【Amazon.co.jp限定】フィギュアなあなた 豪華版ブルーレイBOX(特典DVD2枚つき3枚組) [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray |
コントリビュータ | 竹中直人, 石井隆, 佐々木心音, 柄本佑, 壇蜜 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 3 時間 42 分 |
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商品の説明
鬼才・石井隆が描く、悲しくも儚いファンタジック・ラブロマンス
■豪華特典ディスク2枚つき! 未公開メイキング映像が収録されたディスクはAmazon.co.jp限定!
佐々木心音スペシャル・フォトブックつき&石井隆監督による描き下ろしBOX仕様!
限定配信したメイキング映像の総集編に、撮影風景メイキング、そしてAmazon.co.jp限定公開映像を収録した120分以上2枚組に渡る特典映像DVDつき。
佐々木心音の未公開写真フォトブック(16P)つき、石井隆監督描き下ろしBOX仕様!
■主演に、若手演技派・柄本祐、ダンサー役に壇蜜、石井隆監督作品には欠かすことができない竹中直人など、豪華キャストが集結!
主演は『美しい夏キリシマ』でデビューするや多数の映画賞を授賞している若き演技派、柄本佑。
孤独な青年を人間味たっぷりにリアルに演じる。
さらには、石井隆作品になくてはならい存在、竹中直人。
そして今話題沸騰中の壇蜜が出演。
異色の豪華キャストとスタッフが集結!
■歌、TVドラマ、舞台とマルチな活躍を見せる佐々木心音 が映画初出演にして初ヒロイン!
今回が映画初出演となる、佐々木心音。
大竹しのぶ、余貴美子、夏川結衣ら、名女優を飛躍させた石井監督が新たに女優として開花させた新生ミューズ。
ファンタジックでミステリアスな美少女フィギュア・ココネを魅力たっぷりに演じる。
■幻想的な映像美、迫力あるアクションシーン。
美少女フィギュアが孤独な青年を救う、いまだかつてないファンタジック・ラブロマンス。
廃孤独な青年が出会った一体のフィギュア・ココネ。ココネは驚異的な強さで青年を救い、二人は幸せに暮らし始める。これは、夢か、現実か―。
■鬼才・石井隆監督最新作!
原作は石井隆監督の短編コミック「無口なあなた」。
【収録内容】
DISC1:◎本編112分 ◎劇場版予告編
DISC2:◎撮影の舞台裏 ◎配信映像総集編(計80~90分)
DISC3:◎Amazon.co.jp限定未公開メイキング映像(計30~40分)
【封入特典】
□アウターケース(石井隆監督描き下ろし仕様)
□佐々木心音の未公開写真フォトブック(16P予定)
■ストーリー
リストラされ、ドン底に陥った孤独なオタク青年・内山。
やけ酒のはてにたどり着いた歌舞伎町の廃墟ビルで、人間の少女のような美しいフィギュアを発見する。
フィギュアに気をとられるうちにトラブルに巻き込まれてしまった内山は、ヤクザに殺されそうになる。これで最期かと思った瞬間、美少女フィギュアが起き上がり、まるでサイボーグのような強さであっという間に敵を始末してしまう。
朝になり、気絶していた内山は、夢だったのか妄想なのか理解できないまま、フィギュアを連れ自宅へと戻った。
そして、内山は少女フィギュアを“心音=ココネ"と名付け、一緒に暮らし始めるのだが-。
※デザイン、商品内容、仕様等は変更の可能性があります。ご了承ください。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 220 g
- EAN : 4988111145130
- 監督 : 石井隆
- メディア形式 : Blu-ray
- 時間 : 3 時間 42 分
- 発売日 : 2013/10/25
- 出演 : 柄本佑, 佐々木心音, 壇蜜, 竹中直人
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B00EDHTKAM
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,288位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,263位日本のラブロマンス映画
- - 1,383位日本のエロス映画
- - 52,127位ブルーレイ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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結局はマネキンが恋人代わりの主人公だったのかな?
今回は、失われた20年の世代の象徴としての、一人の青年が主人公である。
上司や同僚からは相手にされず、会社からリストラされ、自棄酒を飲んで、夜の街をさまよう。
かつての石井作品において、1990年代以前には、ときに女性は、男性を救済する天使となれることもあった。
しかし、そのような幻想の全ては男の一方的なものであり、今では、打ち捨てられた廃棄物のようなものに、変わり果ててしまった。
現代における生身の女性とは、もはや男性にとって理想の対象とはなれず、仕事上のライバル、風俗嬢、もしくは暴力的な存在でしかない。
そのようにして、追い詰められた青年が、夜の廃墟の中で見つけた一体の人形だけが、彼の心の支えとなる。
天使に化身したドールが夜空を舞うシーンは、この映画のクライマックスであり、美しくも哀しい。
佐々木心音さんは、命を与えられたフィギュアを、見事に演じきっていると思う。
もっとも、この物語はいわば現代男性の心象風景のようなものなので、女性が観ても、共感できるものといえるかどうかは、分からない。
私がこの作品から受け取ったメッセージは、主に二つある。
一つは「生とは死に至るまでの一瞬の夢のようなもの」ということ。
そして「価値を信じて今を生きているあなたの存在こそが大切」という語りかけである。
生と死、現実と妄想、リアルとフィギュアなど、様々な二項対立を自在に入れ替えることで構成される、優れたR18ファンタジー作品になっている。
しかしながら、両主演俳優の演技が鮮烈です。柄本祐は、ぐでんぐでんに酔ってくだを巻く演技が光ります。あたかも渥美清を見ているような気になりました。お父さんの柄本明と渥美清はよく共演してましたし、影響を受けているのかもしれませんね。素晴らしい演技でした。佐々木心音もとても魅力的な女優です。『いま、幸福について語ろう』収載の宮台真司との対談を読んだ時にも彼女の凄まじい魅力を感じましたが、実際の演技を見ると度肝を抜かれます。彼女以外にこの役をこなせる女優はおそらく今の日本にはいないでしょう。それくらい、芯が通った役者にしか出来ない演技でした。
結局死ぬときには良かったて。