私は数年前に動画配信サイトで全話視聴したファンですが、当時ものすごくハマって号泣して、好きな話は繰り返し見ていましたが、結末のあたりは最初見た時かなりショックだったので、なかなか再び見れずにいました。
そして念願のBlu-ray BOX発売を受けて、全話通して見終えました。
どのくらい画質が向上しているかなどは、正直見たのが前すぎてあまり分かりませんが、
作画は始終安定してましたし、背景もとても美しかったです。
特典の冊子で10周年記念のトークショーのレポートが載っていますが、その中で背景に関する苦労も語られていて、それを読んだせいもあってか本当に細部までこだわって作られているのだなと思いました。
金冠町という舞台をすごく明確に感じられました。
お話も、最初に見たときは、前半の卵の章と雛の章とで向かっていく方向が大分変わったなぁと感じていましたが、改めて見ると一貫しているなと感じました。
特に「みゅうと」について、小さき・かよわきものを守るという行動原理は本当に一貫していて、最初は結末でのみゅうとの言動が、心変わりのようにも見えたんですが、いやそんなことはないなと感じました。
根底を見ればちゃんと一貫した目標に向かっていますが、
ただそこまでで起こる事件の数々は改めて見てもハラハラさせられました。
そして泣きの演技が良い…。最終的に色んなキャラが泣いて泣いて、悲しみを乗り越えて結末を迎えてましたが、本当に胸に突き刺さります。
櫻井孝宏さんや水樹奈々さんのファンの方にもぜひ見ていただきたい、熱のこもった演技だと思います。
ちなみに特典冊子の方にメインの声優4枚の直筆メッセージもありますので!
私的にはそれがとっても嬉しかったです(^^)
みんなこの作品を想う気持ちは変わらないんだなぁと。
ぜひぜひ、色んな方に見ていただきたいですし、
特典冊子のトークショーレポートを見る限り、自費でロケハンしたり(^^;)色んな苦労もあったようですがここまで素晴らしい作品を仕上げてくださった制作者の方々に拍手を送りたいです。
私も、この作品を生涯大切に保管します。