演奏: ファブリッツィオ(豪農)…カルロス・フェレール(バス)/ルチーア(ファブリッツィオの妻)…ヌッチ・コンドー(メゾソプラノ)/ジャンネット(ファブリッツィオの息子)…デイヴィッド・キューブラー(テノール)/ニネッタ…イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)/フェルナンド(ニネッタの父親)…ブレント・エリス(バス)/代官…アルベルト・リナルディ(バス)/ピッポ(若い農夫)…エレーナ・ツィーリオ(メゾソプラノ)他/ケルン・オペラ合唱団/ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団/ブルーノ・バルトレッティ(指揮)/ミヒャエル・ハンペ(演出)
ケルン歌劇場 ライヴ収録/収録時間:182分/音声:ステレオ2.0 イタリア語(オリジナル言語)/字幕:英, 独, 仏, 西, 伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/《DVD》片面2層ディスク 《BD》単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
25歳のロッシーニがミラノ・スカラ座のために3か月という短期間で書き上げたこの「どろぼうかささぎ」は、当時流行していた「救出オペラ」の流れに則ったもので、絶体絶命のピンチに陥ったヒロインが、持前の機転と、庇護者によってハッピーエンドを勝ち取るという痛快な物語です。この演奏、主役のニネッタを歌っているのは、あのクライバーが指揮する「椿姫」でヒロインを演じたイレアナ・コトルバシュ。誰もが守ってあげたくなるような独特の声は彼女ならではのものです。ハンペのオーソドックスな演出、バルトレッティの生き生きした音楽、どれもが最上です。*パイオニアLDCより発売されていたレーザーディスクと同じ映像です。