1970年夏、ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド
グレイトフル・デッド、バディ・ガイなど
ミュージシャンを乗せカナダを横断してツアーを
届けた列車、フェスティバル・エクスプレス
その様子をおさめた映画です
ロビー・ロバートソンの自伝にも
このツアーのことが書かれていますが
大勢の観客がフェンスをなぎ倒して会場に入り
結果フリー・コンサートとなったウッドストック
その流れからか観客が同じことを求めて
興行的には最初から不運に見舞われたようですが
そんな混乱から映画製作が行き詰まり
95年に見つかったフィルムの権利関係を整理して
2003年に完成にこぎつけた映画です
画質は良くないですが、音楽はいいですね
デッドもいいですがシャ・ナ・ナの
ロックンロール・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
ザ・バンドのアイ・シャル・ビー・リリースト
ジャニス、まだ若いのにおいて疲れて見え
彼女の歌はどこか寂しいですが
テル・ママは圧巻ですね
お楽しみはバックステージ
食堂車にミュージシャンが集まって
ザ・バンドのリック・ダンコにジャニス
デッドのジェリー・ガルシアが一緒に歌っていて
こういった列車での盛り上がりが
ステージにもいい影響を与えたそうです
本編より長い特典映像が付いています
映画製作の裏話や未収録の曲もあって
子育ての歌、なんて紹介された
怒りの涙のカバーとか良くて
ジャニスもリチャード・マニュエルも
ジェリー・ガルシアもリック・ダンコも
みんなみんなもう、行ってしまいましたが
音楽自体の映像は少なめで周りの様子といった
映像の方が多めのドキュメンタリーですが
当時の雰囲気や様子もよくわかっていいので
この頃の曲が好きな方は気軽に見てみてください