1974年のデビューから今なお精力的に活動を続けているカナディアン・プログレッシヴ・ロック・バンドの雄、ラッシュによるデビュー30周年記念ツアー“R30"を収録したライヴ映像が国内盤初Blu-ray化! 前回DVDリリース時には未収録だった8曲を追加し、ライヴ本編が3時強、ボーナス映像が2時間強とトータル5時間を越えるフル・ボリューム/コンプリート・ヴァージョンで再登場! 【日本先行発売/日本語字幕付き】
2012年にリリースされたアルバム『クロックワーク・エンジェルズ』が好セールスを記録、デビュー40周年を目前に控える現在もなお音楽的な進化を続け、後進のミュージシャンにも多大な影響を与えているラッシュ。本作『R30 ラッシュ30thアニヴァーサリー・ワールド・ツアー』はデビュー30周年記念となる2004年に行われた“R30"ツアーより、9月24日、フランクフルトのフェスタハレにて行われたコンサートの模様を収録したタイトルである。2005年11月に2DVD+2CDのボックス・セットとしてリリースされていたが、今回ブルーレイ・ディスクにてリイシューされることとなった。今回の再発にあたり、オリジナル版に未収録だった 「ブラヴァド」、「YYZ」、「ザ・トゥリーズ」、「ワン・リトル・ヴィクトリー」、「シークレット・タッチ」、「レッド・セクター」、「ラ・ヴィラ・ストランジアート」、「岩山の貂」の8曲を追加し、コンサート全編を完全収録した仕様になっている。『ラッシュ・イン・リオ』、『スネークス・アンド・アローズ・ライヴ』、『タイム・マシーン・ツアー2011』はいずれもコンサート全編を完全収録しているが、これで本作も同様の仕様となるのがうれしいところだ。
“R30"ツアーは2004年5月から8月にかけて北米を、9月から10月にかけて欧州を回る全58公演が行われている。本作をシューティングしたフランクフルト公演は53公演目にあたり、ツアー終盤のよりタイトにまとまったパフォーマンスを堪能できると言っていいだろう。このツアーに先駆けてリリースされたミニ・アルバム『フィードバック』は、デビュー前の彼らが影響を受けた、主に60年代のアーティストの楽曲をカヴァーした、彼らにしては珍しい企画色の強い作品となっている。このツアーでももちろんこの作品に収録された楽曲がいくつか取り上げられており、やはり彼らの他のツアーとは異なる、“ロックンロール・バンド"としてのラッシュという意外な一面が観られるのも興味深い。また、冒頭には彼らの30年史をコンパクトにまとめたメドレー「R30序曲」も演奏されており、ここでしか観ることのできないレアなパフォーマンスも満載である。
誰にも真似できない超人的なテクニックとアンサンブル、そして巨大なセットを駆使したエンタテインメント性あふれるステージはまさにラッシュならではのもの。高精細の画質で彼らの緻密なパフォーマンスをじっくり鑑賞できるという点でも、 本作のブルーレイ仕様はまさに待望リリースと言えるだろう。最も特異にして究極のバンドによる最強のパフォーマンス。もちろん全ロック・ファン必携なのは言うまでもない。
【ボーナス映像】
<インタビュー集>
1979年:ゲディ・リー インタビュー
1981年:メンバー インタビュー
1990年:“アーティスト・オブ・ディケイド" メンバー インタヴュー
1990年:“アーティスト・オブ・ディケイド" アレックス・ライフソン インタヴュー
1994年:CBC ジュノ・アワード 授賞式
2002年:ゲディ・リー & アレックス・ライフソン インタビュー
<ミュージック・ビデオ/ライヴ/アーカイヴ集>
夜間飛行
ファインディング・マイ・ウェイ
イン・ザ・ムード
サーカムスタンシズ
ラ・ヴィラ・ストランジアート
フェアウェル・トゥ・キングス
ザナドゥ
ザ・スピリット・オブ・レイディオ(サウンドチェック)
自由意志
クローサー・トゥ・ザ・ハート
【仕様(予定)】
収録時間:本編約182分 ボーナス映像約126分 / 日本語字幕付 / 日本語解説付 / トールケース仕様
音声:ドルビー・デジタル ステレオ / ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド / DTS-HD マスター・オーディオ
画面サイズ:16:9 / 4:3