帰ってきたムッソリーニ [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | マッシモ・ポポリツィオ, エレオノーラ・ベルカミーノ, ステファニア・ロッカ, アリエッラ・レッジョ, ルカ・ミニエーロ, ジョエレ・ディクス, フランク・ マターノ |
言語 | イタリア語 |
稼働時間 | 1 時間 36 分 |
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商品の説明
ムッソリーニが、現代でまた権力を握ったら?! ― 笑っているとあなたも征服される
日本でも大ヒットを記録した『帰ってきたヒトラー』の同名原作小説から、イタリア映画界屈指のヒットメーカーであるルカ・ミニエーロ監督が着想を得て、舞台をドイツから今のイタリアに置き換えて映画化。
■イタリアのアカデミー賞 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2019脚色賞ノミネート
■本作は、ドイツで200万部以上を売り上げたベストセラー小説「帰ってきたヒトラー」(ティムール・ヴェルメシュ著/原題ER IST WIEDER DA)から、ミニエーロ監督が着想を得て、「舞台をドイツから今のイタリアに置きかえたらどうなるか?」と考え映画化!
■ムッソリーニを『グレート・ビューティー/追憶のローマ』などのマッシモ・ポポリツィオ、彼と一緒に行動する映像作家をフランク・マターノが演じた。イタリア全土を笑いに巻き込み大ヒット!
ストーリー
独裁者ムッソリーニが現代ローマに生き返った! ?売れない映像作家カナレッティが、復活したムッソリーニを偶然カメラに収めたことから、一発逆転をかけたドキュメンタリー映画の制作を思い立つ。2人でイタリア全土を旅しながらの撮影旅行。ムッソリーニをそっくりさんだと思った若者が気軽にスマホを向けると戸惑いながらも撮影に応じ、またムッソリーニが市民の中に飛び込んで、不満はないか?と質問を投げかけると移民問題や政府に期待していない生の声があふれ出てくる。その様子が動画サイトに投稿されると、再生回数はどんどん増えネットで大きく拡散されていく。ついには、テレビ番組「ムッソリーニ・ショー」に出演するまでに。そのカリスマ的な演説が人々の心をつかみ、高視聴率を叩き出すと、テレビ局の制作者たちは大喜び。こうして、かつての統帥(ドゥーチェ)は絶大な人気を集め、再び国を征服しようと野望を抱くが…。はたして、ムッソリーニが現代で権力を握ったらどうなるのか?
キャスト
■マッシモ・ポポリツィオ(独裁者ムッソリーニ役…そっくりな俳優と思われている)
■フランク・ マターノ(アンドレア・カナレッティ役…売れない映像作家)
■ステファニア・ロッカ(カティア・ベッリーニ役…TV局の新編集局長)
■ジョエレ・ディクス(ダニエーレ・レオナルディ役…編集局長を狙っていたTV局の次長)
■エレオノーラ・ベルカミーノ(フランチェスカ役…カナレッティが好きなTV局受付の女性)
■アリエッラ・レッジョ(レアおばあちゃん役…フランチェスカの認知症の祖母)
スタッフ
■監督:ルカ・ミニエーロ
■脚本:ニコラ・グアリャノーネ、ルカ・ミニエーロ
■撮影:グイド・ミケロッティ
■美術:トニーノ・ゼッラ
■衣装:エレオノーラ・レッラ
■音響:マリチェッタ・ロンバルド
■編集:ヴァレンティーナ・マリアーニ
■音楽:パスクァーレ・カタラーノ
■エグゼクティブ・プロデューサー:フェルディナンド・ボニファーツィ、ダニエル・カンポス・パヴォンチェッリ
■プロデューサー:マルコ・コーエン、ベネデット・アビブ、ファブリツィオ・ドンヴィート
特典
■映像特典
・監督来日インタビュー
・オリジナル予告編(約2分)
(C)2017 INDIANA PRODUCTION S.P.A., 3 MARYS ENTERTAINMENT S.R.L.
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : イタリア語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4907953276109
- 監督 : ルカ・ミニエーロ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 36 分
- 発売日 : 2020/3/3
- 出演 : マッシモ・ポポリツィオ, フランク・ マターノ, ステファニア・ロッカ, ジョエレ・ディクス, エレオノーラ・ベルカミーノ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B081QBJGFC
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,947位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 227位外国のコメディ映画
- - 1,117位外国のドラマ映画
- - 1,539位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ただ国民性の違いが結構見えてかなり面白かった。
主人公の名前を入れ替えただけの、派生作品だが!
キラリと光る部分は、ムッソリーニ役が本家より似すぎている点。
時間潰しにはなりますよ。
残念ながら、意味のない映画。
帰ってきたヒトラーが好きな人は楽しめる可能性が高いですね。
ムッソリーニが処刑寸前で現代のイタリアにタイムワープ。
それを偶然見付けたしがない映像作家の若い男がムッソリーニとタッグを組んでドキュメンタリー映画を撮影するアイディアを思い付きます。
映画撮影は借りた車でイタリア中を巡りムッソリーニが国民にインタビューするというもの。
インタビューで人々は移民問題や政治への不満を口にします。
この内容を動画サイトに投稿すると再生回数はどんどん増え拡散されていきました。
この人気に目を付けた新しい編集局長がムッソリーニを新しいテレビ番組に出演させる事を決めます。
テレビ番組【ムッソリーニ・ショー】は大成功。
しかし、問題発生。
ムッソリーニはドキュメンタリー映画撮影の途中で指を噛まれたという理由で犬を射殺していたのです。
新編集局長を引きずり降ろしたい男がこのネタを暴露。
果たしてどうなるのか!?
ざっとこんな感じです。
まぁ、帰ってきたヒトラーと同じ流れですね。
若い映像作家の恋人がユダヤ系というのも同じ。
確かに内容は同じですがムッソリーニがなかなか魅力的で楽しめます。
パクリ映画だと思って避けている人は試しにご覧になって下さい。
個人的には決してB級映画等ではなく良く出来た作品だと思います。
鑑賞しながら最初に考えたのは、日本で大昔丸の内に住んでいたこの人の「同志」をテーマに同じような映画を作ったらどうなるだろうという事。
まあ、保守層から非難轟々でしょう。上映予定の映画館に軍服コスプレの皆さんが大勢押し掛けるでしょうね。
それにドイツと共に、少なくとも表面的には戦時中の国家体制を根本的に変革したイタリアだからこそ洒落で済まされるのでしょうが、日本ではそうはいかないでしょう。革新陣営、近隣諸国からも批判にさらされるかもしれません。
こちらの作品の舞台は同じ枢軸国だったイタリアですが、やはり「忌まわしい歴史を美化するな」「不謹慎だ」そんな意見も聞こえてきそうです。
しかし作品を良く見てみれば分かりますが、今の世相の風刺であると共に警鐘を鳴らしています。
深刻なテーマを面白おかしく描く事で、誰にでも受け入れやすくしている秀作だと思います。
あの大戦の清算をすることなく、更なる右傾化が進むこの日本でこそ観られるべき映画ではないのでしょうか。
ファシズムの足音は静かに近づいています。それに気づくためにも。
「帰ってきたヒトラー」がドイツの恐怖と笑いを演じる名作パロディなら、「帰ってきたムッソリーニ」はどこまでも細かくその亜種、コピーだと言える。
移民問題、政治の腐敗、不景気、SNSで得る逸脱した個人の感情、そして不満からやってくる国民の右傾化。どうせ誰がやってもよくならない政治家なら、リーダーシップを持った弁舌をこうむる一党の独裁ですら構わないというイタリア人の感情。それが現代によみがえったムッソリーニを新しいリーダーに変え、国民達に受け入れられていく。
この作品は単なる帰ってきたヒトラーのパロディなのか?そう取ることもできる。
ヒトラーで見たシーンのいくつもが、笑ってしまう様なそっくりなシーンで作中に垣間見えるし、自分に泣きついてきた犬を撃ち殺したり、メールアドレスが本名で取れないところなど、本当にそっくりな部分がついてきて、ヒトラーを見た人は思わず笑ってしまうだろう。
しかし、現代の人間が抱える移民問題、政治不安などを『クソだ』と言い張る代弁者をイタリア国民の一部が少なからず覚えている、その重大な提起をムッソリーニに語らせるのは、やはり「帰ってきたヒトラー」とよく似ているが、それでもこの作品の持ち上げる問題、恐怖、笑いの三つは兼ね備えていると私は思った。
他の方のレビューである通り、帰ってきたヒトラーのムッソリーニ版です。最初に少し同性愛について触れますが、展開はほぼ一緒です。
ただ、ヒトラー版の方と比べてドキュメンタリータッチの部分が後半に偏っているので、ドキュメンタリーとコメディーのどっち付かずな感じが薄れて、より見やすくなっています。
また、ヒトラー版の様なメタな笑い(12日間のシーンのオマージュなど)や"コア"な歴史的事実をもじったシーンはほぼ無いように感じました。ただ、この点はそこまで詳しく無いのでご容赦ください。
あと、個人的にマフィアについて一切触れていないのが残念でした。
話の構成はこちらの方が上手です、ヒトラーの方を観た事無ければ充分視聴する選択肢になると思います。逆に観た事があるならわざわざ観なくていいです。