さすらいのカウボーイ [Blu-ray]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | ヴェルナ・ブルーム, スヴァーン・ダーデン, ウォーレン・オーツ, ピーター・フォンダ |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 31 分 |
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商品の説明
「さすらいのカウボーイ」
さすらいの果て-夕陽は男の肩に沈む。《イージー★ライダー》の悲痛な青春が 大西部を風のようにさまよう!
ピーター・フォンダ初監督・主演、「まるで絵画のような美しきウェスタン」と評された伝説のアメリカン・ニューシネマ。初BD化。
【INTRODUCTION】
自由を求め、妻と娘を捨て旅立った男が、7年間におよぶさすらいの果て、放浪を共にしてきた親友を伴い家に戻る決意をする。
突然の夫の帰還をすんなり受け入れない妻のもと、使用人―hired hand-として真面目に働くことで、
少しずつ夫としての信頼を取り戻してゆく。だが、それは一方で友との別れを意味していた・・・・。
1966年、全米に吹き荒れたバイカー映画ブームを作り出したパイオニア的作品「ワイルド・エンジェル」で、クールで凶暴なモーターサイクルギャングのリーダー、ヘブンリー・ブルースを演じ、
1967年には当時全米に広がりを見せていたLSDなどのドラッグ・カルチャーを描いた「白昼の幻想」にデニス・ホッパーとともに出演、
そして1969年、約30万ドルの製作費で3,300万ドルの興行収入を稼ぎ出し、ハリウッドの常識をすべて覆したモンスター・フィルム「イージー★ライダー」を作り出したピーター・フォンダ。
その成功により一挙にカウンターカルチャーの象徴、カリスマ的スターとなったフォンダが2年後の1971年、念願の初監督作として撮り上げたのが本作「さすらいのカウボーイ」だ。
バイクやドラッグの無い、ウェスタンというジャンル、あまりに斬新なテーマ、徹底してリアリズムを追及したディテール、空前絶後のオーバーラップやスローモーションを駆使した映像などは、
「イージー★ライダー」の再来を期待していた配給元=ユニバーサルにとっては理解を超えたものだった。
結局、ユニバーサルに理解されず不本意な公開を余儀なくされた本作は、静かにその姿を消した。
その後は本国アメリカはもちろん日本においても、ズタズタに編集され物語もまったく異なるものに変えられたバージョンがたまにTV放映される程度で、完全に葬り去られたかに思えた。
しかし一部の人々からは圧倒的支持を受け、伝説の映画として語り継がれるようになっていった。日本では巨匠・市川崑監督のほか、多くの評論家から公開当時生涯ベスト1に挙げられ、
本国アメリカではクエンティン・タランティーノやマーティン・スコセッシなどの大物が本作を絶賛した。
共演には本作出演後、長年にわたってピーター・フォンダの親友となり、ともにモンタナのパラダイス・バレーに住んでいたというウォーレン・オーツ。
サム・ペキンパー監督やモンテ・ヘルマン監督作品にはかかせない60年代~70年代の名優。
そして撮影には「未知との遭遇」でアカデミー賞受賞のヴィルモス・ジグモンド、美術に「ブレードランナー」のローレンス・G・ポール、音楽にボブ・ディラン作曲の「ミスター・タンブリンマン」のモデルとなったフォーク・ギターの名手ブルース・ラングホーンなど、
本作はのちに超一流となる若手・新人スタッフ・キャストによって生み出された。
初公開から30年を経た2001年、編集担当のフランク・マゾラと製作のウィリアム・ヘイワード、そしてピーター・フォンダによっていっさいの無駄をそぎ落とす形でディレクターズ・カット版として復活、
2001年ベネチア映画祭を皮切りに、各映画祭で上映され大喝采を浴びる。
その後イギリスでも劇場公開され、日本でも渋谷シネセゾンにてレイトロードショー公開、8週間のロングランヒットを記録した。
【STAFF】
●監督:ピーター・フォンダ「アイダホ・トランスファー」「グランドキャニオンの黄金」
●脚本:アラン・シャープ 「ワイルド・アパッチ」「バイオレント・サタデー」
●製作:ウィリアム・ヘイワード「IDAHO TRANSFER」「ハイローリング」
●撮影:ヴィルモス・ジグモンド 「脱出」「スケアクロウ」「未知との遭遇」「ディア・ハンター」
●音楽:ブルース・ラングホーン「アイダホ・トランスファー」「怒りの山河」
●美術:ローレンス・G・ポール 「ブレードランナー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
●編集:フランク・マゾラ「パフォーマンス」
●衣装:リチャード・ブルーノ「ウェストワールド」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
【CAST】
ピーター・フォンダ 「ワイルド・エンジェル」「白昼の幻想」「イージー★ライダー」
ウォーレン・オーツ 「ワイルドバンチ」「断絶」「地獄の逃避行」
ヴェルナ・ブルーム 「アメリカを斬る」「荒野のストレンジャー」
スヴァーン・ダーデン 「バニシング・ポイント」「ラストムービー」
【音声】
オリジナル英語(DTS-HD Master Audio/2.0ch)
【字幕】
本編用日本語
【EXTRAS】
★ディレクターズカット版本編(英語2.0ch+ピーター・フォンダ音声解説)
★ピーター・フォンダ&ブルース・ラングホーンインタビュー
★日本版予告編
★アメリカ版予告編
★ドキュメンタリー「The Return of The Hired Hand」
★マーティン・スコセッシ インタビューコメント
★ディレクターズカット版にて削除されたシーン集
★TVスポット、ラジオスポット
★TV放映版「さすらいのカウボーイ」(日本語吹替)
©2001 Universal Studios and The Pando Company, Inc.
