よく知りませんが、子供の頃のファニング姉妹はともに天才子役と言われていた様ですね。
エル・ファニングがヒロインの映画は何作か見ましたが、いい演技をしていると思う反面、話題性、ヒット性、興行性などに恵まれた感がなくストーリー設定も今一つで、彼女の評価をうなぎのぼりにさせるインパクトがないと感じていた。この作品も同様に、それほどヒットした訳では無いようだし、評価も平均点の様ですね。でも、後々この作品は彼女の代表作になると思います。
作家としての現実と異なる部分もあるのかもしれないが、『フランケンシュタイン』が書き上げられるまでのメアリーの人生・・・両親、特に母から受け継いだ情熱で夢見る少女時代、恋愛にときめく乙女心、挫折に絶望に裏切りに・・・自ら選んだ人生、人間関係から、自分の中に『フランケンシュタイン』を築き上げる過程、自らの心の爆発とも言える作品い対する自負心と受け入れられないことに対する葛藤、その時その状況での主人公の心理を見事に演じていると思います。
『フランケンシュタイン』が誕生するまでのストーリー性も、父親の作品評価としての台詞も、メアリー・シェリーと名の入った出版物で終わるシーンも良かったです。
ある程度人生経験を積んだ年齢の方でないと、面白さや納得できる部分より、陰湿さや惨めさなどの暗い部分ばかり目に入って暗いイメージしか持たないかもしれないが、非常に面白かったです。
メアリーの総て [Blu-ray]
36パーセントの割引で¥1,400 -36% ¥1,400 税込
参考価格: ¥2,200 参考価格: ¥2,200¥2,200
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コントリビュータ | トム・スターリッジ, ハイファ・アル=マンスール, ベル・パウリ―, ダグラス・ブース, エル・ファニング, スティーヴン・ディレイン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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商品の説明
初廉価Blu-rayリリース!
「フランケンシュタイン」の著者、メアリー・シェリー18歳。英文学史上、最も若くしてセンセーショナルな人生を送った彼女の、胸を衝く真実
【特典映像】
・キャスト&スタッフ インタビュー(エル・ファニング、ハイファ・アル=マンスール監督)
・日本版予告編
・キャスト&スタッフ プロフィール(静止画)
・プロダクションノート(静止画)
【キャスト】
エル・ファニング
ダグラス・ブース
トム・スターリッジ
ベル・パウリ―
スティーヴン・ディレイン
【スタッフ】
監督・追加脚本:ハイファ・アル=マンスール
脚本:エマ・ジェンセン
プロデューサー:エイミー・ベアー、アラン・モロニー、ルース・コーディ
撮影:デヴィッド・ウンガロ
編集:アレックス・マッキー
プロダクションデザイナー:パキー・スミス
衣装:カロリーヌ・クーネル
音楽:アメリア・ワーナー
【ストーリー】
19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリーは“異端の天才"と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。
互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。
愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。
失意のメアリーはある日、パーシーと共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。
深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた―。
※特典映像、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
登録情報
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 80 g
- EAN : 4589921410885
- 監督 : ハイファ・アル=マンスール
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2020/3/3
- 出演 : エル・ファニング, ダグラス・ブース, トム・スターリッジ, ベル・パウリ―, スティーヴン・ディレイン
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : ギャガ
- ASIN : B0834GX1VS
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,625位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 987位外国のドラマ映画
- - 1,382位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画は、
一人の女性が、安全な鳥かごから抜け出し、より自由ではあるが危険の多く待つ大空へと飛び立っていく。
そこには、喜びもあるが、悲しみも苦悩も襲ってくる。
傷つき血を流し、その血が昇華して一つの作品となる。
そういう映画ではないかと感じた。
実際に、そのようにしてあの小説ができたのかどうかは分からないが、事実がどうであれ、ひとつのそう言った物語として観る映画だろうと思う。
Wikipediaで調べてみると、映画は実際の史実と違う部分もある。
