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野火 [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 中村達也, 森優作, リリー・フランキー, 塚本晋也 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 27 分 |
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商品の説明
なぜ大地を血で汚すのか
原作:大岡昇平×監督:塚本晋也 戦後70年を「野火」で問う。
第2次大戦末期のフィリピン・レイテ島。島を彷徨う敗兵は、その地で何を見たのか―。
単館順次公開ながらも興行収入1億円を記録! !
戦後70年、最大の話題作にして問題作! !
【特典映像(約60分)】
・予告、特報
・ドキュメンタリー「野火」(監修:塚本晋也) 塚本監督が10代に小説と出会ってから映画化へを克明にとらえたドキュメンタリー。
戦争体験者への取材、撮影、完成を経てヴェネチア映画祭のプレミア上映、劇場公開時の映像を通して「野火」の全体像に迫る。
■戦争文学の金字塔と称される大岡昇平の小説「野火」を、『鉄男』や『六月の蛇』などで国内外に知られる塚本晋也が、監督・主演で映画化。極彩色の原野をさまよう兵士の目を通して、戦争の愚かしさと人間の悲しみ、そして力強さを描く。共演にリリー・フランキー、中村達也、新人の森優作ら。2014年のヴェネチア国際映画祭において、日本から唯一コンペティション部門に選出され、戦後70年、戦争について、人間について問いかける。キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第2位。
■国内外の映画祭・映画賞でも絶賛!
第71回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門選出作品
第70回毎日映画コンクール 監督賞&男優主演賞受賞
第89回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン 第2位
第5回スイス・ビルトラウシュ映画祭グランプリ受賞
第30回高崎映画祭 最優秀作品賞&最優秀新人男優賞(森優作)
第10回KINOTAYO現代日本映画祭 批評家賞・最優秀撮影賞W受賞
第7回TAMA映画賞特別賞受賞
第15回東京フィルメックス・オープニング作品
【監督ごあいさつ】
『野火』の監督の塚本です
大岡昇平さんが小説にした、第二次世界大戦フィリピン戦線における日本軍の苦しい彷徨いを映画にしました。50年前に市川崑さんがやはりすばらしい映画にしていますが、私の『野火』はそのリメイクではなく、あくまで原作から感じたものを映画にしたものです。
初めて読んだのは高校生のときですが、本当の戦場にいるような恐ろしさがあり頭から離れませんでした。
30歳をすぎ本格的に映画にしようと動き始めましたが、規模も大きく中々現実的にはなりませんでした。
さらに歳月が流れ、今から10年前に、戦場に行った方々が80歳を越えたときに強い焦りの気持ちが起こりました、その方々のお話だけでも聞いておかなければとインタビューを始めました。
しかしそれでも映画化は簡単には進みませんでした。そして、今、実際に戦争の痛みを知る人がいよいよ少なくなるにつれ、また戦争をしようとする動きが起こっているような気がしてなりません。今作らなければもうこの先作るチャンスはないかもしれない。また作るのは今しかないと思い、お金はありませんでしたが、多くの力強い協力を得て完成に至りました。
映画は一定の思想を押し付けるものではありません。感じ方は自由です。しかし、戦争体験者の肉声を体にしみ込ませ反映させたこの映画を、今の若い人をはじめ少しでも多くの方に見てもらい、いろいろなことを感じてもらいたいと思いました。そして議論の場に使っていただけたら幸いです。
塚本晋也
【ストーリー】
第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。
日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。
しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そして原野を彷徨うことになる。
空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは・・・
【キャスト】
塚本晋也(※「塚」は点ありの作字)
リリー・フランキー
中村達也
森優作
【スタッフ】
監督・製作・脚本・撮影・編集:塚本晋也
原作:大岡昇平「野火」(新潮社 刊)
音楽:石川 忠
※特典仕様、ジャケット画像等は変更になる可能性がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4988105104174
- 監督 : 塚本晋也
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 27 分
- 発売日 : 2016/5/12
- 出演 : 塚本晋也, リリー・フランキー, 中村達也, 森優作
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B01BG6O91W
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,167位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 214位日本の戦争映画
- - 2,659位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
最近の映画って映像がハイビジョンで映画らしさが無い。
と思いながら鑑賞し始めましたが、生命感に溢れた綺麗なジャングルの中を田村一等兵が食料を求め彷徨う。
現実とはなんて残酷なんだ。
水木しげる先生もこんな体験をしたからこそ、食に対しての欲が凄かったのだろうか。
気付けば、そう感じていた。
この映画は、この映像美が有ってこそ過酷さ、人間の愚かさを体感出来る作品だった。
内容においては、塚本晋也監督特有の「感じる」映画で見終わって直ぐにレビューが書けなかった。
基本、殆どの作品はスッキリ理解出来ないが深い。
(インタビューで、作品の感想を伝えたい気持ちを咀嚼するのは大切な事とおっしゃっていました)
特典映像を見たら、やはり自然と人間界の矛盾を表現したというニュアンスで、鑑賞中は素直に映画の意図を感じられました。
映画よりも特典映像での塚本晋也監督の人間性と情熱に魅せられました。
塚本晋也監督は、映画に関して何でもこなす漫画家ならぬ「映画家」です。
全ては映像特典映像を見れば納得するはず!!
この作品の売りが、こんな綺麗な自然の中で・・・というのがありますので、
高画質なblu-ray版で見ましょう。
--以下、なんのレビューにもならない感想です。
同時期に「白鯨との闘い」を見たせいか、あれあれ?またまた飢餓との闘いに
なっちゃうのかぁーと。
まあ、あっちは自然と戦って、酷い目にあったぁーなんですが、こちらは、最
初の主人公の行動というか命令通りの動きを見ると、人とは時として、あほら
しいシステムを作って、それに盲目的に乗ってしまい、酷い目にあうという。
その、あほらしいシステムが戦争のやり方なんですけども。
問題はメイクです
戦地の敗残兵がテ-マですから日に焼けて泥まみれ汗まみれ疲労困ぱいでアザ傷だらけなのですが、
いかにも色塗りメイクしました感が丸わかりなのです
これはメイクの腕のせいでなければブルーレイの画像が良すぎるからでしょう
例えたら地デジで女子アナのメイクの塗りが際立つのと似ている
血しぶきや体液や肉片が飛び交うのも画像が良すぎて鮮やかなスプラッターホラーみたいです
撮影手法も塚本ファンや石井ファンなら歓喜するような撮り方ですが、
年に数回観るような一般の映画ファンではドン引きでしょう
タブーに触れてるし個人的には嫌いじゃないですが人には勧められません(笑)
特典映像にあるフィリピンで遺骨回収をやってる日本軍帰還兵の責任者のインタビューは必見です
さもないと 私は あなた方を 人間として みとめず。
「みる」は「みる」に徹せよ。
原作、他人のゴタゴタ話し 不要。
みられたし。
この作品を つくりし者に 私は 感謝。
とにかく みられたし。
あとは あなた方 各人が 責任を とられたし。
これから どう いきていくのか。
見終わったあと、監督の事を調べて偏った政治的主張の持ち主と知り、なるほどなぁと…
それにしてもこの作品は夏に観るのが良い。強い日差しとうだるような蒸し暑い夜は鑑賞者を田村一等兵と一体化するのに役立ち、効果的な擬似的な地獄の体験が得られる。
そう、これこそが映画の醍醐味なのだ。