,552位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 781位日本のホラー映画
- - 3,040位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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さてどんな展開が待ち受けてるのかとワクワクしながら見始めるが・・・。
粘土が活動しはじめ小型の生物を造形し出した辺りで噴き出した。
そうきたか!
その後の展開は「え」と「w」を連呼したくなる様な凄さ。
斜め上過ぎる。
何とも表現し難い感情に。
ホラーじゃ無いの・・・。
あぁ続編みたいなのもあるんだった・・・。
今日はまだ時間あるな。
はぁ。
黒沢さんを無駄遣いし過ぎ!
ひどっ!
ということは、ズバリ、詰まらないということだ。
【ネタバレあり】
邦画を観ていつも思うのだが、制作陣はシナリオについて、徹底的に検証し、何度もブラッシュアップしているのだろうか?
余りに安易な設定が多すぎて、観て楽しむ前に、ストレスが溜まる。
本作もそうだ。
1)粘土の化け物に襲われた時、なぜすぐに外に逃げないのか?
大して広い家でもないのに(むしろ小屋と言ってよい)、襲われてもただ立ち尽くしたり、しゃがみこんだりしている。
普通は、一目散に外に逃げるだろう。
さっさと逃げろよ! と叫びたくなる。
2)なぜすぐに警察を呼ばない?
人が行方不明になったり、怪我したりしているのに、なぜか110番しない。
ここは日本のはずでは? 携帯の電波が入ることは、劇中に出ている。
3)人間の頭の形をした粘土が人を襲うのだが、手も足もないのに、どうやって移動するのか?
いくらホラー映画でも、最低限の物理法則には沿うべきだ。
カーペンター監督の「遊星からの物体X」では、切断された人間の頭部は、ちゃんとカニのような足を生やして歩いていた。
4)乾燥した粘土粉末を短時間吸っただけで、腹を破って「幼体エイリアン」のようなものが飛び出してくる。「化け物の素」粉末の量が少なすぎないか?
「エイリアン」では、幼体の前段階はフェイスハガーだから、量的な不自然さはない。
他に、最後の方で、東京の美大受験予備校の玄関に粘土を入れた箱を置いてくる意味が解せなかった。
大手予備校への威力業務妨害活動か?
シナリオは、いたって陳腐。
役者は演技下手。
Jホラーの低水準ぶりを証明するだけの作品だ。
田舎にある美術大学への予備校、が舞台です。
なんでわざわざ舞台を田舎に設定したのか。
なにしろ、出だしからしばらくは非常にかったるい。
田舎時間が、ゆったりと流れています。
こんなにぐずぐずせずに、さっさと化け物を出せばいいのに。
やはり、撮影費用が安くすむから、田舎にしたのかな、と思いました。
化け物が出てからは、文句ないです。
結構いい出来です。
楽しめます。
それだけに、田舎の設定が残念、と思っていたら。
どうやら、これは「田舎のコンプレックス」がひとつのテーマになっているらしい、と気づきました。
ならば、設定を田舎にするほかはない、というのは理解できます。
それでも、出だしからしばらくの、なんとも退屈な場面をなんとかしてほしい、というのが実感です。
これから観る人は、出だしからしばらくは、じっと我慢してほしいです。
あとで、きっと面白くなりますから。
ラストも水が滴る所で終わりで良くない?ムダに時間経過の表現長いし、後は視聴者の想像に任せるのが続編の匂わせじゃないの?!
そりゃあエンディングも声の幅出ない歌手しか使えないよね。
ありゃあ、これ出てる人か?!
それ推しの為の作品か!
とても残念な品でした。時間返して。
カカメちゃん東京へゆく、これが描きたかったのでは無いだろうか。
有象無象の予備校生が始末されてゆく前半のホラーテイスト削ってでも最後は丁寧に描いて欲しかった!!面白いよこの作品
昭和の古き良き、アナログ手法で作られた日本のホラー映画って感じの作品です。
人によってはただただチープに感じてしまうかもしれませんが、これでいいんです!
