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幻の光 [Blu-ray]

江角マキコ (出演), 浅野忠信 (出演), 是枝裕和 (監督) 形式: Blu-ray
4.0 5つ星のうち4.0 33個の評価
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フォーマット 色, ワイドスクリーン, Blu-ray
コントリビュータ 赤井英和, 木内みどり, 浅野忠信, 吉野紗香, 内藤剛志, 寺田農, 柄本明, 江角マキコ, 大杉漣, 是枝裕和
稼働時間 2 時間 19 分
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メーカーによる説明

　 　
幻の光 [DVD] 幻の光 [Blu-ray] 【メーカー特典あり】 幻の光 (是枝裕和監督メッセージカード(全1種共通)付) [Blu-ray]
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
33
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製品仕様 DVD Blu-ray Blu-ray
発売日 2003/4/25 2018/5/25 2018/5/25
特典 是枝裕和監督メッセージカード(全1種共通)付

商品の説明

'95年ヴェネツィア国際映画祭 「金のオゼッラ賞」受賞、
宮本輝原作、江角マキコ主演、是枝裕和長編初監督作品、待望のBlu-ray化!
今振り返るべき名作が高画質でよみがえる!

あなたもあの夜、レールの彼方に光を見たのでしょうか

◎仕様◎
【映像特典】
生まれた場所(是枝裕和監督撮り下ろし江角マキコインタビュー)
※2003年発売のDVDに収録されているものを再収録


◎内容◎
【収録内容】
ゆみ子は12歳の時に祖母が失踪するという過去を持つ。
25歳になったゆみ子は夫・郁夫と息子との平和な日々を送っていたが、
ある日突然夫が列車に飛び込んで自殺してしまう。
5年後――愛する人を次々と失った記憶と引き止めることができなかった悔恨を胸に秘め、
ゆみ子は奥能登の小さな村に住む民雄の元へ嫁ぐ。
新しい家族に囲まれて平穏な日々を送っていたが、やがて前夫の死の影に次第に引き寄せられてゆく…。


◎キャスト◎
江角マキコ/浅野忠信/内藤剛志/木内みどり/柄本 明/赤井英和/寺田 農/大杉 漣/吉野紗香 他

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4934569363626
  • 監督 ‏ : ‎ 是枝裕和
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, Blu-ray
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 19 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/5/25
  • 出演 ‏ : ‎ 江角マキコ, 浅野忠信, 内藤剛志, 木内みどり, 柄本明
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ バンダイナムコアーツ
  • ASIN ‏ : ‎ B07B57LR79
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 33個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

丸山
5つ星のうち5.0 小津
2020年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大抵原作があって映画になるとだめなのが多いですが、さすが是枝監督素。晴らしいです。あの海に葬列が並ぶシーン、ロングショットで音楽もいいですよね。あれは輪島の托鉢僧の列からヒントを得たらしいですよね。いいです。それから同じ浜辺を山から撮ったシーンが二か所あるんですが、このシーンだけで季節が冬から春になったのがわかるんですよ。あれはなんなんですかね。それから私の思い違いかもしれませんが、小津安二郎のシーンをまねてるところありますよね。縁側でみんな庭の見やって奥に笠智衆さんがいて手前に原節子さんがいるショット、真似していませんか？思い違いかなあ。あれは小津安二郎のなんて作品でしっけ？それから江角マキコがいいですよね。ちょっと幼子の面影が残って歳ごろの江角マキコが定着されています。ラストはどんな終わり方してましたっけ。もう一度みよかな。宮本輝さんの原作はなんか話の途中でぷつっとぶった切る様に終わりますよね。
DVDのおまけのなかで何年かぶりに訪れたロケ地で江角さんカメラに背を向けていましたが、あなたあれ泣いてなかった？
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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 レポート
カンパネルラ
5つ星のうち3.0 習作？
2019年2月28日に日本でレビュー済み
江角マキコの関西弁もどきが台無しにしている。ミスキャストのまま進めたのは何故だろうか。白パンツ姿と相殺にはならない。是枝監督は関西出身ではないようだが．．．
素材集のような習作に感じる。いい意味でも悪い意味でも、旧来の邦画の磁場に絡めとられている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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 レポート
佐藤和己
5つ星のうち5.0 悼む人
2021年10月16日に日本でレビュー済み
監督は是枝裕和、原作は宮本輝の同名小説、1995年の作品です。
　幼い頃、四国へ帰って死ぬと言って家を出たまま帰らなかった祖母、何も言わず電車に轢かれて自殺した夫。
　彼らを誘った死の理由が理解できないまま喪失感に苦しむ妻。その薄暗い、言葉に代えがたい心象風景が奥能登の薄暗い風景と重ねられて描かれていきます。
　主人公に江角マキコ、自殺した夫に浅野忠信、再婚した男に内藤剛志など。
　人間には理由もなく死に傾斜する時たまの時間がある。そして易々とその陥穽に嵌りこんでしまう心の隙間が口を開けることがある。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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 レポート
パスタやん
5つ星のうち4.0 夢の中の映像
2013年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すべてのシーンで光が少なく、長屋も自転車も喫茶店も、おばの家も、能登の街も自宅もうす暗い。
台詞も最低限でぼそぼそっと聞こえる。

