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彼は秘密の女ともだち [Blu-ray]

4.6 5つ星のうち4.6 13個の評価

仕様
価格
新品 中古品
Blu-ray 通常版
¥9,074
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray, 字幕付き
コントリビュータ フランソワ・オゾン, ラファエル・ペルソナ, ロマン・デュリス, アナイス・ドゥムースティエ
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 47 分

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商品の説明

親友の夫が、女ともだち?

■「8人の女たち」「しあわせの雨傘」のフランソワ・オゾン最新作!
オゾン監督が描く"人生讃歌"に世代・性別を越えて世界中が大絶賛!
自分らしく生きたいと願う"女たち"を描いた笑いと感動のストーリー。
■『タイピスト! 』が日本でも大ヒットを記録した、フランスを代表する演技派俳優、
ロマン・デュリスが女装癖のある複雑なキャラクターを熱演。本作でセザール賞主演男優賞ノミネート!
■ヒロインは今フランス映画界で最も脚光を浴び、最新作のオファーが絶えない若手女優、アナイス・ドゥムースティエ。
共演に「アラン・ドロンの再来」と呼び声高いラファエル・ペルソナ。
■オゾン監督の多くの作品の衣装を手掛けるパスカリーヌ・シャヴァンヌ、『8人の女たち』のメイクアップで高く評価されたジル・ロビヤール。
さらに、撮影は『17歳』に続くパスカル・マルティ。フランスを代表する一流スタッフが集結!


[内容解説]
≪自分らしく生きたいと願う"女たち"の物語―。≫
クレールは幼い頃からの親友のローラを亡くし、悲しみに暮れていた。
残された夫のダヴィッドと生まれて間もない娘を守ると約束したクレールは、二人の様子を見るために家を訪ねる。
するとそこには、ローラの服を着て娘をあやすダヴィッドの姿があった。
ダヴィッドから「女性の服を着たい」と打ち明けられ、驚き戸惑うクレールだったが、やがて彼を「ヴィルジニア」と名づけ、絆を深めていく。
夫に嘘をつきながら、ヴィルジニアとの密会を繰り返すクレール。
優雅な立ち居振る舞いにキラキラ輝く瞳で、化粧品やアクセサリー、洋服を選ぶヴィルジニアに影響され、クレール自身も女らしさが増してゆく。
とある事件を境に、ヴィルジニアが男であることに直面せざるを得なくなったクレールが、最後に選んだ新しい生き方とは──?


[特殊内容/特典]
【特典映像】
1メイキング
2アナイス・ドゥムースティエ来日インタビュー
3日本版劇場予告編


[スタッフキャスト]
【CAST】
ロマン・デュリス『タイピスト! 』
アナイス・ドゥムースティエ『間奏曲はパリで』
ラファエル・ペルソナ『黒いスーツを着た男』

【STAFF】
監督:フランソワ・オゾン




[発売元]キノフィルムズ

(C)2014 MANDARIN CINEMA - MARS FILM - FRANCE 2 CINEMA - FOZ

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988013472983
  • 監督 ‏ : ‎ フランソワ・オゾン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray, 字幕付き
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 47 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/2/17
  • 出演 ‏ : ‎ ロマン・デュリス, アナイス・ドゥムースティエ, ラファエル・ペルソナ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B018S3VV1C
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 13個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月12日に日本でレビュー済み
ヴィルジニア
何度も傷つけたけど
全て共有したい人
失ってわかった
私はあなた
あなたは私
2016年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(以下、ネタバレの要素あります)

夭折した親友、その夫の女装癖を目撃し狼狽する主人公・・・
ひと昔前なら これはコメディ映画のストーリー。
本作にも笑いの要素はあるが、それは映画が進むとどんどん薄まり、
濃くなっていくのはトランスジェンダー賛歌。

Femme fatalは「男にとっての女」であったはずですが
その再定義も必要なのかもしれません、
自らの禁断の個性に気付くことになるクレールの運命の転換点は、
ダヴィド/ヴィルジニアと引き合わせたローラとの出会いなのだから・・・

監督は本作の構想に20年を費やしたそうで(雑誌「ふらんす」'15年9月号)、
ほぼ3人のみの登場人物の人間関係は、各人の性的嗜好の潜在性を考慮すると
幾重にも深みを増すものとなっており、俳優は演技でそれに応えています。

良人役ラファエル・ペルソナの優男っぷり、
ロマン・デュリスの髭の濃い女装が美しくなっていくところも見所ですが、
アナイス・ドゥムースティエ。
ベースがクールな雰囲気だからこそ、母親の前でのヴィルジニアの振る舞いに狼狽したり、
良人との会話で見せる「私は知ってるんだけどねー」のような表情が引き立ちます。

往年のトランスジェンダー名作「Mr.レディMr.マダム」のような ほのぼの感ではありませんが、
ちょっと変わったプロットの映画に興味がある方はご覧になってはいかがでしょうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月14日に日本でレビュー済み
(ネタべレにご注意ください)
トランスジェンダーと愛の形を問うた作品。
オネエキャラがTVでおなじみの現在、その存在はすっかり市民権を得たように思っていたが、
実際に身近な人の急変を目の当たりにすると、驚きと戸惑いで冷静さを欠いた対応をしてしまうのではないか。
本作でも親友の夫の女装を見てしまったクレールは動揺を隠せず、非難の言葉を浴びせてしまう。
その後、彼の気持ちに寄り添う方向に心情が変化するのだが、妻と親友を失った喪失感を分かち合えるのはお互いしかいない、
と気付き、辛さと悲しみを乗り越えるために二人は時間を共有していく。

