ATGの枠を超える予算を与えられ、自由を求めるひとりの女性の半生を描いた一大抒情詩。 【story】 13世紀後半、由緒ある貴族の家に生まれた四条は、幼いときから上皇のもとで愛され、美しい女性に成長した。宮廷での愛欲や男たちに翻弄され、次第にその生き方に空しさを覚え、諸行無常の思想に傾倒、幼いころより憧れていた西行のように生きたいと、旅に出るー。