観ている方は、どこか夢を見ている気分になる。

特典映像での江角マキコは、若々しく美しく生気に満ちている。
ロケ先を旅する映像は必見。
輪島の自宅(映画の中で)へ向かう車の中で「なんか悪いことするみたい(ちょっと違うかな？)」といった彼女。
そんな彼女に、映画から現実に引き戻されたような気がした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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羊
5つ星のうち5.0 死というものへの態度
2009年4月11日に日本でレビュー済み
尼崎。
電車の走る音。
高架下。
自転車の二人乗り。
喫茶店。
工場。
洋服店。
生後三ヶ月の息子。
鈴の音。
傘の忘れ物。
後姿。
ある日突然、自殺した夫。

十年の時間。
再婚。
能登半島。
日本海。
漁村。
風が襖を揺する音。
波の音。
蜩の声。
葬列。
灯台の灯り。
十年前の出来事のこと。
また、鈴の音。

疑問。

『その話は明日にする。
　そんな恐ろしい話。
　頼むから明日にしてくれ。』

『海に誘われる言うとった。
　ひとりで海の上におっとったら。
　沖のほうにきれいな光がみえるんじゃと。
　誰にでもそういうことあるんちゃうか？』

静かな映像。
愛する人の死をどのようにして。
理解していくのか。
飲み込んでいくのか。
そんな大それたことは飲み込めない。
意味もわからず死んでしまったら。
理解なんてできない。
この映画では。
夫が何故だかよくわからないけれども自殺をした。
という理解に苦しむ出来事を。
出来事として、ただ置いているというか。
そんな点が。
よくできているところだと思います。

何故、あの人が自殺をしたのか？
という問いに対して、いろいろと憶測推測を。
言うことは可能なのだけれども。
そんな憶測推測ではなく。
だた、自殺をしました。という事実があって。
私はそれに悩んでいます。という態度を描いている。
その映画としての立ち位置を。
とても素敵に思いました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
atchannel
5つ星のうち5.0 叢に灯る乾いた葬列
2006年4月7日に日本でレビュー済み
深く密かに渦巻く感情を、静寂とも寂寥ともとれない白い静けさで

ひっそりと撮り続けたような、是枝監督の最高傑作。

幼い頃、死に場所を求めて失踪した祖母。

幸せのさなか、線路の向こうに果てた夫。

自分が掬いきれなかった家族の死を抱えて生きる主人公を

感情のない眼でカメラが追います。

素晴らしい構図、長回し、音楽、演技も去ることながら

尼崎の濡れたような夜、輪島の乾いた厳しい冬の風景が

この上なく美しく切り取られ、主人公の心象風景となっていることが

この映画をここまで崇高にしているのだと思います。

特に後半で、粉雪の舞う海沿いの荒れ野をゆく短い葬列は、

叢にともる　乾いた黒い灯火のよう。

主人公がその後を誘われるようについてゆくシーンは圧巻。

冬の海で岩肌に焚かれた火の隣に佇む小さく黒い姿が

主人公の心の内を全て物語っており　恐ろしいまでに見事。

邦画は全く見なかったのですが、この映画だけは特別。

見えない大きな力と感情に突き動かされて、

最早　涙も出ず　歯を食いしばるばかりでした。

機会があったら、是非　ひとりで

部屋を暗くして　観てみて下さい。＠
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
ジジジ
5つ星のうち1.0 退屈。
2011年9月23日に日本でレビュー済み
主人公の女は何が楽しくて生きてるの？一年中同じ、葬式みたいな服着て。ずっとうつむいてるし。とにかく辛気くさい映画。
北陸って一年中曇ってるんですか？なんであんなところに住んでるんだろう。柄本明なんてほっといて尼崎でもどこでも住んだらいいのに。
前妻が死んだんだからもうあそこにいる理由なくない？
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
夢五郎
5つ星のうち4.0 不全感は残ったが雰囲気は楽しめた
2020年2月14日に日本でレビュー済み
電車や海岸の風景、そしてその音など、会話のない間を埋める技法が取られている。それが受け手の想像や気持ちに訴えかけて来る。切なく淋しい風情が上手く表現されている。だが、突然自殺した元夫の謎は不明のままである。幻の光に吸い寄せられたとの解釈だが、不全感しか残らなかった。
役に立った
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