女装しても髭の濃さや骨格の太さは消せない。
それでも「女」になった自分に満足して純粋に喜びを感じているダビッドを見るとなんと可愛らしいことか。
正直に自分の恥部を見せ、弱さを見せ、そのうえで受け入れて欲しいと訴えること、
それができたタイミング、シチュエーションは運命としか言いようがない。
その結果が、ラストに描かれた家族の形。

舞台はフランスの地方都市か…郊外の住宅地や自然に囲まれた別荘、映像の中の緑は豊かで清々しく、複雑な心理とは対照的だ。
それからクレールとローラの幼少期を演じた少女たちの美しさ…溜息がでるほど。

音楽が、古いフランス映画のようで哀愁と懐かしさに包まれる。
劇中でクレールが囁くように歌う、ニコール・クロワジールの「あなたと共に」
(Nicole Croisille Une femme avec toi)は特に印象深い。
題材は正に現代なのに、人の心の揺れ動きを表現する部分は
今も昔も変わらないと気付かせてくれる。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オゾン監督作品大好きです。
なかでも、まぼろし、17歳、スイミングプールの3作品は何度もDVDを見てしまう程好きです。
この作品も上記の仲間入りです。(^o^)
女装に目覚めてしまい、いつの間にか女性であり続けたいと切実に感じる男性を名優のロマン・デュリスが演じています。
性同一性障害に関する世間から受ける偏見に悩みながら、今後の人生のあり方を決心していく展開です。
人の心に宿る様々な感情を表現するのが実に上手い監督だと思います。

オゾン作品にいつも起用されるフィリップ ロンビの音楽もステキです。(^o^)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月12日に日本でレビュー済み
ダヴィッドは心は女で女装癖があるけれど異性愛。
作中で「ゲイの方がまだマシ」というセリフがある通り、
ダヴィッドの性癖は誰にも理解されない。仲間もいない。
クレールはダヴィッドに理解者として見込まれるが、何度もつれなく拒否する。
ダヴィッドは世間の人に受け入れてもらおうなんてだいそれたことを思っていない。
ただ一人の理解者が欲しいだけなのにうまくいかない。
セクシャルマイノリティの孤独がよく描かれている。

それにしてもクレールの性格のキツさ。
日本人女性が海外でもてる理由がわかる。
さりげないお洒落とセクシーさはさすがだが、あまりにも気まぐれでわがままで。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月5日に日本でレビュー済み
子供のころから親友だったローラが亡くなって悲しみにくれるクレール。
残された旦那さんと幼い娘を見舞いに行くとそこにいたのは…
クレールの揺れる感情を見事にアナイスさんが演じていました。秘密を知った時の戸惑いやダヴィッドやヴィルジニアの中にローラを見たり親友が戻ったかのような喜びなどを。
ダヴィッドを受け入れてくれたクレールさんはやさしいですね。ダヴィッドもクレールさんがいなかったらどうなったかわかりません。
ふたりで化粧したりおしゃれしたり買い物したりしたシーンがとても楽しそうでした。
だんだん美しくなっていくヴィルジニアには驚きました。
リュシーはいい子に育っていたし3人で手をつないで帰るラストがよかったです。未来は明るいですね。
2016年3月12日に日本でレビュー済み
ドラマチックな音楽がとても素晴らしく、冒頭の回想シーンはうっとりしてしまいました。この監督の前作「17歳」の方はもっと良かったんですが、本作の音楽もどうして最高です。サントラが欲しくなる事うけあいです。

内容ですが、最初こそエキセントリックなテーマに好奇心を刺激されながら鑑賞していました。ケイティ・ペリーの曲に乗せてショッピングを楽しむシーンでは、さながら「プリティ・ウーマン」を髣髴する様で、高揚感を覚えました。しかしその後は終始虚しさが画面から伝わって来るのを感じて止みませんでした。所詮は決して女になれない男と女の“女友達ごっこ”だからです。

フランソワ・オゾンの作品て「スイミング・プール」もそうでしたが、一貫して観客に一泡吹かせると言う哲学がある様に思います。今回も何だか複雑な展開を辿り、ちょっと疲れました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月25日に日本でレビュー済み
幼い頃からの親友ローラ(イジルド・ル・ベスコ)を亡くし、悲しみに暮れていた主婦クレール(アナイス・ドゥムースティエ)。
ローラの夫・ダヴィッド(ロマン・デュリス)と生まれて間もない娘の様子が気になり二人の家を訪ねると、
ローラのワンピースを着て娘をあやすダヴィッドの姿。
クレールは、ダヴィッドを“ヴィルジニア“と名付け、夫・ジル(ラファエル・ペルソナ)に嘘をつき、「女友達」として絆を深めていく。
しかしクレールは、ヴィルジニアが「男」であることに直面する・・・。

人間は男性であろが、女性であろうが、刺激と喜びを与えてくれる相手を求めてしまう。
これは不変であるような気がする。
クレールは、夫よりも「男に許されない事を全てやりたい」とパリジェンヌのように美しく着飾ったヴィルジニアにそれを感じていたのかもしれない。
そういった意味では、男性も女性も相手に刺激と喜びを与える努力を怠ってはいけないということを改めて感じた。
もっとも、男性が女装する姿は生理的に苦手なので、ダヴィッドのヴィジュアルは少々きつかった・・・。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート