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凪待ち 通常版 Blu-ray
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ブランド | コロムビアミュージックエンタテインメント |
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
出版日 | 2020/3/3 |
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商品の説明
誰が殺したのか?なぜ殺したのか?
愛という名に隠された事件の真相とは??
『孤狼の血』白石和彌×『人類資金』香取慎吾が挑む、バイオレンスと絶望、怒りと裏切り、不条理と悲劇、愚か者たちの衝撃のヒューマンサスペンス!
■愚かな者たちの切ない暴力と狂気を描いた映画が誕生!
誰もがその恍惚に陶酔した『孤狼の血』、誰もがその偏愛に涙した『彼女がその名を知らない鳥たち』など日本映画界を担う監督・白石和彌の最新作。主演を務めるのは、『クソ野郎と美しき世界』『人類資金』などエンタテイメントから人間ドラマまで幅広い役柄をこなすだけでなく、オリジナリティ溢れるアートでも才能を発揮しつづける香取慎吾。白石和彌と香取慎吾が初のタッグで挑み、『クライマーズハイ』の加藤正人が脚本を手掛けたオリジナル作品。容赦ない絶望を描いた、魂を破壊する衝撃作!
脇を固めるのは、『くちびるに歌を』『散歩する侵略者』の恒松祐里、映画・ドラマ・モデルと幅広い分野で活躍し、そのライフスタイルも注目され同世代の女性から支持を得ている西田尚美、『龍三と七人の子分たち』や白石組常連の吉澤健、『孤狼の血』など白石組の名バイプレイヤー・音尾琢真、『万引き家族』『そして父になる』など数々の話題作に出演し見事な存在感を放ち続ける俳優リリー・フランキーら、目が離せない面々が揃う。
■豪華版には、初公開の映像を含む貴重なメイキング映像や、オーディオコメンタリーなど、魅力的な特典が満載!
キャストや監督のコメントと共に、宮城県石巻市を中心とした現場風景や撮影の裏側など、貴重な映像を収めた保存版のメイキングは必見!
完成披露試写会や初日舞台挨拶、全国中継舞台挨拶映像、【香取慎吾×リリー・フランキー×白石和彌監督】によるオーディオコメンタリーなど、バラエティー豊かな特典が盛りだくさんとなっている。
ストーリー
毎日をふらふらと無為に過ごしていた郁男は、恋人の亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻で再出発しようとする。少しずつ平穏を取り戻しつつあるかのように見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう―。
ある夜、亜弓から激しく罵られた郁男は、亜弓を車から下ろしてしまう。そのあと、亜弓は何者かに殺害された。恋人を殺された挙句、同僚からも疑われる郁男。次々と襲い掛かる絶望的な状況から、郁男は次第に自暴自棄になっていく―。
キャスト
■香取慎吾
■恒松祐里
■西田尚美
■吉澤健
■音尾琢真
■リリー・フランキー
スタッフ
■監督:白石和彌
■脚本:加藤正人
■製作総指揮:木下直哉
■プロデューサー:椎井友紀子、赤城聡
■音楽:安川午朗
■音楽プロデューサー:津島玄一
■撮影:福本淳
■美術:今村力
■照明:市川徳充
■録音:浦田和治
■編集:加藤ひとみ
■音響効果:柴崎憲治
■装飾:京極友良
■衣装:高橋さやか
■ヘアメイク:有路涼子
■VFXスーパーバイザー:小坂一順
■助監督:小野寺昭洋
■制作担当:松田憲一良
■製作:木下グループ
■配給:キノフィルムズ
特典
■映像特典
本編ディスク収録
・劇場版予告編
■音声特典
・オーディオ・コメンタリー【香取慎吾×リリー・フランキー×白石和彌監督】
(C)2018 「凪待ち」フィルムパートナーズ
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4907953276017
- 監督 : 白石和彌
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 4 分
- 発売日 : 2020/3/3
- 出演 : 香取慎吾, 恒松祐里, 西田尚美, 吉澤健, 音尾琢真
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B081QBJ34H
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,230位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,450位ブルーレイ 日本映画
