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ジャン・シベリウス:交響曲全集[Blu-ray, 3Discs]

4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

フォーマット Blu-ray
コントリビュータ ハンヌ・リントゥ, フィンランド放送交響楽団
稼働時間 9 時間 44 分

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商品の説明

《Blu-ray1》1.交響曲 第1番 ホ短調 Op.39/2.交響曲 第2番 ニ長調 Op.43/3.交響曲 第3番 ハ長調 Op.52
《Blu-ray2》1.交響曲 第4番 イ短調 Op.63/2.交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82/3.交響曲 第6番 ニ短調 Op.104
《Blu-ray3》1.交響曲 第7番 ハ長調 Op.105/2.ドキュメンタリー「シベリウス,リントゥと7つの交響曲」 ナレーター:ハンヌ・リントゥ/3.「Sort Of Sibelius!-これがシベリウスだ! 」 トーモ・コイヴサーロによるフィルム・バイオグラフィ

演奏: フィンランド放送交響楽団/ハンヌ・リントゥ(指揮)

2015年 ヘルシンキ・ミュージック・センター ライヴ収録/収録時間:584分(交響曲…254分,イントロダクション…195分,ドキュメンタリー…58分,ボーナス…80分)/音声:フィンランド語 《Blu-ray》フィンランド語 ステレオ2.0,dts-HD Master Audio 5.0/字幕:英, 独, 仏, 韓,
日本語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/《Blu-ray》二層50GB×3 1080i High Definition

『シベリウス生誕150周年記念リリース』!
各々の交響曲の前には、30分ほどのリントゥによる作品についての多面的なレクチャーが挿入されています。シベリウスをはじめとしたフィンランドの作曲家について、またフィンランド音楽の伝統と現代までの広範囲に及ぶリントゥの語りは、シベリウスを聴く歓びを一層盛り上げてくれることでしょう。もちろん各々の交響曲の演奏は素晴らしく、脈々と続くシベリウス演奏の伝統を受け継ぎつつ、新たな視点も加えるという、いかにも「現代音楽」に強いリントゥならではのシャープな指揮姿は、一見の価値あるものです。また、別に添えられたドキュメンタリーでは、更に深くシベリウスの音楽と内面を掘り下げていきます。映像ではシベリウスの生涯を追いながら、フィンランドの歴史、風景、また彼に影響を与えた人や土地を紹介することで、彼が辿った音楽的歴史を肌で感じることができるはずです。彼の7つの交響曲には、一人の人間のさまざまなステージにおける信条があり、また彼の本質を顕すものでもあります。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 899.99 g
  • EAN ‏ : ‎ 4945604317979
  • メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray
  • 時間 ‏ : ‎ 9 時間 44 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/11/25
  • 出演 ‏ : ‎ フィンランド放送交響楽団, ハンヌ・リントゥ
  • 販売元 ‏ : ‎ Arthaus
  • ASIN ‏ : ‎ B016E201P6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 3
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 これは良かったと思います。演奏もシベリウスの国らしい透明感が
あるし大変いいです。追加の映像が充実した解説のようで思ったより
わかりやすくて、その点がさらによいと評価しています。。
 中身が約9-10時間(音楽+追加の映像)と盛りだくさんなので、
レビューがちょっと長くなってすみませんが、思ったより良かったので
書きました。

 シベリウスの交響曲全集(全7曲)を買いました。
有名な2番、あと5番、1番くらいまでは選択肢が多いのですが、
それ以外は聞く機会が少ないです。マイナーな曲はCDでも録音が少なく
選択肢も少ない上に、組合せがばらばらで、うまく選べないし
考えて買おうとしてもダブりも多くなってしまいそうです。
そういったことから、次は買うなら交響曲全集(全7曲)をと考えていました。
(2番、5番はダブりでもいいし、演奏家による違いも見ることにして。)
 2-3年前にはシベリウスの交響曲全集といえばCDしかなくて
でもCDならちょっと古いけど格安の盤もあってそれかなと考えていました。

 とはいえできれば映像のついたDVDまたはブルーレイがほしかったところです。
(元々凝った音響効果にはあまり興味はなかったのですが)、最近は、
映像つきの名演を中心に聴きたい(見たい)という嗜好に変わってきたので。