メアリーは、1797年8月30日に生まれる。
映画と同じように、16歳の頃にパーシー・シェリーと出会い、17歳の時(1814年)に義妹クレアを伴いパーシーとフランスへ駆け落ちする。
そして、1815年2月に2ヶ月早産の女児を出産するが、生後まもなく亡くなってしまう。
(映画でも、長くは生きないと言われていたのは、早産で未熟児だったためのよう)
1816年にメアリー、パーシー、クレアの3人がスイスのレマン湖畔にあるバイロンの別荘へ滞在し、そこでメアリーが後の「フランケンシュタイン」を書くきっかけを得る。
また、クレアはこの時にはバイロンの子供を宿しており、後にその子供を出産する。
このあたりは、映画は史実と同じようだ。
しかし、1816年1月には第二子(息子)のウィリアムが生まれており、バイロンの別荘へは、このウィリアムを連れて行っている。
さらに1817年9月には第三子(娘)のクレアラも生まれている。
映画では、「フランケンシュタイン」は(多分)イギリスに帰国してから、ある夜にひらめき、すべてを書いてからパーシーに渡している。
史実では、バイロンが怪奇談を書こうと提案した後、メアリーは何日か悩む。ある6月半ばの夕方に、別荘での「死体を生き返らせることができるのか」といった議論の後、真夜中に眠れずに過ごしていた時に、メアリーは白昼夢としてフランケンシュタインのイメージを見た、とされている(着想はバイロンの別荘にいた時)。
そして、メアリーは夫(パーシー)に励まされながら約1年間コツコツ書き続け、1817年5月に「フランケンシュタイン」を脱稿する(この時、メアリーは19歳)。
その後、1818年1月1日に「フランケンシュタイン」は匿名で出版される。
その後、
1818年9月、第三子クレアラが赤痢のため亡くなる。
さらに、1819年6月には第二子のウィリアムもマラリアのため亡くなってしまう。
1819年11月、第四子(息子)のパーシー・フローレンス誕生(彼は70歳まで生きている)
1822年、夫パーシーが暴風雨によるヨット沈没で亡くなる。
1851年2月、メアリー死去(53歳)。1839年から、メアリーは頭痛と体の麻痺の発作に悩まされていて、死因は脳腫瘍だったと言われている。
一人の女性が、安全な鳥かごから抜け出し、より自由ではあるが危険の多く待つ大空へと飛び立っていく。
そこには、喜びもあるが、悲しみも苦悩も襲ってくる。
傷つき血を流し、その血が昇華して一つの作品となる。
そういう映画ではないかと感じた。
実際に、そのようにしてあの小説ができたのかどうかは分からないが、事実がどうであれ、ひとつのそう言った物語として観る映画だろうと思う。
Wikipediaで調べてみると、映画は実際の史実と違う部分もある。
メアリーは、1797年8月30日に生まれる。
映画と同じように、16歳の頃にパーシー・シェリーと出会い、17歳の時(1814年)に義妹クレアを伴いパーシーとフランスへ駆け落ちする。
そして、1815年2月に2ヶ月早産の女児を出産するが、生後まもなく亡くなってしまう。
(映画でも、長くは生きないと言われていたのは、早産で未熟児だったためのよう)
1816年にメアリー、パーシー、クレアの3人がスイスのレマン湖畔にあるバイロンの別荘へ滞在し、そこでメアリーが後の「フランケンシュタイン」を書くきっかけを得る。
また、クレアはこの時にはバイロンの子供を宿しており、後にその子供を出産する。
このあたりは、映画は史実と同じようだ。
しかし、1816年1月には第二子(息子)のウィリアムが生まれており、バイロンの別荘へは、このウィリアムを連れて行っている。
さらに1817年9月には第三子(娘)のクレアラも生まれている。
映画では、「フランケンシュタイン」は(多分)イギリスに帰国してから、ある夜にひらめき、すべてを書いてからパーシーに渡している。
史実では、バイロンが怪奇談を書こうと提案した後、メアリーは何日か悩む。ある6月半ばの夕方に、別荘での「死体を生き返らせることができるのか」といった議論の後、真夜中に眠れずに過ごしていた時に、メアリーは白昼夢としてフランケンシュタインのイメージを見た、とされている(着想はバイロンの別荘にいた時)。
そして、メアリーは夫(パーシー)に励まされながら約1年間コツコツ書き続け、1817年5月に「フランケンシュタイン」を脱稿する(この時、メアリーは19歳)。
その後、1818年1月1日に「フランケンシュタイン」は匿名で出版される。
その後、
1818年9月、第三子クレアラが赤痢のため亡くなる。
さらに、1819年6月には第二子のウィリアムもマラリアのため亡くなってしまう。
1819年11月、第四子(息子)のパーシー・フローレンス誕生(彼は70歳まで生きている)
1822年、夫パーシーが暴風雨によるヨット沈没で亡くなる。
1851年2月、メアリー死去(53歳)。1839年から、メアリーは頭痛と体の麻痺の発作に悩まされていて、死因は脳腫瘍だったと言われている。
2020年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知性と行動力と若さ故の衝動が、彼女の人生を翻弄してゆく。
日本語のタイトルがダブルミーニングのようで、見終わった後に気がつきました。
日本語のタイトルがダブルミーニングのようで、見終わった後に気がつきました。
2020年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プライム価格の意味が分からずキャンセルしましたが再度注文しました。ご迷惑をおかけしました。
2020年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青春の淡い恋物語を少し 期待してたんですが
主人公はなかなか ハッピーな考え方で 少し
離れてみていると イラっとしちゃいます どう考えても
ダメな流れでしょ 愛さえあれば 本当に愛してくれてるのはワタシよ
なんてことは 現実世界でもほとんどが火遊びであって 間が差したというべきか
気の迷いなんです
そして フランケンシュタインって 別に無くてもよかったような気が。。。。
主人公はなかなか ハッピーな考え方で 少し
離れてみていると イラっとしちゃいます どう考えても
ダメな流れでしょ 愛さえあれば 本当に愛してくれてるのはワタシよ
なんてことは 現実世界でもほとんどが火遊びであって 間が差したというべきか
気の迷いなんです
そして フランケンシュタインって 別に無くてもよかったような気が。。。。
2023年1月19日に日本でレビュー済み
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フランケンシュタインと言えば、生命の創造、自我の目覚め、愛されぬ悲しみ、そして復讐という生命倫理の全てを含んだ傑作ですが、それを10代の少女が何故書けたのか?一見不思議に思いますが、創造主=自分を一時だけ愛して身ごもらせた身勝手な男、という事なんですね。そういう経験をした女性だから書けた名作という事で。映画の方は、詳しい方の解説を見ると、史実と違う部分も多々あるという事で-1にしました。しかしフランケンシュタイン誕生の背景を知りたい人は見て損は無いでしょう。
2023年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実家はそこそこ裕福で、暮らしに困っていない。
父親は娘の執筆活動に理解を示している。
継母は口うるさくて嫌味っぽいけど、まともなことを言ってるし、虐待はしていない。
母親の異なる妹や弟とも仲がよい。
縁談を押し付けられたとかでもなく、朝から晩まで働かされることもなく。
こんな恵まれた家庭環境の少女が、「窒息しそう」とか言って、親の忠告を聞かず、絵に描いたようなダメンズに引っ掛かって、乱れた生活の末に子どもをもうける…。
前半の一時間は退屈せずに見られたのだが、どうも主人公のメアリーに共感できるところがなく、先が読める展開になったのでリタイアした。
父親は娘の執筆活動に理解を示している。
継母は口うるさくて嫌味っぽいけど、まともなことを言ってるし、虐待はしていない。
母親の異なる妹や弟とも仲がよい。
縁談を押し付けられたとかでもなく、朝から晩まで働かされることもなく。
こんな恵まれた家庭環境の少女が、「窒息しそう」とか言って、親の忠告を聞かず、絵に描いたようなダメンズに引っ掛かって、乱れた生活の末に子どもをもうける…。
前半の一時間は退屈せずに見られたのだが、どうも主人公のメアリーに共感できるところがなく、先が読める展開になったのでリタイアした。
2022年9月1日に日本でレビュー済み
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「フランケンシュタイン」の著者メアリー・シェリーの半生(というか若い頃の数年)を描いた作品。
メアリー役はエル・ファニング。言わずもがな「マレフィセント」のオーロラ姫。
自由を履き違え自堕落な生活に溺れる夫に翻弄されるメアリーを好演しているが、持ち前の若さと愛らしさを抑えきれなかったか。怒りや憎しみ、焦燥感や絶望感、最終的には諦念といったものを出してはいるが、若干物足りなさを感じた。
後の夫となるパーシー・シェリー役はダグラス・ブース。出てきた瞬間、オースティン作品に出た人!と思ったが、事実ビングリー役を演じていた。「高慢と偏見とゾンビ」で……。
女の子が惚れてしまうのも無理はない甘いマスクながら、自己愛が強く身勝手な有害男子だ。
実際、この映画にはまともな男性が殆ど出てこない。ダメさではパーシーの上をいくバイロンに可哀想なポリドリ。
唯一の例外が父親のゴドウィン氏。映画ではしがない書店の親父のように描かれているが、実際はフランス革命後の英国において著名な社会哲学者で無政府主義の先駆者。
母はメアリー出産後亡くなった社会思想家でフェミニストの先駆け。
既存の権力及び体制に抗する彼らは、実は結婚制度にも反対だった。それでも結婚したの生まれてくる我が子(メアリー)のため。そのことにより同志から反発を受けたという。
そんな父だから、妻と子供を捨ててメアリーと一緒になりたいというパーシーを許せない。
メアリー役はエル・ファニング。言わずもがな「マレフィセント」のオーロラ姫。
自由を履き違え自堕落な生活に溺れる夫に翻弄されるメアリーを好演しているが、持ち前の若さと愛らしさを抑えきれなかったか。怒りや憎しみ、焦燥感や絶望感、最終的には諦念といったものを出してはいるが、若干物足りなさを感じた。
後の夫となるパーシー・シェリー役はダグラス・ブース。出てきた瞬間、オースティン作品に出た人!と思ったが、事実ビングリー役を演じていた。「高慢と偏見とゾンビ」で……。
女の子が惚れてしまうのも無理はない甘いマスクながら、自己愛が強く身勝手な有害男子だ。
実際、この映画にはまともな男性が殆ど出てこない。ダメさではパーシーの上をいくバイロンに可哀想なポリドリ。
唯一の例外が父親のゴドウィン氏。映画ではしがない書店の親父のように描かれているが、実際はフランス革命後の英国において著名な社会哲学者で無政府主義の先駆者。
母はメアリー出産後亡くなった社会思想家でフェミニストの先駆け。
既存の権力及び体制に抗する彼らは、実は結婚制度にも反対だった。それでも結婚したの生まれてくる我が子(メアリー)のため。そのことにより同志から反発を受けたという。
そんな父だから、妻と子供を捨ててメアリーと一緒になりたいというパーシーを許せない。