- - 5,040位日本のドラマ映画
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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凶悪のような描写は、少ないけど、この作品は、家族の絆の強さを凄く植え付けられた。
役者たちの演技が素晴らしい。特にギャンブルで身を崩す木野本郁男を演じた香取慎吾と意外な過去を持つ老人昆野勝美を演じた吉澤健。
ストーリーは全く予想がつかない。郁男の元同僚の渡辺健治(宮崎吐夢 演)の何気ない電話とテレビニュースがラストの怒涛の展開につながっている。
しかし「誰が殺したのか?なぜ殺したのか?」と言うキャッチコピーはいかがなものか。正統派ミステリーになっていないし、この映画の真の見どころでもない。
結局、この映画でいちばん言いたかったことは、時として血のつながりよりも濃い絆があるということだろう。キャッチコピーから思いうかべるようなミステリーではなく、よくできた人間ドラマである。
恋人の死という物語の分岐点を迎えたあと、迷走の期間が長く、イマイチ締まりがないという印象です。
前半では恋人やその娘との良好な関係性、心機一転家族の形に近づく様子が存分に描写されていたと思います。
その甲斐もあって、突如として訪れる悲惨な展開が強調、そして主人公の心境を推し量る助けにもなっていました。
その後、籍も入れていない相手の身内とどのように付き合うのか、縁もゆかりも無い土地が良いきっかけをくれるのか、後半に期待する内容としては、総じて「どのように立ち直るのか」という点に尽きるのですが…。如何せん、その伏線回収されるまでが長い、ネガティブ要素多めの救いようのない荒み具合で、我慢とも言える時間が長い。
自分が恋人の死を引き寄せてしまったという自責の念から自暴自棄、
母親を失ったフォローが及ばない、所詮「他人」ということで連れ子との関係性がギクシャク、
村八分に失職、恩人には裏切られるという不幸の連鎖、ここからまだ長いトンネルは続きます。
賭博飲み屋では騙され、祭りでは暴力沙汰を起こし、報復として賭博場を破壊、果てにはヤクザにリンチされ捕縛、ここでようやく考えを改める出来事が起こります。
上記のように中盤以降は問題を起こして(もしくは金に苦労して)誰かからの助けが入るというワンパターンさが目に余り、場つなぎ感の印象が強い。
その間、やたらと競輪や賭博、喧嘩のシーンについて詳細に描写されるなど、注力している部分に違和感を持たずにはいられません。
しかしながら、籍の入れていない「他人」としての苦悩、元夫との避けられない問題など、特異な立場である主人公ならではのシビアな問題が描かれていたのはストーリーとして見ごたえがありました。
また、新しい命の誕生や連れ子らの秘めたる思いを聞き更生する、災害の試練や海といった伏線要素を(多少ながら)回収するなど終盤になるに連れて徐々にヒューマンドラマらしくなっていったことは違いありませんが、前述のワンパターンさ、荒んでいくシーンが長いことについては擁護のしようがありません。
私も娘がいるシンママ。
娘を「女」として見そうな男は絶対NGだ。
その点、この郁男は美波に対して人として接している。誰からも愛されていた亜弓に対してもきっと「女」の部分じゃない亜弓の魅力を理解している珍しい男だったんじゃないかな。前夫のようにだらしない部分が「色」の男に亜弓はコリゴリだったんだと思う。
だからって「ギャンブル」「酒」「暴力」・・・
そう簡単には変われないことを中盤の繰り返すシーンで表現されてるが、ラストに向けての展開もあり退屈することはなかった。
いい人状態のリリーの場面を後から思い出すとゾッとする。
主演は香取慎吾さんで本当に【適任だった】感じます。この作品を観て以降(演技に惹かれ)香取慎吾さんに興味を持つようになりました。
私も母とギャンブル依存症でロクに仕事もしない母の彼氏と3人で暮らしていました。
ストーリーは共感できる部分とできない部分もありますが、普通の家庭に育った人よりは状況が近いのでリアルに感じました。
今日3回目観ているので、これからもたまに観たくなると思います。
配役最高!
しかし「依存症」は身近に様々あり、また無限のグラデーションがあります。
スマホ依存、ゲーム依存、ポルノ依存、激辛ラーメン依存、、、、
自分にも覚えがあります。
そう思うと主人公は極端ではあるが、突飛ではない。
一つ間違えたら自分もそうなりうる、自分の日常と地続きであると思います。
人間の悲しさを思いました
殺人を犯した犯人も、その意味では同じ悲しい、弱い人間であると考えます。
どうしようもない、取り返しのつかない、最底辺に落ちていようと、
しかし同じ人間であると思うと、一緒に、精一杯生きていこうと思う。
心に残りました。