 最近見直したら、ラトル-ベルリンフィルのブルーレイが出ていました。
その時はこれにするつもりでしたが、でもシベリウスは秋から冬に聴きたい。
もうちょっと待っていて秋になって買おうかと思ってもう一度見たら、
今度はこの演奏、ハンヌ・リントゥ-フィンランド放送交響楽団の全集が
出ていました。
 フィンランド放送交響楽団は有名ですがリントゥは
まだ日本ではあまり知名度はないように思います(私の知識では)。
しかしながらこのコンビで2015年には日本に来て公演をやってくれていて、
NHKの収録、放送で見ましたが、名演でかつオールシベリウスプログラム
だったこともあって私はこの指揮者にも親しみがありました。
 これにしました。これはブルーレイかDVDかが選べます。
都合によりDVDのほうにしました。(ブルーレイは違うページに
違う商品として出ていますが内容は同じだと思います。)

 買ったDVDは輸入盤です。制作会社はオーストリア(だと思います)。
それに日本語のラベルを1枚追加してかぶせて売る、という
よくある輸入盤のパターンです。今年(2018年秋ころ)にamazonでは
売られ始めましたが、現地(オーストリア)での発売は2015年だそうです。
 解説書は日本語はありません。見たところ、英語、フランス語、ドイツ語
の3つのようです。
 しかしながら下記の解説の映像に日本語の字幕もついています。
実際にはこれで十分行けます。しゃべっているのはフィンランド語らしい
のですが、字幕は英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語、
(字幕なし)、から選べます。ちょっと残念なのは字幕が重たいせいか、
通常の再生では問題ないのですが、逆転再生とか高速でサーチとか
やると字幕が出ません。(出せないうちに次に行ってしまうのかも。)

 ちょっと余談ですが、ディスクを入れたら、まず海賊版の警告等が出て、
そのあと、リントゥの写真と「 SIBELIUS 」 「 LINTU 」と書かれた
静止画になり、シベリウスらしい音楽が曲の途中から流れます。
しばらく待っても変化がなく、ところが高速再生とか一時停止とかを
やろうとすると、できません。、一瞬「うまく再生できない、
ディスクが悪いか?レコーダーが悪いか?」と思えていました。
しばらくあれこれやって、やっと何かのタイミングに、
これが「メインメニューの画面(BGM付き)」だということが
わかりました。大きな字の「 SIBELIUS 」「 LINTU 」と書かれた
部分の上側と下側にわりと小さい字で書いてあるのがメニューでした。
そこから選んでクリックするとOKです。

 まず「Subtitle」から「日本語」(字幕の選択)を選びます。
挿入して再生するたびに選ばないといけませんが、まあ仕方ないですし、
音楽だけ聴くときは選択しないで進めると 英語 の字幕が出て
きますが(多分)これでも差支えありません。
 そのあと聞きたい・見たいところを選んで進めます。

 このDVD(ブルーレイも)は音楽以外の追加の映像がなかなか良く
(私としてはですが)、買ってみて思ったより良かったです。
 音楽部分が全体で254分(4時間14分)、それ以外の映像等が
全体で333分(5時間33分)あります(但し一部ダブりあり(下記))。
 この映像部分は買うときはそれほど期待はしていなかったのですが、
想像以上になかなか良かったので、先にこれについてレビューを書きます。

 映像部分(曲以外の部分)は大きく分けて4つあります。
1.ドキュメンタリー調の解説。1曲あたりで7-8分程度。
 各曲の時代背景などを昔の映像と最近のロケで解説していきます。
ナレーターはなんとリントゥで、フィンランド国内はあちこち
ゆかりのある場所、たとえばアイノラ(シベリウスの元自宅)も
何度か出てきます。
 しかもリントゥは良く知っています。1度は、こんなことまで
わかっているのか、と細かい点が出てきたところもありました。
シベリウスの研究者かと思うくらいですが、そうなのかもしれませんし、
あるいはフィンランドで有名な音楽家は仲間同士の情報交換で
シベリウスのことはこれくらは知っているのかもしれないですね。