登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988003860059
- 監督 : ピーター・フォンダ
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 31 分
- 発売日 : 2020/2/5
- 出演 : ピーター・フォンダ, ウォーレン・オーツ, ヴェルナ・ブルーム, スヴァーン・ダーデン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B0811LKJLP
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,219位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 660位外国の西部劇映画
- - 8,960位ブルーレイ 外国映画
- - 9,513位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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一般的な西部劇とは何だか違うみたいだというワクワクする期待感。
そして思った通りの作品だった。
争いや打ち合いもあるけど、あらすじよりもあの時代の空気感がリアルに再現されていて観ているあいだ緊張感が半端なかった。
しかも開拓時代の西部劇なのに取り上げられているエピソードの男同士の友情や男女の機微というテーマは今とまったく同じ感じで、50年も前の映画だということがかえって新鮮で驚きだった。
なんといっても男の妻役がたくましい。
70年代にこんなセリフを言うなんて、今よりよっぽど進んでるんじゃないかと思ってしまった。惚れぼれした。
それに対する男の態度も今の男性より断然好ましい。
合間のストップモーションのような映像はちょっと苦手だったが、今になってみればそこが印象に残っているのでやはり効果的だったのかなと思う。
指紋がべったり付着していました。
中古品でした。
中古品を定価で販売しないでください。
ピーター・フォンダなりのアプローチで西部劇の世界が作られており、フォード監督の『駅馬車』のような古典的な西部劇とも、
残酷なマカロニウエスタンとも一味違う西部劇が楽しめます。言ってしまえば『イージーライダー』の西部劇版なのです。
ピーター・フォンダの素晴らしさはもちろんの事、美人とは言えないヴェルナ・ブルームと言う女優の当たった配役。
何より驚かされるのはサム・ペキンパー作品のキャラクターを演じたとは思えないウォーレン・オーツの知的でロマンティックなキャラクター。
一連のペキンパー作品のオーツを知っている人は彼がこんな役が似合うとは、と驚かされると思いますので見てもらいたいです。
めったに見れないペッパーボックス型拳銃を見れるのもレアですので、ガンファンも参考に見ると面白いと思います。
サウンドトラックですが、この映画が好きになったらきっと欲しくなると思いますのでDVDとセットで手に入るのはとてもお得だと思います。
監督はピーター・フォンダ、フォンダの監督作品第一作目、1971年公開です。撮影は『未知との遭遇』(1977年)で第50回アカデミー撮影賞を受賞したヴィルモス・ジグモンドで、映像加工も特徴的で美しいです。
ハリー(ピーター・フォンダ)は年上の妻ハンナ(ヴァーナ・ブルーム)と幼い娘を捨てて、アーチ(ウォーレン・オーツ)とダン(ロバート・プラト)と放浪の旅に出て7年目になります。しかし、7年の歳月はハリーの気持ちを変え、妻と娘の待つ家に帰ることを望み始めます。
久しぶりに二人だけになった時のハリーとハンナの気まずいような気恥しいような雰囲気が見ている側にも伝わってきて可笑しいです。ハンナがウイスキーを一気飲みして「満足させたい」と言った一言は嬉しいよりも怖いような気がしたのは私だけでしょうか(笑)
最後は、この先二人(誰と誰かはネタバレになりますので秘密です)がどうなるのか気になります。
きちんと調査してからReviewはしてもらいたい。
いきなり冒頭のCamera Workが絵画を観る様な美しさで、良い意味『うーん』と唸らされる。
ピーター・フォンダの監督処女作ながら、手堅すぎるほどの演出はDirectorとしての手腕も中々のものだと感じさせる。
確かに時折、自主制作映画のような素人っぽい場面もあるにはあるが、殆ど気にはならない。
「悪魔の追跡」でも息の合った名Combiぶりを見せていたウォーレン・オーツが相棒役。
この2人の男の友情には目新しさを感じないが、ピーターのしみじみとした演出とウォーレンの渋い演技で観ている者に何かを訴える。
ピーターの女房役(女房という言葉がピッタリ)ヴァーナ・ブルームがこれまた好演だ。
何処から見ても美人じゃないが(「荒野のストレンジャー」の時はもうちょっと綺麗だったが)、芯は強いが、男にも頼りたい西部の女を自然に演じている。
撮影当時32歳とはとても信じられん!10歳は老けて見えるが、老け方も見事だ?!
後に「猿の惑星」Seriesに大抜擢されるセヴァン・ダーデンとのGun Fight SceneはRealismに富んでおり、強烈な印象が残る。
初めて観る人は結構ハラハラさせられるのではなかろうか。
決闘そのものはお決まりの結果だが、哀愁を帯びたLastと相俟って、虚しさが漂うのだ。
特典映像の予告編だが、Originalの方が数段良い。
2002年公開版の予告編は変にStylishに編集されており、この作品の良さが表現できていない。
ノリノリで見ていたのを憶えています。
「イージーライダー」で反体制の教祖の如く 思われたピーター・フォンダが
こんな素敵な作品も つくれると感心させたのでしょうか。
当時は賞賛する声が多かったように思います。
説明的な描写は必要最小限度、それ以下に留めて
映像だけでストーリーを紡いでいくという手法は新鮮でした。