粘土に襲われてるシーンの、モタモタした感じや、THE作り物!という感じ、これが味があって、
なんかいいな~と思えてきます。
とはいえ、ちょっとしたエロ細工も施してる部分もあり、あまりのシュールさに思わずちょっと笑ってしまう個所もあったりするのですが、ホラー映画はただただ怖くなきゃいけないという決まりもないので、これがまたちょうどいい味を醸し出します。
若い出演者さんたちのお芝居は正直褒められたものじゃなく、完全に大根なのですが、血みどろ映画にはつきものの、超実力派怪女優さんの黒沢あすかさんが、この作品をバチ!っと引き締めてくれています。
この女優さん、ほんっと良いですよね、冷たい熱帯魚での怪演、ウシジマくんでのアバズレママ、ヒミズでの虐待ママ、ちょっとやべえ人のお芝居はもうこの人!って感じです。この方が出演してなかったら、この血を吸う粘土は、ダメだったんじゃないかな。
もちろん、津田寛治さんも居てくれてよかったです。
脇を固めることがどれだけ大事かをまざまざと見せつけてくれてると思います。
っていうか、主演は誰なんでしょうね、この作品。
クレジット順だと、東京からきたコなんですけど、普通に死ぬんですよね、このコ。
なので、個人的には、黒沢あすか主演!!って感じの映画です。
とはいえ、他の出演作品ほどのインパクトはないですが…。
昔の古き良き日本のホラー映画を観たいな~な方にはオススメの作品です。
そんなに怖くなく、ホラー苦手な人でも観られると思いますよ!
視覚効果もCGをほぼ用いておらず、いわゆる特撮、特殊メイク等の手法でやりくりしている点は現代の作品らしからぬ「個性」といえます。
が、観ていくうちに短所がボロボロ出てきます。
何から書いていいか迷いますが、まずその視覚効果から。
CG以前のこの手の手法で驚異的なインパクトを残したのは「遊星からの物体X」や、「ザ・フライ」あたりでしょうか。
クリーチャーのパペットを操って撮る場合、上記二作のように一流のSFX職人やメイクアップアーティストでもない限りアラは露呈してまあ当たり前です。
画角の広い引いた画を撮るとなればモデルもそれなりに作り込まねばならず、寄って一部だけ映せばそこは手を抜けます。
さらにそのゴマカシをを目立たなくするためワンカットを短くしたりをそれらをスピーディーに繋げたりする訳ですが、この作品の場合はあまりにもそれが過ぎています。
観る者としては結局なんだか状況がよくわからないまま場面が進み、置いてきぼり感が半端ではありません。
メイク自体はかなりうまくできているといっていいのですが、動作の脈絡が掴めないのはドキドキハラハラのサスペンス感を作り出すべきジャンルの映画では致命的な弱点になり得ます。
これが一場面ではなく、見せ場で悉くこの傾向なのは観ていて正直ウンザリといったところ。
キャストは津田寛治さん以外私は知りません。
一応、余計な華がないためかリアリティは持っているのですが、ややビジュアル的に登場人物の区別がつきにくい面があり、相関関係の把握が少し遅れます。
演技については先生役をはじめとして平板でもなく誇張でもないいい具合で、この点は昨今の邦画で見られない落ち着いた個性に繋がる長所として認められます。
ただ男子生徒役の芝居が酷い。
自然な演技のつもりかもしれないがそもそも台詞が音量を上げないと聞き取れず、これは大変なストレスです。
終盤のアナウンサーもそこらのスタッフを捕まえて間に合わせたような素人感バリバリのクオリティ。
基本的な発声を身につけた上で自然な演技を見せるのが役者であり、それは作品の隅から隅まで徹底されるべき必須の要素だと思うのですが、この問題は昨今の邦画で非常によく出くわすことから何か勘違いして浸透してしまっている可能性もあります。
ストーリーの根幹プロットはかなり突飛なものなのですが、ここはこのジャンルの作品である以上減点部にならないどころかむしろ大歓迎で、さてお手並み拝見といったところ。
しかしそれだけ根幹が独特なものでありながら展開は大変平凡なもので、しかも終盤はテンポがガクッと落ちダラダラと窮地に陥った人物たちを見せられるだけ。
脚本も全く期待に沿うものではなかったといっておきます。
特殊効果に今や古の技術といっていいモデルアニメーションが使われており、私はサム・ライミの初々しいデビュー作「死霊のはらわた」を思い出しました。
製作状況が似ているようにも窺えるのですが、40年前のあの作品にすら到底及ばず、非常に未熟さが目立つ残念な作品だと思います。
以下、ネタバレします。
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脚本のさらなる欠点として物語の収束が不鮮明な点があります。
先生に何やらワケありの過去はあるようですが、序盤で匂わせたきり。
そのせいで東京の学校にどんな恨みやわだかまりがあるのかもよく分からず、結局件の粘土は東京に置いてきたのか全部埋めたのかもよくわかりません。
オチはかなり豪快でインパクトがあるのですが、これも唐突な感が強い。
何から何まで描けなんていうつもりは毛頭ありません。
ただこの作品の場合各描写の断片をなんとか繋ぎ合わせれば脈絡を想像することはできたとしても、それを裏付けるような核となる法則性が見出せず、この辺も未熟さを感じさせるところです。
某所でオススメされていたため観てみたのですが、正直観ておいてよかったとは思いません。
70〜80年代の学生作品だと思えばいくらかでもその失望は減少するかも。