 あと、海外もシベリウスゆかりの地で、ベルリン、ウィーン、
イタリア、スウェーデン、が出てきます。リントゥはカフェなどで
解説や時代背景を話したり、街を歩いてナレーションをかぶせたり
しています。この海外ロケはリントゥの演奏旅行の折にカメラも
同行して収録されたものかと思います。ウィーンとイタリアは
オーケストラを伴っての海外公演らしく、ウイーンは
ウィーン楽友協会ホールで、イタリアは地方都市(?)(ローマ
やミラノではなさそう)で、それぞれ楽団が演奏している場面も
短時間(一瞬ですが)映ります。
ベルリンはフィルハーモニー(ベルリン・フィルの本拠地のホール)
でのリハーサル映像が出てきます。ベルリン・フィルにリントゥが
客演指揮をしたのではないかと思われます。ストックホルムは
楽団はよくわかりませんでしたが客演指揮か? こういった映像
をちょこっとずつはさみながら現地の映像で解説を進めて行って、
作曲に至る背景が大変わかりやすかったと思います。
さらに、「交響曲全集」なのでシベリウスの作風が年代とともに
変わる様子もわかります。いままで通常のCDやDVDに
ついている文章の解説に比べて格段に良かったと思います。

 ところでリントゥがフィンランド放送交響楽団の常任指揮者
を務めているのは2013年からだそうですが、交響曲全7曲の収録は
2015年と書いてあって、1回ではないはずですが短期間に
シリーズで演奏されたと思われます。さらに、これだけの海外公演、
解説ドキュメンタリーのナレーター、となかなか意欲的な
作品だと思います。EU域内は渡航がしやすいということは
ありますがそれでも意欲的な旅だと思います。
 ちなみにこのあと2015年には日本にも来て公演しています。

2.楽曲の解説、1曲あたり20分程度。
 指揮者のリントゥと、母国の人らしい作曲家との対談形式で、
楽曲の解説をしています。主に作曲家のほうが質問を投げかけて
リントゥが答えてという形式の会話が多いです。動機などの
短いフレーズは、通常の解説パンフレットなら文章での説明か
短い楽譜などかが出るところですが、ここではリハーサルの映像
(一部に楽譜も)という形で、動画(映像)というメリットを
使って今までのものよりわかりやすいと思います。

 この1.と2.で1曲当たり30分弱あります。7番のように
短い曲では解説のほうがちょっと長いくらいです。
1.と2.は各曲の前についています。
3.と4.はそれ以外にまとまってついています。

3.ドキュメンタリー調の解説。
 これはなぜか1.とほとんど同じです。90何パーセントかは
同じ映像を使っていますが、全くのコピーではなくて
あちらにあってこちらにはないとかその逆とかという
短いカット(シーン)もあります。結局両方見てちょっと損した
気分ではありますが、なぜこんなものを入れたのかはよくわかりません。

4.ドキュメンタリー調の短編。
 いくつかのテーマについて、シベリウスの人となりを紹介した
ドキュメンタリーというか短編映画みたいな映像です。ここには
リントゥは出てきませんで、どこかの制作会社で作られた
もののようですが、これはこれで曲が作られた背景等が別の見方で
わかりやすく紹介されていました。(テーマは8つありました。)

 これら1.~4.が合計で上記の時間入っています。
演奏の良さとともに私はこの解説映像でいろいろ知ることができた
ので、買ってみてこれが良かったと思いました。
 人によっては、解説は要らない、単純に素直に音楽を聴く、
という人もいると思います。そういう方には純粋に演奏の良さのみで
比較することになりますが、こういった解説があればほしいと
いう方にはさらにお勧めできると思います。もちろん、交響曲全集
ですからシベリウスが好きな人が買うだろうというのは前提ですが。
 シベリウスは「解説は不要」「純粋に音楽を聴いてほしい」と
いうタイプだったようで、解説映像の中でそう紹介されていました。
しかしながら一般に指揮者は作曲家がどういう状況なり気持ちなり
で作曲したかということを知りたいし、作曲家の人となりを
よく調べているという話しをよく聞きますので、やはりいい解説は
あったほうがいいと思います。

