司会にタモリをむかえ、地球が秘める脅威のパワーに迫る! !
大気と海、そして地下のプレートやマントルの大循環など、地球に備わるダイナミックな変動メカニズムから、将来起こりうる巨大災害 MEGA DISASTERの脅威に迫る大型シリーズ(全5回)! !
番組ではダイナミックな変動メカニズムを地球が抱えた巨大なエネルギーを分散させるための“大循環の仕組み"ととらえ、それを目に見える形にしていきます。また「異常気象」「スーパー台風」「巨大地震」「火山大噴火」「豪雨」をテーマに将来起こりうる人知を超えた巨大災害の仕組みをひもとき“地球大変動"の時代に人々はどのように生き抜いていけばよいのかを考えていきます。
【司会】 タモリ 上條倫子(NHKアナウンサー)
【語り】 武内 陶子(NHKアナウンサー)
【音楽】 和田貴史
【内容】
2014年、西日本の太平洋側では平年比301%の史上最多の雨が降り、全国的にも記録的な大雨によって土砂災害や水害が相次いで発生した。
最新の研究から、日本列島に流れこんだ大量の水蒸気(暖湿気)が大雨を引き起こしていたことが明らかになってきた。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、地球温暖化が進行することで、豪雨は今後さらに激化していくと指摘している。
激しさを増す豪雨にどう備えるのか。気象庁は今年10月、2分半間隔で従来の4倍の解像度で雨雲を捉える次世代気象衛星を打ち上げ、試験観測を開始する。
科学者たちは新たなレーダーを使って、発達する雨雲を従来の100倍の精度で観測し、局地豪雨を事前に予測しようと研究を加速させている。
番組では、地球規模の大気と海の異変から日本を襲った今年の異常気象を徹底的に解明。
激しさを増す豪雨に私たちは、どう備えればよいのかを考えていく。
■BOX封入特典: 解説書
○2014年8月 ~11月 NHK総合テレビで放送
ドキュメンタリー/セル/73分/1920×1080i Full HD/ステレオ・リニアPCM/一層/カラー/日本語字幕付