 演奏は、作曲家の母国フィンランドの有名なオーケストラで
さすがに、これがシベリウスなんだなあと好感が持てます。
音が、どうということはうまくは書きにくいですが、シベリウスで
自然で聴きやすいのはたしかにこの音の感じです。
透明感が強いとよく言われますが同感です。
ロマン派、国民楽派の時代ですし盛り上がるところはうまく
盛り上げてくれますが、節度は持って、どちらかというと
全体には自然に流れているように感じました。シベリウスは
自然の音を大事にした人なので、母国の楽団の方々が
うまくそういった音を出してくれているように思います。
 1つ、この演奏でも木管が2本(2人)の2管編成です。
ひところは倍管といって木管が4本、という大編成で演奏するのが
はやっていた頃がありました。弦や金管もそれに見合って
増強されていたかどうかはわかりませんが「倍管」という言い方
からは単純に全部を2倍したのでもなさそうで、木管を2倍で
壮大さを重視した演奏が行われていたようです。(日本の昭和の
ころですが。)
 でもシベリウスが求めるのはもっと自然な音、という意見が
特にフィンランドの指揮者などから出てきて、楽譜通りの木管2管
編成が徐々に増えてきて、今はこれが主流だと思います。
そういう意味でも作曲者の楽譜に沿ったかつ自然さが出る(と思われる)
2管編成でこの演奏もなされています。

 もう1つ気づいたことは、このホールはステージの床が他より
白いなあと思いました。フィンランドですから木材はいいものが
たくさんあると思いますので、こういう見え方にしたいという考えで
設計されたものと思います。(これで良い悪いということは
特にはありませんが。)

 他の演奏と比較できるのは交響曲第2番くらいですが、
第2番は組合せとか諸々の理由でダブりやすく、CDとDVDだけでも
4-5種類の指揮者、楽団の演奏で聴きました(他の作曲家のものに
比べて突出して多いのですが)。いずれもいいい演奏で時々聴いて
いたのですが好みという点では何となく好みに合わない点も
あったりしていました。ところがこのリントゥとフィンランド
放送交響楽団の演奏は音もシベリウスらしい気がするし流れも自然で
今感じるところではこれが一番バランスが良いと思います。
 映像がついているので見ていると、かなり力のこもった指揮ぶり
に見えますが、聴いている印象はその割に流れがいいいと感じました。
自然でゆったり感じます。
第2番は時間を見ると曲の部分のみでは約45分と
多少長めの演奏でしたが、時間を見なければそれよりはすんなり
進んでもっと短いと思っていました。流れをうまく表現して
いるようだと思います。
 まあ母国の一流のオーケストラと指揮者の演奏ですから
素人が細かいことを言うのもどうかなという気がしながら
書いていますが。
 交響曲全集は本来はマイナーな第3番、第4番、第6番などを
聴きたいと思って買ったのですが、第2番も気に入ったのも
うれしいことの1つでした。
 (こうなるとラトル-ベルリン・フィルのも比べてみたいですが、
両方買うのは高すぎるので次は別の作曲家のものにすると思います。)

 ちなみに、ここでも日本人が活躍しています。
最近は世界各国の著名オーケストラでもたいていは日本人も
団員としてよく見かけます。一部は主席奏者
(バイオリンならコンサートマスター)を務めている人も見かけます。
(顔つきなどだけでは韓国人や中国人と区別がつきにくいので
はっきり日本人とは言えない場合も多いですが。)
 この楽団も大きな楽団で交代で演奏しているため
全部の曲で出ている人はいないと思いますが
わかった範囲で参考に書きますと、
 交響曲第5番でフルートを、主席の席で演奏している男性は
日本人ではないかと思います。このDVDだけからは
はっきりとは言いにくいですが、日本公演(2015年)のとき
の様子からこの方は日本人だと思います。
 それと、交響曲第2番、3番、4番でトランペットを
演奏している女性、第3奏者の席の方(3番、4番では
トランペットは2本で第2奏者)ですが、この方も日本人です。
同様に日本公演のときの様子からなのですが、そのときは
放送では楽団員の一部2-3人にインタビューもしていて、
この方はインタビューに応じていて日本語で話していましたし
お名前もカタカナではなく漢字で紹介されていました。
交代で演奏しているので一部の回しか出演されませんが
日本公演のときはお二人とも来日メンバの入っていました。
皆さんの今後のご活躍を期待しています。

 長くなりましたが、シベリウスの、マイナーな交響曲も含めて
いろいろ(一通り)聴くのならお勧めできます。特に、
母国フィンランドの指揮者、楽団をご希望の場合や、
少々高いけど映像付きの演奏が良い方、豊富な解説映像が
日本語字幕付き、などに興味があるかたには一層お勧めできる
と思います。
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レポート
2021年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お勉強が好きでない小生は、レクチャーを除いて演奏部分のみを視聴しています。
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